バグルス、イエス、エイジアのキーボードとして知られるジェフ・ダウンズが来日しているのをご存じでしょうか?
本日ローランド・サウンド・スパークというイベントでジェフ・ダウンズが出演するというので見に行ってきました。
心斎橋のBIGCATというライブハウスには、先日アメリカで行われた世界最大の楽器フェアNAMMでローランドが発表した新製品が並び展示会のよう。
これらの最新キーボードを使用してのデモ演奏という形でのライブです。
開演10分前に会場に到着しましたが、場内はすでにほぼ満員状態でした。
定刻にスタートしMCがジェフを紹介。
機材的にはちょっとよく見えなかったのですが、メインは新製品のJUNO-G2台、ソロ用にアナログ・モデリング・シンセサイザーSH-201、ボコーダー的にボーカル&アンサンブル・キーボードVP-550、ピアノなどはおなじみFantom-Xを使用していました。
M1: キーボードインプロビゼーション(多分)
M2: ASIAの1stより Cutting It Fineをモチーフにしたインスト。
なんとなくジャンミッシェルジャールみたいな感じです。
M3: YESのDramaより Tempus Fugit
テープ(?)のオケをバックに演奏。
ボコーダーの部分をVP-550が完璧に再現していました。
ここで新しいキーボードの解説が入ります。
JUNO-Gの分厚いオーケストレーションや、カッチョイイアルペジオパターンなどが紹介されます。
M4: ASIAのAlphaより Smile Has Left Your Eyes
M5: ASIAの1stより Only Time Will Tell
テープ(?)バックにASIAの曲を2曲。
ボーカルも入っていますが、ジョン・ウェットンでは無く現在のボーカルジョン・ペインだと思われます。
まあさだかではないのですが・・・
M6: BUGGLES ラジオスターの悲劇
これはボーカル完パケではなくジェフがVP-550を使用しての演奏でした。
とにかくサービス精神旺盛。
エイジアはやるだろうと思っていましたが、イエスとバグルスまでやるとは思いませんでした。
こちらが思っているほど3グループとも嫌な思い出というわけではないようですね。
さらに約45分のステージで、ライブ終了後はサイン会までありました。
しかも一人一人に時間をかけてジェフの方からガンガン語りかけ握手をするというとても丁寧な対応で、ジェフの人柄の良さがわかります。
ファンの方も、期待していたのかエイジアのCDやイエスのDramaのLPなどを持ってきていたりして用意がいいです。
ちなみにサイン会は東京でも行われたとのことです。
先日ASIA再結成のニュースがありましたが、本人の口からはASIA再結成の話は全く出ていないものの、司会の方が「ジェフが楽屋で言っていた話」として「夏頃再結成、今年か来年には日本に来たい」というアナウンスをしていました。
完全にオリジナルメンバーのようですね。
ツアーだけでなくニューアルバムにも期待したいものです。
さてジェフ・ダウンズのサイン会が終了したら次は「3×3 with 矢堀孝一 」のライブ。
V-Guitar、V-Bass、V-DrumsといったおなじみVシリーズにニューキーボードを加え、音色を変化させながら様々なスタイルの楽曲が演奏されます。
パワフルなステージはさすがで、さらに爆笑の楽器紹介がサイコーでした。(笑)
新製品発表会のイベントだったのにヘタなコンサートよりもお腹一杯になる企画・・・来年も楽しみです。
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