第5世代iPodへの期待
「Video再生機能付きiPodは出ない」と発表の数時間前に大胆予測をしてみたものの、結局大外れで第5世代iPodが発表されました。
予想自体は嬉しいことに外れたわけですが、予想が良い方に外れたわけです。
予想ではVideo iPodが出ない理由として
・ミュージックPVの販売は予測できるが、DVDから取り込みが出来ない。
・Macでは基本機能としてテレビ番組の録画が出来ない。
ようは「見るコンテンツ無いジャン!」という話だったわけです。
以前「iPodでムービーが見たい・・・」という書き込みでも書きましたが、映像を携帯用ビデオプレーヤーに簡単に入れることさえできれば「煩雑で使えない機能」が「魅力ある新機能」となるわけです。
スティーブ・ジョブスはプレゼンテーション(ストリーミング公開中)の中でiTMS上で、PV販売とピクサーの短編の販売、そして人気テレビドラマシリーズの販売を始めると発表しました。
これは今まで見るだけで手元に置いておくことが出来なかったPVを所有できることに繋がりますし、ピクサーの作品を販売すると言うことはいずれハリウッドの大作も・・・という布石ですし、さらにドラマ販売を行うと言うことはMacにチューナーが無くてもCFがカットされた状態でテレビドラマを見れてしまうわけです。
しかも放送した翌週には販売が開始されるという・・・・ここまでのことをやるとは予想していませんでした。
1曲PV買ってみましたが「簡単じゃねーか!」という感じ。
そうなると断然Video iPodの魅力が出てくるわけです。
ただし、これはあくまでもアメリカの話。
日本では、海外ドラマや洋画の字幕が、はたして2.5インチで見えるのか?という問題があります。
また現在洋楽の人気があまり無いのと同じく、海外ドラマも一般ウケしていません。
なんといっても主流は日本のドラマ&お笑い!
日本の放送事業者と契約して人気ドラマを販売できるかにかかっています。
ただ、伏魔殿の音楽業界に比べるとクリヤしやすい気はしますが・・・
あと気になるのは大きさ。
どう見ても前のiPodよりも巨大に見えるので、以前のスペックと比較してみたら、従来の薄いモデルが104 x 60.9 x 14.5mm(158g)だったのに比べ、New iPodは、30GBモデルで103.5×61.8×11mm(136g)、60GB: 103.5×61.8×14mm(157g)
なんと30GBモデルの厚さは従来のiPodより薄いだけでなく、iPod miniの12.7mmよりも薄いのです。
横幅は広くなっていますが、第4世代より1mm以下では広くなったと言えないのではないいでしょうか?
画面がでかくなってホイールが小さくなったので相対的にでかく見えるというのが真相のようです。
ただ、個人的にはFireWireが消えてしまったのはかなりショックです。
AppleがUSB2.0の採用をぐずぐずと見送ったせいで、我が家にはUSB1.1しか搭載されていないPower Mac G4 CubeとチタンモデルのPowerBook G4があります。
USB1.1の機種では同期は事実上不可能でしょう。
価格を落とすために仕方がなかったのかもしれませんね。
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