懐かしの海外テレビドラマ
「島全体を監視する巨大プロジェクト、米国のメイン州で計画中」という記事にあるイギリスのテレビ番組「プリズナーNo6」にハマったのは確か中学生ぐらいだったと思う。
イギリスのエージェントが辞職したとたん誘拐されある島につれてこられる。
「村」と呼ばれるその場所には普通に人が住み普通に生活しているが(同じように誘拐された人もいるようだ)、すべての行動は監視され脱出を試みたものは自動追撃システムによって連れ戻されるか殺される。
村の最高責任者であるナンバー2は彼のことをナンバー6と呼び、情報を洗いざらい話すようにさまざまな試みをする。
もちろんナンバー6は断固拒否。
「番号なんかで呼ぶな!私は自由な人間だ!」
村から脱出するためナンバー2と対決する。
まあおおざっぱにはこんな感じでチラっと拉致問題なども頭をよぎるスローリーなのだが、なにせ難解で分からないことだらけ。
「村を運営する組織は?」、「どのような情報を求めているのか?」、「ナンバー1は誰?」、「村はどこにあるのか?」、「そもそもナンバー6とは誰なのか?」、「なぜ辞職したのか?」など謎だらけでストーリーが展開する。
当時テレビでは海外ドラマが全盛の時代で、ご存じ「スタートレック(邦題は宇宙大作戦)」や「ミッション・インポッシブル(邦題はスパイ大作戦)」意外にも「アベンジャーズ(邦題はおしゃれ○秘探偵)」、「タイムトンネル」、「奥様は魔女」、「じゃじゃ馬億万長者」、「0011 ナポレオンソロ」、「逃亡者」、「アウターリミッツ(邦題はウルトラゾーン)」、「トワイライトゾーン(邦題はミステリーゾーン)」など見逃せないコンテンツがてんこ盛りで、これら多くが後にリメイクされていることから見てもどれだけ人気があったかが分かる。
しかし「プリズナーNo6」だけは子供心に他のドラマとは全く違うと直感していたようだ。
その不条理さはツインピークスやエヴァンゲリオンに匹敵する。
内容が内容だけに一般受けはしなかったようだが、NHKだから放送できたとも言える。
プリズナーはかなり昔からリメイクの噂があるがさすがにあの内容だとリメイクしようがないのか今のところリメイクされていない。
TVシリーズはDVDボックスセットも出ているので興味のある方はどうぞ。(私は買ってしまった)
なお「ページまるごとプリズナーNo6」というサイトがやたら詳しい、また本家イギリスのこんなサイトもあるので御覧あれ。
また「レトロの館」では50年代〜60年代の海外テレビドラマ一覧を見ることが出来る。
とんでもない数だが、わりと知っている番組があるもんだなあ・・・私はテレビっ子だったんだなー・・・
お!Kerria Town Diaryさんからトラックバックが!そういえば宇宙家族ロビンソンも見たなあ・・・
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