AppleがPowerPCを捨てたわけ
CNET Japan『フリースケールCEO:「PowerPCは進化する」』は、アップルがIntelチップへの移行を検討していた5年前、スティーブ・ジョブスにPowerPC G5を売り込んだキーマンへのインタビューが掲載されています。
なんとアップルは5年前にもIntel採用を検討していたという話だけでも驚きですが、アップルがPowerPCを見限ったのではなく、IBMがノートPCへのG5搭載をあきらめたからアップルはIntelを再度検討しなくてはならなくなった、というのが真相のようです。
来年以降アップルは段階的にIntelへの以降を行うわけですが、主要なアプリケーションがすべてIntelの対応が終了するのは2年ぐらいかかるのでは無いでしょうか?
もし5年前にG5の採用が失敗していたらMacOSXとIntelチップ双方の普及が同時に進み、現在よりも遙かに高いシェアーを得ていたかも知れません。
なんともよけいなことをしてくれたものです。
ちなみにPowerPCはXbox 360、PS3、Nintendo次世代機などゲーム機に搭載されますが、その他に車など組み込み系のプロセッサとして活躍するようです。
| 固定リンク
「Apple/Mac」カテゴリの記事
- サンダンス映画祭で伝記映画「jOBS」公開(2013.01.29)
- iMacもMacBook Proも素晴らしいがMacProはどうなるの?(2012.10.24)
- ジョブズ死去から一年(2012.10.06)
- OS X Mountain Lion 統合アップデート v10.8.2公開(2012.09.20)
- アップルスペシャルイベントのストリーミング開始(2012.09.13)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント