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2006/01/24

iLife'06でムービー編集にチャレンジ!(追加情報あり)

前回はiWebの使い勝手を試してみましたが、今回はiMovieによるムービー編集を行ってみます。

iMovie HD 6というぐらいなのでSony Handycam - HDR-HC1で撮影したHD素材を取り込んでみました。
編集には早速iMovie HD 6から搭載されたテーマを使用してみましょう。
テーマを使用するとオープニング、中タイトル、エンディングクレジットなどが一発で出来てしまいます。

Imovie Hdscreensnapz002

テーマを選んでパレット上に必要な枚数のクリップをドラッグ&ドロップするだけで一瞬にしてオープニングタイトルのできあがりです。
これをFinal Cut Proとmotionで作ろうと思ったらどれだけ時間がかかるか・・・

Safariscreensnapz019-1

テーマにはタイトルのテキストを入れると文字が表示される部分がありますが、この文字配列は編集できないため、KUMANOMIXと入れたらXだけはみ出してしまいました。
タイトルの文字数は試行錯誤が必要です。

ところで今回のバージョンからずいぶんGUIが変わったのでちょっととまどいます。
テキストやエフェクトのプリビューを見たくてもプリビュー枠が無いのでちょっととまどいます。
しかしプリビューは大きく進歩し、メインの画面でリアルタイムに見ることができるので大変便利になりました。

あと新機能としてはコマ撮りができるようになっていますが、カメラからの映像を指定したフレームに1回記録する機能で、花の開花などを高速度撮影する際に役立ちます。
ただクレイアニメーションを作る機能では無いのが残念です。

グライコやリバーブといったサウンドエフェクトも新機能ですが、今回は使っていないのでまたの機会にレポートします。

とりあえずオープニングタイトルだと寂しいのでその後に3カットほど追加してディゾルブをかけておきました。

さて編集が完了したら音楽ぐらい付けたいところ。
普通にiMovieに音楽ファイルをインポートして音声トラックに割り付けすればよいわけですが、今回はこれまた新機能GarageBandとの連係機能を見てみることにしましょう、

Imovie Hdscreensnapz003

共有パレットからGarageBandを選択し「共有」ボタンをクリックするとGarageBandが起動し、ビデオトラックに映像がインポートされます。
後は、音ネタのソースをPodcastにしてジングルから好みの音楽を付けるだけ。
ジングルはショート、ミディアム、ロングの3種類がたっぷり入っているほか、SEもふんだんに含まれます。
もちろん通常にGarageBandの機能で作曲することも可能です。
音楽制作をしない人で今までGarageBandをもてあましていた人もこれなら使うメリットがあるのではないでしょうか?

Garagebandscreensnapz002

とことでGarageBandで曲を付けてiMovieに書き戻せるのかと思ったらそこめで都合良くは行かないようです。
GarageBandで制作した曲をiMovie上でムービーに付けたいと思ったら、GarageBandから曲を書き出ししてiMovieにインポートする必要がありちょっと不便ですが今後のアップデートに期待します。

でも例えばビデオPodcastingをしたい場合別にiMovieで作品を完結する必要はありませんから今回はGarageBandからWebに書き出してしまいましょう。

GarageBandには「iWebにPodcastを送信」というメニューがあるので、これを選択すると自動的にH.264にコンバートしてiWeb上でblogのページの一つとして制作してくます。

Iwebscreensnapz007-1

今回はHD素材を使用したのですが、なぜか転送したムービーは4:3となってしまうため、インスペクターのオブジェクトのサイズ設定で無理矢理16:9に設定してみました。
後はアップするだけです。

とりあえず、前回同様サンプルページを作ってみましたのでご覧下さい。
10分足らずで制作したムービーもアップしてありますのであわせてご覧下さい。

サンプルページはこちら

blogのトップページはこんな感じでPodcastが含まれることが表されます。
16:9にならないのと自動再生しないのは挙動不審です。
私がの設定ミスの可能性が大きいので対処法が解ったらレポートします。

それにしてもかなり協力に返信したiLifeですが、普通に編集するならこれ以上のソフトは必要ないのではないでしょうか?


追加情報
junさんから「Quartz Composerの設定がリアルタイムに反応しません」というコメントをいただきました。
そこで、色々調べてみたのですが、結論から言うと
Quartz Composerの設定を変更しようとしてもプリビューできないどころか、設定を変更して適応することも出来ません。
マシンによってパフォーマンスの差があるとのことですが、これはMac mini 1.42GBPowerBook G4 1.5GBPowerMac G5 2.5GB Dualで試しましたがすべてで発生します。
つまりQuartz Composerのエフェクトはプリビューで表示されている状態から設定の変更は全く出来ないようです。

しかしバグっぽいので多分近日解消されるものと思われます。
まあ日本版は現時点では正式にはまだ出てないわけですし・・・アップデートを待ちましょう。

Junさんご指摘どうもありがとうございました。

追記の追記
その後
英語モードで動かせばリアルタイムプリビューが効くことがわかりました。

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コメント

こんにちは。
私のマック(iMac G5 isight)では、ビデオエフェクトにある
クオーツコンポーザーが設定がリアルタイムに反応しません。
「システムに依存します」というコメントは米国サイトにはあるんですが。

投稿: jun | 2006/01/25 08:39

junさま
Quartz Composerの設定変更はバグっぽいですねえ。
かなり挙動不審です。
ちょっと検証してみます。
貴重な情報ありがとうございました。

投稿: kumanomix | 2006/01/25 18:46

早速のレスありがとうございます。今回の件で一番気にかかるのが、
アップルの米国サイトのにあるTake a Tour of iLife ’06(動画)では、
なぜかQuartz Composerのエフェクト(結晶化)がリアルタイムに反
応していることなんです。
インテルマックだけに有効なのか、グラフィックチップに制限があるのか、
気にかかるところです。何れにしろアップデートで解消出来ればうれしいですね。

投稿: じゅん | 2006/01/28 08:48

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