DAT終焉
nobilog2の「Goodbye MD, seriously」という記事(とても読み応えがありますのでご一読を)によるとソニーがDATの販売を終了するとのこと。
一般的には全く普及しなかったDATですがプロオーディオの世界ではかなり活躍したものですが、ついに終焉を迎えるときがやってきたようです。
ソニーのページで業務用DATレコーダーを確認すると軒並み「生産完了」となっていました。
MDも消えようとしている昨今、最終的にどんなメディアが残るのでしょう?
iPodのようなプレーヤーはこれからの主流なのでしょうが、音源などを移動させるときはどんなメディアを使うのか迷っています。
私はFireWireのHDDで音源を持ち運んでいますが、なににでも繋がるわけではないわけで、例えばWindowsマシンや、MTRの専用機には繋がらないため困るときがあります。
またつい先日古い「Uマチック」のテープがそろそろやばそうなのでコンバート屋さんに出してDVCAMのメディアにコピーしてもらいましたが、ほんのちょっと前まで業務用の世界標準だったβCAMが完全に消えようとしている現状を見ると、DVCAMも長くはなさそうに思えます。
どんどんデジタルコンテンツになるのはよいのですが、普遍的な入れ物が無いのが現状。
何となく何でもパソコンに蓄積して管理するという感じになってきているのもちょっと不便ですね。
サウンドは44.1kHzから96kHzに、ビデオはSDからHDにシフト使用としている昨今既存のメディアから次世代のメディアへの切り替えという妙な時期にさしかかっているわけで、これからどんなメディアが勝利するのか見物です。
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