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2004/07/30

日本の音楽業界むちゃくちゃ

私は以前にもこんなことあんなことを書いたが、正直言ってiTunes Music Storeの日本展開を待ち望んでいる一人である。
その思いは皆同じなわけで、記事を読んでくれた人から「iTunes Music Storeの日本版は始まるんですか?」というメールをいただいたこともある。
まあ私は業界関係でも何でもないので私に聞かれても困るのだが「解らないけどたぶん時間がかかると思います」と返信しておいた。
なにせ日本のレコード会社、レコード流通業界、音楽制作会社、プロダクション、そして悪名高い日本著作権協会が相手である。
最近ごたごたが続いている野球業界よりもさらに閉鎖的な業界を相手に、海外の企業であるアップル1社が交渉を行わなければならないのだ。
「CCCD」に「輸入音楽CD規制」などやりたい放題でユーザー無視の姿勢は野球業界どころではない。
ユーザー置き去りの著作権攻防戦 iTunes Music Storeは始まらず、規制は世界一、パソコンやiPodにも新規課金の動き」という記事にはこんな事情が的確に書かれている。
私はMacユーザで、Macの場合CCCDであっても普通のCDと同じようにiTunesに音楽を取り込めるので知らなかったのだが以下の部分にはびっくりだ。

本来のCD規格から外れているため、プレーヤーメーカーは再生を保証していない。つまり音楽ファンは、再生装置が壊れるかもしれないという危険を「自己責任」として負わなければ、音楽が楽しめないという状態に置かれている。

 エイベックスなど多くのメーカーのCCCDは、パソコンに挿入すると自動的に専用再生ソフトのインストールを始める。この際、インストールの可否をユーザーに聞かないままレジストリーに情報を書き込むなど、信じがたい挙動をする。多くの場合アンインストーラーは同梱されておらず、レコード会社のサイトからダウンロードする。圧縮音楽データはハードディスクにはコピーされず、ディスクを挿入したときだけ再生される。

こんなひどい話ってあるだろうか?アメリカでこんな状況だったら確実に訴訟につながる。

「HDD単体やOSに課金するかどうかなど、議論が難しいのは承知している。けれどデータ用CD-R/RWは緊急の問題だし、iPodなどの携帯用音楽プレーヤーも主な用途が音楽なのだから、課金対象に含めるべきです」

・・・・もう怒る気も失せるが、iTunes Music Storeに賛同している音楽業界の人達もいるようなのが救いか。
日本でiTunes Music Storeを実現させるには、どこかの銀行の話ではないが邦楽と洋楽を切り離して考えるというのも1つの解決策のような気もする。
つまり邦楽はひとまず様子見で、アメリカのiTunes Music Storeで販売されているコンテンツの一部から開始する方法である。
私は邦楽を聞かないのでこの方法で十分なのだが、いま洋楽聞く人って少なくなってるので洋楽だけでスタートしたら「iTunes Music Store日本では大コケ」なんてニュースが流れかねない。
たぶんアップルも洋楽だけでスタートはしないだろう。

iTunes Music Storeに対抗して、ソニーをはじめとして様々な企業が音楽配信事業を開始しており、日本の音楽業界が最終的にどの方式を選択するのか、または複数の方式でやっていくのかは全く解らない。
ただ一つ言えるのはiTunes Music Store以外の方式が、シェアーの少ないMacに対応することはあり得ないと言うことだ。
がんばれアップル!

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