カラー液晶付きiPod登場
さんざん噂のあったカラー液晶付きiPodだが、眉唾ものだと思っていたら本当に発表された。
iPod Photoは名前の通りカラー液晶で写真を表示することができるiPodである。
音楽と同じように自分のフォトアルバムをiPodに格納し、常に持ち歩いて、サムネールから必要な写真を即座に液晶画面上に表示することが可能である。
付属のiPod Photo DockかAVケーブルを使ってテレビのビデオ端子に接続して表示させることもできるとのこと。
iTMSで購入するなどしてアルバムアートがタグに入っている曲は当然ジャケット写真も表示されるようになったし、ゲームもカラーとなった。
デジカメで撮影した素材を直接iPod Photoに転送できればよいのだが、当然ながらそれはできずBelkinメディアリーダーなどの周辺機器を使用しなければならない。(Belkinメディアリーダーでかすぎ)
またマック上の写真をiPod Photoに転送するにはiPhotoを使用するのかと思ったらiTunes 4.7を使用するらしい。
iTunesの環境設定からiPhotoなど他のアプリケーションのアルバム転送を設定できる。
私個人としてはiPodに写真を表示する必要性をあまり感じないが、写真好きのアメリカ人には結構ウケるかもしれない。
また日本でも若い子達は写真のアルバムを持ち歩いたりしているようだから結構ニーズがあるのかもしれない。
以前ジョブスは「音楽は何回も聴くが、映画は1~2回しか見ないからビデオが再生できるiPodは発売しない」というようなことを言っていたが、ビデオを映画でなくパーソナルな映像作品と考えるとiPod Photoと同じようにiPod Videoが合ってもおかしくないんじゃないの?と思ってしまうのだが・・・
「動画対応は間違い」とジョブズ氏、iPodは写真対応に」という記事では動画へのシフトをきっぱりと否定している。
「われわれの競争相手がやっていることを見ると、動画の方へと動いている。だが、動画は大きすぎ、重すぎる上に携帯プレーヤーの画面は小さい。動画は、これから進む方向としては間違っていると思う。正しいのは写真だ。(デジタル写真の増加により)皆がコンテンツを持ち、著作権を有している」
なのだそうだ。
まあまだハード的な制約で今はまだ無理、と言ったところか・・・
昔はコンピュータに写真を表示するだけでも大騒ぎだったし、ついこの前までインターネットでまともな動画なんて再生不可能だったことを思うと時間が解決してくれると言えるだろう。
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