アテネ演出スゴ!
オリンピックの開会式の演出が凝り始めたのっていつからなんだろう?
東京オリンピックの頃って単純に「開会宣言〜選手入場〜聖火点灯」というような式典的な要素が強かったと思ったけど、ロスオリンピックあたりから式典の前にショー的要素が加わり始めたような気がする。
聖火台にどうやって火を灯すか?みたいなことが始まったのもこのころじゃなかろうか?
アテネオリンピックの開会式はすごかった。
まず水が敷き詰められたグラウンドに驚かされ、巨大な人の顔を模したオブジェが登場し幾何学模様が描かれ分解して空中を飾る造形として様々に形を変えて配置される演出には感動した。
ギリシャ神話がくるのはオヤクソクとは思うがフロート上で展開される絵巻物は圧巻だった。
選手入場の時にはグランドの水があっという間に抜かれていたのもびっくりだ。
あんなに遅れていたメインスタジアムの建築って実は仕掛け作っていたから遅れたんじゃないの?
音楽はオーケストラや軍楽隊も活躍していたが、選手入場の音楽担当がDJというのも過去になかった出来事だろう。
ギリシャの音楽家というとヴァンゲリスしか知らないのだが、炎のランナーや2002年の日韓ワールドカップのテーマで世界的にも有名だから絶対出てくると思っていたら全く出てこなかった。
動いているヴアンゲリスを見ることができず残念・・・
かわりになぜかアイスランドの歌姫ビョークが登場。彼女のホームページにはすでに開会式で歌っている写真がアップされている。
聖火点灯はアーチェリーで火を灯した演出(アトランタだっけか?)には負けるけど大仕掛けだったからよしとしましょう。
ヨーロッパ系列ってこういう演出本当にうまいよね。
1992年冬季オリンピックのフランスアルベールビルの時もそう感じた。
それに比べて日本って・・・広告代理店と芸能プロダクションの独壇場になっちゃうからなあ・・・・
さて日本は何個メダルが取れるかも楽しみだけど、閉会式もとても楽しみ〜
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