« Omni Graffle / Omni Graffle Professional 3.1.2J (J)登場 | トップページ | GarageBand 1.1 Update登場 »

2004/05/18

CDというメディアの終焉

輸入音楽CDに関する著作権法改正問題、コピーコントロールCD問題、最近音楽CD周辺が騒がしい。
CCCDに関してはMacユーザは全く問題なく取り込むことが可能なのであまり気にしていなかったが、輸入盤の問題はかなり怖い。
私が思うに国内CDの売り上げが減少したのは別にインターネット上でのやりとりやアジアで製造された海賊版が逆輸入されたからではなく、所有欲を満足させるだけのコンテンツが少ないだけの話なのではないだろうか?
ネット上で手に入れて満足できるような音楽は音楽史に残ることのない音楽なのだと判断して間違いないと思う。
しかし音楽産業側の最大限にコンテンツを保護したいという姿勢はわからなくもない。
結局一連の問題はCDというメディアの限界を明らかにしたのである。

「求めたのは還流阻止。CDでは他に方法がなかった」&&レコ協に聞く

という記事でも触れられているが、レコード業界の思惑はDVD-Videoと同じようなコピーガード機能とリージョンコードの導入である。
ようはDVD-AudioやSuper Audio CDなどのメディアにこれから移行していくのであろう。
「輸入CDはこれまで通り販売してゆく」と各社が声明を出してもそれはCDの話。
新しいメディアになったら「そういう仕様となっていますから」となるに決まっている。
「新しいプレーヤーを購入しなければならない」という意見があるかもしれないが、レコードからCDへの移行は無理!」といわれた時代にCDへの爆発的なメディア移行が起こったことを考えたら、DVDプレーヤーにDVD-AudioやSuper Audio CDの機能が付けば、意外に簡単に移行できるのではないだろうか。
もちろん標準を24bit 96KHzサンプリングとすることで音質も遙かに良くなる。

ただ輸入盤を買うことはできないし、コピーできないのでiPodに入れて持ち歩くこともできない。
音楽を持ち歩きたければSuper Audio CDウォークマンを購入しなければならない。
将来、リッピングソフトの開発者が逮捕されたことが新聞紙面をにぎわすことになるだろう。
もちろんリージョンフリープレーヤーを販売した業者も逮捕。
音楽ソフトの容量が大きすぎてダウンロードできないためiTunes Music Stoerは事業中止なんてことも考えられる。
洋版の新譜は出しても売れないので洋楽事業部を解体するレコード会社が続出したりして。
海外では10ドルで買えるコンテンツが日本では再販制度に保護されているため3600円で販売される。

以上のことはあくまで私の空想である。
しかし「こんなことは起こりえない!」と言える人いますか?

レコードからCDに変わった時代、好きなアーティストのCDを買い直しまくった。
それはいまでも続いている。
場合によっては「リマスタリング」で再度買い直し、「メンバー直接監修によるリマスタリング」で買い直し、「未発表音源収録」で買い直し、「オリジナル紙ジャケを完全再現」で買い直し・・・・すっかりメーカーの思惑に乗ってしまっている。
それが「Super Audio CDによる24bit 96KHzサンプリングによる前人未踏の超高音質!! オリジナルエンジニアによる5.1チャンネルミックスダウンを実現!!」なんて書かれたらまた買っちゃうんだろう。
そんなこと起きないと思ってる?

実はもう徐々にではあるが始まっているのである。
Pink Floyd / 狂気 Dark Side Of The Moon
もちろん私はといえばSACDプレーヤー無いにもかかわらず買っちまいましたぜ・・・

|

« Omni Graffle / Omni Graffle Professional 3.1.2J (J)登場 | トップページ | GarageBand 1.1 Update登場 »

エンターテイメント」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/29792/611817

この記事へのトラックバック一覧です: CDというメディアの終焉:

« Omni Graffle / Omni Graffle Professional 3.1.2J (J)登場 | トップページ | GarageBand 1.1 Update登場 »