世の中ではTigerのリリースに加え、PowerMac G5やiMac G5マイナーチェンジなどMacネタがごろごろあるのですがここのところ個人的にはそれどころではなく毎度おなじみのGueenでドタバタでした。
そんなこんなで先日Shibuya O-EAST(旧OnAir East)で行われた【Gueen春のゴールデン・リサイタルII 「輝ける七つの雲丹」】のレポートなどお届けしてみましょう。
2005年5月4日とゴールデンウィークのまっただ中にもかかわらず、2階の指定席はソールドアウト。
18時の開場とともにオールスタンディングの1階も満杯という状況。
関東だけでなく、関西などかなり遠方からの来場者も多いので結構驚きます。(人のこと言えませんが・・・)

19時5分いよいよ開演Flashのテーマの「ドッドッドッド」というリズムが流れる中メンバーがステージへ。
DVD「LIVE AT THE BOWL」を彷彿とさせるオープニングで1曲目はThe Hero。
ただしフルコーラスやるところがレコードの音の再現にこだわるGueenらしいと言えるでしょう。
以下当日のセットリストですが、
1 The Hero
2 We Will Rock You(Fast)
3 Let Me Entertain You
4 Now I'm Here お約束♪レ〜ロ♪の大合唱!

●MC
とりあえず1発目のMCはご挨拶程度。即次の曲へ
5 Killer Queen
6 Under Pressure
7 Dragon Attack Gueen初挑戦の曲です。

●MC 「HotSpaceからDragon Attackでしたー」と紹介したら客席から「THE GAMEだよ〜」とツッコまれ、フレディー照れまくり。
8 All Dead, All Dead
ブライアン・シンヤ・イグチによるピアノの弾き語りが泣かせます。
9 Love Of My Life いつものとおりお客さん大合唱。
10 Radio Gaga 当然盛り上がりまくり。(以下写真)

●MC フレディーとブライアンによるFOMAやボーダフォンで使える「クイーン着メロ」新作の紹介。
つついてフレディーのピアノ披露「♪ママァ〜・・・ドゥユゥリメンバー〜〜♪(ボヘミアン→人間の証明)」という若い人には全く分からないネタでお約束のハリセン炸裂。
11 Save Me
12 Las Palabras De Amor これまたGueen初挑戦。
13 Bicycle Race お客さんのチャリベルでリズムをとりWe Will Rock Youを1コーラス。GueenのLIVEにチャリベルを持参するのがかなり定着しつつありますが、チャリベル持っていない人がちょっと寂しそうでした(笑)
14 Fat Bottomed Girls 久しぶりに聞いた気がします。
●MC
昨年はQueen人気でビギナーにもわかりやすい曲が多かったのですが、
フレディー「今年はDragon Attack、Las Palabras De Amorなどマニア受けする曲も入れてみました。今プラハからツアーやってる本物のQueenでも間違いなくやらないでしょ!」で大歓声。
お客さん「Queenはポールロジャースじゃダメ〜!」これまた大歓声
フレディー「ダメ〜って・・私からはポールロジャースのこととやかく言えないでしょ!偽物の分際ですから・・・」爆笑
お客さん「フレディー入って〜♪」客席大歓声
フレディー「Queen入れって・・英語能力的に無理です!!・・」爆笑
お客さん「それより歌詞覚えなきゃ!」とお客さんの的確なツッコミに場内大爆笑
続いてメンバー紹介。
なんとあるミュージカル(例のあれです)の日本公演で英国人ギタリストが演奏できなくなった場合ブライアン・シンヤ・イグチに演奏してくれるように英国から依頼が来たり、6月から放送されるあるCFにブライアン・シンヤ・イグチとロジャー・ニシワキとQueen業界では有名なRoyさんが出演しているが見た目全く分からないようになっているとか興味深い話が多く聞けました。
15 Sail Away Sweet Sister 再度ブライアン・シンヤ・イグチの泣かせるバラード

16 Brighton Rock フレディーはタイツ&着物で登場。なんとギターソロに入ったとたんブライアンの手がつって演奏できなくなるというトラブルが発生するが客席の応援で盛り返して復活!


●MC
ロビーでミュージカル「We Will Rock You」のチケットを販売しているので告知。
17 Mustapha これまた久しぶりです。
エンディングでエアバーストという空中で爆発する花火が炸裂!(写真無くてごめん)
18 I Was Born To Love You

19 Tie Your Mother Down

20 Seven Seas Of Rhye(輝ける七つの海)雲丹じゃないよ。
大量のスモークとCO2
●アンコール1
21 TEO TORRIATTE(LET US CLING TOGETHER)(手を取り合って)
当然のことながら客席大合唱です。

22 Bohemian Rhapsody
ロックパートのアタマでは火柱が上がる演出に会場大興奮。

最後はドラで派手にしめて終了!
●アンコール2
23 We Will Rock You

24 We Are The Champions(伝説のチャンピオン)
基本的にはGueenはコミックバンドなのですが、フッとフレディーが天からおりてくるような瞬間があります。
特にWe Are The Championsでは涙ぐむ人続出です。

最後は大量の銀テープが打ち上げられGod Save The Queenに続きます。
25 God Save The Queen

演出も照明も凝りに凝った、約2時間のショーでしたがなんだか時間のたつのが早すぎ。
それにしてもアマチュアバンドのコンサートにも関わらず毎回来場者が増えているようで、15年前は数十人ぐらいだったらしいですが、現在では700人を軽く超えるぐらい集まってしまうのですからすごいものです。
Queenのコピーバンドが大体挫折するのは当然のことながらボーカルの敷居の高さ!
フレディー・マーキュリーのコピーをしようと言うのですからかなり無理があります。
でもボーカルのフレディー波多江はテイストが似ているというか「歯」が似ているというか(笑)・・・「全然違うじゃん!」とならないで、なんだかニヤニヤしちゃう。
しっかりした演奏と絶妙なお笑いこそが、Gueenのファンを増やしている要因なのでしょうか??
次の来日(笑)は秋口から年末に計画しているとのことですので、ホームページでチェックしておきましょう。
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