Macユーザーは絶対安心というわけでもないらしい
INTERNET Watch記事「 Windows XP SP1は最短4分で侵入・改竄」より
Windows Small Business Server 2003、Windows XP SP1、Windows XP SP1に無償配布されているファイアウォール「ZoneAlarm 5.1」をインストールしたもの、Windows XP SP2、Mac OS X 10.3.5、Linspireそれぞれで動作しているPCを2週間放置して攻撃、進入、改竄に強いか弱いかをテストしようというものだそうです。
実験の結果、最も弱かったのはWindows XP SP1で、この環境はわずか4分のうちに侵入され、9回にわたって改竄された。また、Windows Small Business Server 2003は8時間以内に侵入・改竄された。
SP1はまあわかるにしても2003サーバも弱いとは・・・
でもやはり気になるのはMacOS Xの結果でしょう。
ただし、侵入・改竄の試みがすべて失敗に終わったからと言って安全というわけではない。Mac OS X 10.3.5の環境では侵入・改竄はすべて失敗したものの、攻撃回数は13万8,647回に達し、Windows XP SP1の13万9,024回に匹敵するほどだった。侵入されるまでに至らなかったのは単に攻撃者がこのOSを対象としていなかったからに過ぎず、もし攻撃者がMac向けの攻撃コードを利用していたなら、確実に侵入が成功していたものと考えられるという。
とのことでMacOSがセキュリティー面で特に優位というわけでもないようです。
ウイルスにしても攻撃、進入、改竄といった行為に対しても強いのは単純にシェアーが少ないからにすぎず、強者にターゲットにされたらひとたまりもないということになります。
マイクロソフトが必死になってセキュリティー対策をしているのは一人勝ちの代償と言えるわけで、もしAppleのシェアーが2%じゃなくて20%とかあったらかなり深刻なことになっているのじゃないでしょうか?
Appleもシェアーの少なさで安心せずに、正攻法でセキュリティー対策は行って頂きたいですね。
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