iTunesを高品位なサウンドで楽しむ
「『iPod』のシャッフル再生で音楽の聴き方が変わる」の記事でシャッフルの楽しさを紹介したが、実は私はiPod以前、ナカミチの7連奏CDプレーヤで同じようなことをやっていた。
CD7枚はiPodに比べるとたいしたこと無いのだが、なにせ最近買ったCDを入れておくことができ、いつでも聞けて、CD切り替え時に多少時間はかかるもののシャッフル再生までできてしまうのは非常に嬉しかったものだ。
ただ一つの難点は7連奏のメカニズムがよく壊れること。
それに比べてiTunesは快適そのものである。
所有しているすべてのCDをMac無いに取り込んでいつでも再生することができるのだから嬉しい。
巷ではCCCDについて議論されているようだが、MacだとCCCDも全く問題なく取り込むことができるので私にとっては影響がない。
私は聴きたいCDはすべて購入するようにしているので、自己使用の範囲で法的にも問題ないだろう。
さてこうして取り込んだアルバムをiTunesで再生するのに皆さんはどうしているだろう。
私はSONYのAVアンプTA-AV9000でYAMAHAのNS-10M+サブウーハーをドライブしたオーディをシステムにMacを接続して再生している。
両者ともかなり年代物だがそこそこの音色ではなってくれている。(実は買い換えたいのだが・・笑)
ただMacに限らずパソコンのオーディオアウトをオーディオシステムに接続してガッカリした方も多いのではないだろうか?
これはパソコンに内蔵されているD/Aコンバーターやアナログアンプがチープだからに他ならない。
低価格に制作しなければならないパソコンにとってオーディオ回路は所詮オマケにすぎないのだ。
ではどうすればよい音でならすことができるのか?
答えは簡単。
パソコンに内蔵されているD/Aコンバーターとアンプを使用しなければよいのである。
私はオーディオシステムにMacを接続するにはROLANDのUA-5を使用している。
UA-5はUSBオーディオインターフェースだが、高性能のアナログマイクアンプやデジタルオプチカルアウトプットを装備した高機能のオーディオインターフェースである。
このオプチカルアウトプットをTA-AV9000のオプチカルインプットに接続することで、MacのD/Aコンバーターとヘッドホンアンプを介すことなく、オーディオシステムに接続することができる。
オーディオシステムの多少高品位なD/Aコンバータとアンプに任せることでかなり音質的には良くなるのだ。
同じ音源をオリジナルCDとiTunesに取り込んだ状態を聞き比べた結果もかなり良い線いってる。
曲によって多少ざらついた感じがあるものもあるが、聴くに堪えないというものではない。
ちなみにオーディオシステムにオプチカルインプットが無い場合でもUA-5ぐらいのクォリティーになるとかなり良い音で鳴らしてくれる。
我が家ではUA-5のアナログアウトにBOSEのMM-2を接続して深夜用に愛用している。
オーディオシステムを持っているにもかかわらず、なぜかパソコンにはチープなPC用スピーカーを接続している方は是非ともお試しあれ。
UA-5が高いという方はアナログインターフェースUA-1A、デジタルインターフェースUA-1Dという廉価な製品もある。
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