Queenフェスティバル2005レポート
あまりの忙しさや体調不良で全く書き込めない日々が続いておりました。
久しぶりの書き込みです。
さて2005年11月19日はクイーンフェスティバル2005が開催されました。
毎年恒例となったGueenのコンサートです。
会場のShibya O-Eastには早くからの列が出来、40分ほど遅れて開場となりました。
600人以上入っていたようでオールスタンディングの1階はほぼ満杯。
会場内ではステージが幕で隠され、張り出しステージがあります。
BGMはジミーヘンドリックス。
これはQueen+Paul Rodgersを意識した演出ですね。
BGMがAC/DCのHells Bell、エミネムのLose YourselfになるとQueen+Paul Rodgersへ行った観客から歓声が上がります。
Lose Yourselfが終わると客席の明かりが消えInnuendoのイントロと共に次々に年表が現れるムービーが映写され始めます。
「1966年 ビートルズ来日」、「1990 Gueen結成」・・・といった具合でこれはミュージカルWe Will Rock Youのオープニング演出と同じ。
そして2005年になると「We Will Rock You上演、Queen+Paul Rodgers来日」→「そして11月19日Shibya O-Eastにて」と表示。
その後てっきり「Gueen来日」とか出るのかと思ったら「フレディー波多江 Mr. Good Guy発売!」と表示され笑いをとると同時にステージを覆っていた幕がQueen+Paul Rodgersのコンサートのオープニングと同じように落とされコンサートのスタート。
■Innuendo
フレディー波多江黒のジャケットで登場。
途中機材トラブルなどもあったがフレディーの機転で乗り切り無事終了。
■One Vision
続いて盛大にCO2が吹き上がる中One Visionへ。
相変わらずど派手なライティング。
■Now I'm Here
おなじみ「レーロ」の大合唱。
ここでMC。
「今年はQueen御本家様が来日下さいまして」歓声
「我々なんか偽物の分際ですから」爆笑
「ブライアンさんありがとう!ロジャーさんありがとう!」歓声
「そしてポールさんあなたはどうしてそんなにいい人になったの?」爆笑
「それからWe Will Rock You長期公演ありがとう!」歓声
「そんなQueenイヤーを締めくくるのは私たち!」大歓声
さらに収益金の一部がマーキュリーフェニックストラストによって世界のエイズ患者を救う基金として役立てられることなどが説明され次の曲へ。
■Get Down, Make Love
途中「Make Love、Make Love、Make Love・・・」というディレイのかかった部分ではバンドがあきれて見守る中、しつこく叫び続け場内爆笑。
■Play The Game
途中プロモーションビデオと同じ演出でギターの投げ合いが入る。
さて今回のステージは背景には空の柄の幕と、ミュージカルWe Will Rock Youと同じウェンブリーの入り口の瓦礫がセットされています。
いつになく大仕掛けなセットですね。
本物のWe Will Rock Youのセットがこれで、今回のGueenのセットがこちら
そっくりです。
ここでフレディーMC
「皆さんお気づきのことと思いますが、何となくWe Will Rock Youなセット!それからあたかもポールロジャースが立っていそうな張り出し!私たちも細かくチェックして先人様の後を歩かせていただいております。」爆笑
「今年はいっぱいライブ行きましたね。Queenの来日コンサート全部見た人!」
数人の人が手を挙げ観客からも驚嘆の声が上がります。
「もう若くないんだからやめなさい」とのフレディーのMCに対してメンバーが「問題発言だ!」と非難。
「じゃあWe Will Rock Youを5回以上見た人!」
との質問にはかなり多くの人が手を挙げます。
「Queen見て、We Will Rock You10回ぐらい見て最後にGueen見たらもう今年はお腹いっぱいですね!」
とのMCに観客から「Gueenしか来てないよ」との声があがり、さらにかなりの数の手が上がります。
「ありがとうございすーーー・・でも私たちもWe Will Rock Youのセットとか持って持って来ちゃってますから見ててくれた方が嬉しいんですけどね。」というMCで場内爆笑。
続いて3曲。
■Dragon Attack
■Another One Bites The Dust
■A Kind Of Magic
ここでMC
オープニングのムービーで紹介され笑いをとっていたMr. Bad GuyならぬMr. Good Guy。
なんと本当に発売しちゃうと言うアナウンス。
オープニングムービーで脅かすために入場の時は隠していたそうで帰りにはロビーに並んでいました。
「本当は写真が撮りたかっただけだったんだけど中身も入れておきました」
というアナウンスに爆笑。
曲はQueenテイストのオリジナル曲。
ただし勝手に作っただけなので流通経路がないため今のところ会場でしか買うことが出来ないそうです。
続いてギタリストのブライアン慎也井口のボーカルでおなじみの曲。
■Too Much Love Will Kill You
さらにドラマーのロジャージュン松本の初めてのボーカル。
■I'm In Love With My Car
曲終わりと同時にフレディーが飛び出してきて張り出しステージに倒れ込む。
なにごと?・・という空気が漂う中フレディーが語り始めます。
「ここO-Eastに伝説の楽器が・・・」
よく見るとフレディーは衣装もWe Will Rock Youのガリレオの衣装を再現してヘッドセットマイクを付けています。
「そしてあのロックという音楽が僕のアタマに鳴り響くんだ!」
思いがけない寸劇に場内大爆笑。
We Will Rock Youを「ここには楽器がないからみんなも手伝って欲しい」と観客の手拍子と合唱に支えられて歌うと、大音響と煙と共にウェンブリーの壁が崩れそこには伝説の楽器が出現・・・・本当はレッドスペシャルが入っているのですが、なぜかフェルナンデスのZO-3が入っており大爆笑。
「どう見てもZO-3にしか見えないがこれでロックが出来るのか!」と言いながらギターを手に取り弾き始めます。
その曲が井上陽水の「東へ西へ」・・・一節歌って「ちがう!これはフォークだ!ロックじゃない!!」
「あ!こんな所にスカラムーシュが!」といってブライアン慎也井口に渡します。
All Right Nowを弾き始めるが全然音が違うので突き返されてしまいます。
「この楽器じゃダメだってか!そうかーー伝説の楽器もダメだったか・・」
と寂しくステージを去るフレディー。
ブライアンのボーカルでHammer To Fallが静かに始まります。
■Hammer To Fall
途中からフレディーに変わり、2コーラス目からはアップテンポのノーマルなHammer To Fallに変化。
青空の幕が振り落とされ背景が黒い幕になります。
■Bicycle Race
途中おなじみのチャリベル配り。
全員でチャリベル合わせてクリスマスソング。
「You are good ringer!」
ここでMC
FOMA、au、ボーダフォン対応のニューバージョン着メロ紹介。
Bohemian Rhapsodyの日本語版替え歌のような感じで爆笑。
■Brighton Rock
おなじみブライアンのギターソロが入ります。
ここでブライアンがチューニングをする間つなぎのMC。
ポールロジャースよりもフレディー波多江の方がカッコイイというお客さんの声に「それはない!」とフレディー。
さらにどんどん怪しい新作グッズが出来てきているので買ってねと言うMC。
■Long Away
Queen+Paul Rodgersのコンサートでも印象的だったLong Awayをブライアンがダブルネックギターを弾きながら歌います。
■Don't Stop Me Now
場内大合唱。
ここでメンバー紹介。
フレディー波多江はダイエットに成功したというだけあって、ダイヤタイツを履いてもお腹がはみ出しません。(笑)
最後の3曲はOgre Battleから始まります。
■Ogre Battle
■Tie Your Mother Down
■It's Late
全員いったん退場。
再度メンバー登場。
フレディー波多江は黄色のジャケットに着替えています。
ここからはアンコールです。
再度メンバー退場。
会場が一回真っ暗になり壁面に「Do You Want Bohemian Rhapsody?」と表示されます。
これはミュージカルWe Will Rock Youと同じ演出で会場盛り上がります。
そして最後のセットへ。
ロックパートでは銀色のテープが会場を舞います。
■We Will Rock You
■God Save The Queen
毎回おなじみの4曲で終了です。
お笑いトリビュートバンドGueenですが、最後にはフレディーがおりて来るというかなんというか・・・
毎回不思議な感覚を味わうことになります。
We Are The Championsで涙する人も多いのはこのせいでしょう。
今回も素晴らしい時間を過ごすことが出来ました。
昨年に続いて盛り上がったQueenの当たり年(笑)を締めくくるにふさわしい演出がちりばめられたイベントで大満足。
来年は5月5日か6日(6日が有望)にO-Eastでライブを行うとのこと。
楽しみです
ちなみにフレディー波多江デビューアルバム「ミスター・グッドガイ」は以下のようなジャケット。
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