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2006/03/03

iPod Hi-Fiファーストインプレッション

3月1日の朝iPod Hi-Fiの発表後すぐにAppleStoreで1クリックしたら、その日の昼ぐらいに発送完了の案内がメールで到着。
本日仕事から帰ってきたらデカイ箱が届いておりました。

Imgp3025
久しぶりに大物という感じの箱です。

Imgp3026

開けるとアクセサリーのボックスと本体が収納されています。

Imgp3030
アクセサリーボックスの中身はこのとおり。
電源コード、歴代のiPod用Dockアダプタ、リモコン、マニュアルです。
現行モデルのVideo iPodの30GBと60GB、そしてiPod nanoは左上の袋に入っており、その他過去のモデル用のアダプタは右下にびっしり入っています。

Imgp3031
最近アップルはパッケージの小型化が目立っていますが、久しぶりに「熱帯雨林を守れ」状態の大きめのパッケージです。
本体が大きさの割に重いので、そこそこ周囲に空間が必要なのでしょう。

さていよいよ試聴ですが、セッティングは簡単そのもの。
本体をおいて、電源コードを挿して、iPodをDockに挿すだけです。
Imgp3044Imgp3041
夜で部屋も片付いていないので今一つ気の利いた写真が撮れませんが、Video iPod 60GBを接続してサランネットを付けた状態と外した状態。
アップルのホームページやこの写真ではサランネットを外した状態の方が格好良さそうですが、実物はサランを付けた状態もなかなかいい感じです。
Imgp3051
iPod nanoを接続するとこんな感じです。
床置きすると確実に蹴飛ばしてnanoを折ってしまいそうです。

デザインに関してはなにも言うことはありません。
ハンドルも持ちやすいですし、裏側も綺麗。
リモコンを操作すると本体右下のネット越しに緑色のライトが点灯します。

iPodを挿すとメニューにスピーカーという項目が表示されます。
Imgp3045-1

このメニューから、音色、バックライト、ジャケット写真表示をコントロールできます。
Imgp3046-1 Imgp3047-1

音色のコントロールは、Treble Boostと、Bass Boostしかありません。

もう少し細かい設定がほしいものです。

肝心の音色を試聴してみるため、大体同じぐらいの価格帯のBOSEMM-2と比較してみました。
Mm2B

MM-2はLRをカバーする5cmスピーカー+10cmウーファーという構成で現在は生産終了しているもののBOSEを代表するマルチメディアスピーカーです。

iPod Hi-Fiが8cmと13cmスピーカー搭載ですから比較にはちょうど良いでしょう。

当時の販売価格は49,000円ですが、ショップの値引きがあることを考えるとiPod Hi-Fiと同じぐらいかもっと安いかもしれません。

ちなみにiPod Hi-Fiは1Boxですが、左右のスピーカーの内部干渉を避けるため、8cmスピーカーは密閉された筒に接続され、ウーハーの低音のみがバスレフポートで増強されるしくみになっています。

試聴の結果はMM-2がローエンドからハイエンドまで幅広い帯域を綺麗にカバーしているのに対して、iPod Hi-Fiは初期設定ではかなりレンジが狭く感じます。
50Hz~80Hzぐらいの重低音は思ったより出ているのですが、低音を音と感じる100Hz~150Hz近辺がスポッと落ちている感じで、加えて4KHz近辺がきつく出ているわりに8KHz以上が落ちているため、音量をださないと低音不足、音量をだすと耳障りという状態となってしまいます。
そこでiPod Hi-FiにiPodを挿すと表示されるスピーカーメニューでBass Boostに設定すると、足りなかった100Hz~150Hz近辺が補完され結構いい感じに鳴り始めます。

ただスケール感など総合的にMM-2の方が圧倒的に上で、4KHz近辺がきついという状況は変わらないのでiPodのEQを触った方がよいのかもしれません。
このあたりの音色はもう少しエージングを行わないと何とも言えないでしょう。

それよりも問題は、リモコンでiPod上のホイールと同じ操作ができると思ったら「次の曲」、「早送り」、「前の曲」、「巻き戻し」、「ポーズ」、「プレイ」、「音量」しか操作出来ないこと。
サードパーティの製品のリモコンと同じことしかできないようで、iPod Universal Dockの仕様なのかもしれません。
選曲にはiPod Hi-Fiに挿したiPodのホイールでプレイリストを選択しなければなりません。
もちろんシャッフルなどの設定もiPod本体で行います。
iPod Hi-Fiで楽しむためには専用のプレイリストを作ったり、単純にシャッフルにしておくなどしておいた方がよいようです。

背面にアナログ/デジタルオーディオ入力端子がありますが、この入力とiPodの切り替えは、AppleリモートコントローラーのMENUボタンを長押しすると切り替わります。

ちなみにiPodを挿していると同時に充電もされますが、iPod Hi-Fiをバッテリーで動作させているときにiPodを接続させている状態でも充電が行われるようです。

iPod Hi-Fiはとても簡単で、iPodを充電する行為をオーディオ再生と直結させることが出来るのでとても楽しいアイテムですが、スティーブ・ジョブスが発表の際に言ったように「本格オーディオをすべて売り払って、代わりにiPod Hi-Fiだけですませることが出来る」という商品ではありません。
しかしMacも立ち上げず、iPodを充電させながらライト感覚で音楽を楽しむにはとても素晴らしいアイテムなのは確かです。
なにはともあれ音色に関してはアップルストアーなどでご自身の耳で試聴してみてください。

追記:
レビュー第2弾「iPod Hi-Fiその後」を追加しました。

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