機材は大事に・・・
今日は数日前にAmazonから届いたDVDPINK FLOYDのLive at POMPEIIとThe WhoのKids Are Alrightの2本を立て続けに見た。
両方ともディレクターズカットである。
Kids Are Alrightは7月22日に国内版が出るのでそちらを購入したつもりだったのだが、どうやら間違えてクリックしてしまったようでリージョン1のアメリカ盤が来てしまった。
まあ我が家にはアメリカで大量のミュージックDVDソフトとともに、わずか20数ドルで購入したリージョン1のDVDプレーヤーがあるので見ることはできるのだが日本語字幕が無いのは少々痛い(>_<)
それにしてもピンクフロイドが、当時では考えられないほど大量の機材(今見ると少ないぐらいだが・・・)を使用して緻密なレコーディングやライブを行うのに対して、ザ・フーはライブをやるたびに機材をぶっ壊して大量に機材を消費しているのが何とも対照的である。
ザ・フーがライブの最後に機材をぶっ壊すのは当時常識になっていたのだがKids Are Alrightにはそんなシーンがてんこ盛りであきれながら見てしまった。
粉々になったギターやドラムを客席に投げ込んだり、見ていてかなりハラハラする(^_^;)
メンバー全員一番元気だった時代のドキュメンタリーだけあってメンバー大暴れである。
ロジャー・ダルトリーは歌っていないときマイクをブンブン振り回しており(お馴染みである)、ピート・タウンゼントは腕を扇風機のように回しながらギターを弾く(これまたお馴染み)これでちゃんと音が出るのが不思議である。
キース・ムーンに至ってはアクションの大きな狂気のドラミングを展開する。(いつも半笑いなのが怖い)
Won't Get Fooled Againではドンカマを聞くのにヘッドホンを使っているのだが、あまりにアクションが派手なせいかヘッドホンをガムテープで頭にぐるぐる巻きにして固定しているほどである。
他の3人とは対照的にジョン・エントウィッスルは微動だにしないし楽器も壊さないのだがそのベースはとんでもないテクニックである。
今年の夏ザ・フーは初来日を果たすが、キース・ムーンもジョン・エントウィッスルもお亡くなりになってしまっているわけで・・・2人の居ないバンドをザ・フーと呼んでいいものか・・・・
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