iTunes 4.5を使ってみた
iTunes 4.5を早速インストール。いろいろ使ってみたのでプチレビュー。
今回のアップデートはどちらかというとアップルミュージックストアとの親和性がより高くなったアップデートと言えるだろう。
ソングリストのアーティスト名、アルバム名、曲名の右側の矢印をクリックすると即ミュージックストアへ探しに行く。
現在再生しているアーティストの他のアルバムを探す際などに便利な機能である。
またプレイリストを選択して右側に表示される矢印をクリックするとミュージックストアにそのプレイリストが転送されミュージックストアに訪れた人へ公開することができる。
他人のプレイリストを覗き見するのはなかなか興味深いものがある。
さらにミュージックストアの試聴リストの曲をプレイリストに加えることができるようになった。
購入を検討するときなどに便利な機能ではあるが、日本では手も足も出ないのが残念である。
とはいうもののミュージックストアには新メニューとしてビデオクリップのコーナーができたので日本でも少しは楽しめるようになったのが救いである。(4.5以前のバージョンでも楽しめる)
閉鎖的な日本のレコード会社がアップルミュージックストアに賛同する可能性は低いと思うが、それでも期待を持って待ちますよ〜
iTunes 4.5のミュージックストア関連では無い新機能がパーティーシャッフルである。
基本的にはシャッフルなのであるが、通常のシャッフルだと次に何の曲がかかるのかわからない。
シャッフルはそれが楽しいのだが、パーティーの席などでBGMをかける際などは次にどんな曲がかかるのかわからないと困る場合もある。
例えば結婚式の二次会で葬送行進曲がかかってしまう可能性だってある。
プレイリストの「パーティーシャッフル」を選択するとライブラリまたはプレイリストの中の曲がシャッフルされ再生済みの曲とこれから再生する予定の曲が見える。
パーティのノリを見ながら「バラードは削除しよう」とリストから削除したり、「次の曲はもっとアップテンポの曲にしよう」と順番を入れ替えるなど、再生しながら今後再生予定の曲をダイナミックに変更できる。
表示されている曲全体が気にくわない場合は右上の更新ボタンを押すと今後再生する曲のリストが新しく選ばれて表示される。
まさにDJ気分でBGMのプレイを行うことが可能だ。
なかなか楽しい機能である。
また待望の曲やアルバムのリスト、CD ケースのジャケットをプリントする機能がやっとのことで搭載された。
CDジャケットとして印刷する場合、タグにジャケットのアートワークが入っていたらそれをジャケットに使用する。
複数のアルバムが入っている場合はモザイク上に配置するので美しいジャケットの制作が可能だ。
iTunesというよりQuickTime 6.5.1の機能であるApple ロスレス・エンコーダでエンコードが可能となった。
AACやMP3が多少音質が損なわれてもサイズを小さくする非可逆圧縮を使用しているのに対して、Apple ロスレス・エンコーダは音質を損なうことがない可逆圧縮を使用している。このためAIFFなどで1分10MB程度の曲が、Apple ロスレス・エンコーダでは条件が良ければ1分5MB程度に圧縮できる。
MP3やAACが10分の1程度まで圧縮できるのを考えるとたいした圧縮率では無いが、プロの世界では大変有意義な技術といえるだろう。
駆け足でiTunes 4.5を見てきたが、ミュージックストアが日本で使用できない以上、多少マイナー間があるのは否めない。
はやくミュージックストア初めてくれーーー!
あ!今アップル社長いないんだっけ?・・・
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