5月6日 Gueen Liveレポート
連休中の書き込みでご案内したとおり2006年5月6日、Shibuya O-Eastにて行われたグイーン春のライブ
『2006 グイーン 春のゴールデンリサイタルIII CHEER♥アタック No.1』に行ってきました。
遅くなりましたがレポートなどをどうぞ。
6時開場で入場すると会場内にはQueenのトリビュート曲がBGMとして流れています。
場内は30分ぐらいでほぼ埋まる盛況ぶり。
明らかに前回よりも来場者が多いようです。(約700人弱ぐらいらしいです)
お客さんもリアルタイムにQueenを聞き続けてきたコアなファンから20代ぐらいの新しい世代のファン、さらには小学生ぐらいのお子様の姿も目立ちます。
7時5分BGMがIt's A Beautifull Dayのリミックスがかかり始め客席の照明が消え、さらにBGMがモンティーパイソンのテーマソングに変化し、ブライアン井口のギターが炸裂したらショーのスタートです。
1 We Will Rock You (Live Killersバージョン)
フレディーはCO2が立ち上る中、白のジャケットで登場。
会場大興奮です。
2 Tie Your Mother Down
ここでフレディー波多江によるMC。
フレディー「こんばんはーいかがですかー!」
観客大歓声
フレディー「我々Gueen毎年ゴールデンウィークになぜかやっておりますが、それは私が会社が休みだからで・・・」
観客爆笑
フレディー「皆様も海外とかいきたかったでしょうに『しょうがないからGueen行ってやろう』とお越しいただきコンサートをやらせていただけると言うことでメンバー一同感謝しています・・・頭から腰の低いMCを続けてきましたがそろそろGueenらしくいってみましょう!」
観客爆笑
ということで次の曲です。
3 Radio Gaga
Radio Gagaが終わったらいきなりフレディー「イロロレ〜〜〜〜ロ!」と掛け合いを始めます。
通常「レ〜ロ」の掛け合いはNow I'm Hereでやるのですが、今回後半にアルバム全曲通しで演奏するSheer Heart Attackに入っている曲を先にやるわけに行かず仕方なしにという感じでしょうか。
フレディーも「ちょっと唐突でしたかね?」と不自然さをフォロー(笑)
観客爆笑
「こんな構成は御本家やらないし、みんなまだ暖まってないですもんねえ」などと笑いを取りつつ強引に「レ〜ロ」の掛け合いを進めます。
4 Under Pressure
5 Crazy Little Thing Called Love
フレディーはピアノを鳴らしながらしみじみとMC.
「こう見えても私パソコンオタクでして、Gueenでブログなどを検索してみると・・・『Gueen行ったんだけどあのボーカルはダメだな』、『ギターはスゲーうまいんだけどあのボーカルはダメだな』、『だけどバンドがいいからGueenはいいな』・・・というような記述を目にすることも多いのですが・・・・」
観客から頑張れー!などとかけ声がかかる。
「そんな中『あのGueenのボーカルはどっちかというとフレディーというより谷村新司だ』という書き込みが・・・」
とネタを披露しつつピアノに向かいQueenの曲をやるのかと思わせて、アリスの♪遠くで汽笛を聞きながら♪を歌い上げ観客大歓声。
そこでスパイク山田から「フレディー!その曲堀内孝雄!」とつっこまれて谷村新司の♪昴♪を歌う・・・というネタでした。
観客大爆笑
6 Don't Stop Me Now
7 Bicycle Race
ここでMC。
「前回はQueen & Paul RodgersとWe Will Rock youミュージカルとGueenの味を足して3で割ったステージを展開したわけですが、これが音楽的なところ以外が激しく大変だったので、今回は音楽的な側面をお楽しみいただけるようにご用意いたしました。」
観客拍手
「ところでブログにも書いてありますが『ギターはスゲーな・・・まるで外人じゃん!、声そっくり!』という声にお答えしてブライアン慎也井口がお届けします」ということでこの曲。
9 Sail Away Sweet Sister
10 Mustapha
フレディーがダイヤ柄のタイツで登場。
♪イ〜ブラヒ〜ム♪と始まると場内大歓声。
お好きな方は多いようです。
「前方の方私の格好見て笑っていますが、40過ぎてダイヤ柄のタイツをはき、カツラをかぶって人前に出るとどういうことか・・・もしあなたがそういう目に遭うと結構赤面しますよ」というMCからメンバー紹介へ。
ここでブライアン慎也井口からインフォメーション。
いつもギターをリペアしてもらっているK'z Guitar Worksがレッドスペシャル完全再現盤の廉価版「レッドスペシャルJr.」を出すとのことで、今回のライブでは先行で使わせてもらっているとのこと。
廉価版といってもいつもより太いサウンドで侮れません。
ギターが新しいという話で、すかさずフレディーが「僕もズラを新調してみたんですけど・・・」と被せて場内大爆笑。
さてここから、Queen3枚目のアルバム「Sheer Heart Attack」全曲コーナーとなるわけですが、まずはこの曲から。
11 Sheer Heart Attack
この曲はタイトルこそSheer Heart AttackですがNews of the worldに収録されている曲です。
曲の終わりと同時にいよいよアルバムSheer Heart Attackの冒頭に入っているBrighton RockのSEが流れ始めます。
以降曲はノンストップで続きます。
12 Brighton Rock
おなじみギターソロ
13 Killer Queen
つぎはロジャー・ジュン・松本のボーカルの曲。
14 Tenement Funster
曲終わりでフレディー衣装変えて登場。
15 Flick of the Wrist
ここで突然、花を持った方が踊りながら登場。
16 Lily of the Valley
写真のようにフレディーとからみつつ踊りながら、曲のタイトルどおりステージに百合の花をセットしていきます。
この方は本物のフレディー・マーキュリーの家で日本庭園を制作した方で高原竜太郎という方。
「躍る生け花師」として様々なイベントやライブなどに参加している方です。
17 Now I'm Here
いつものライブでは途中で「レ〜ロ」の掛け合いが入るのですが、はさっきやってしまったのでここでは無し。
なんだか違う曲みたいです。(笑)
これでLPレコードのA面が終了。
続いてB面に突入です。
18 In The Lap Of The Gods
ディストーションかかりまくりのボーカル・・・Queenもよくこんな難しい曲作ったものです。
19 Stone Called Crazy
今までGueenが普段やらない思われる(過去にやったことがない?)曲が4曲続きます。
20 Dear Friends
21 Misfire
22 Bring Back That Leroy Brown
アンソニーが8音だけのためにウッドベースを弾いて観客歓声。
23 She Makes Me
幻想的なブライアンボーカルの曲ですが、エンディングでフレディーつなぎに着替えて登場し、吐息を再現・・・しているはずが奇声を上げ初めブライアンにハリセンでぶたれて最後の曲へ。
24 In The Lap Of The God...Revisited
先ほどセットした大量の百合の花が観客席に配られます。
ここからアンコール。
黒いジャケットに着替えておなじみの2曲を演奏。
25 It's Late
26 I Was Born To Love You
ここから2回目のアンコール。
フレディー黄色いジャケットに着替えて登場。
「今日はちょっとマニアックな選曲でしたが、いかがでしたか?」
観客歓声
「今日はちょっとマニアックで知らない曲が多かった、という人は秋の公演へおいでください」とのことでおなじみのラストへ。
27 Bohemian Rapsody
28 We Will Rock you
29 We are the Champions
30 God Save The Queen
なんと30曲という大量の曲を演奏してあっという間の2時間は終了。
今回も笑わせてもらいました。
終演後ロビーではフレディー波多江のオリジナルCD「ミスター・グッド・ガイ」を購入した方へのサイン会が開催されていました。
次回のライブは11月後半の土曜日か日曜日とのこと。
分かったら当サイトでもご案内します。
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コメント
こちらでは初めまして、先日のライヴはお疲れ様でした。
いつもKUMAさんの詳細なレポートには感銘を受けつつ読んでおります。
ライヴの楽しかった思い出を、鮮明に思い出すことが出来るので^-^
おかげで今回は自分のレポートのミスにも気付くことが出来ました。
次回のライヴも本当に楽しみです!
投稿: 波風友美 | 2006/05/11 09:17
波風友美さま
コメントありがとうございます。
凄いライブでしたね。
>KUMAさんの詳細なレポートには感銘を受けつつ読んでおります
いや・・おはずかしいかぎり(^^;)
今回はアップが遅くなってすいませんでした。
投稿: kumanomix | 2006/05/11 09:41
毎回ありがとうございます。
今回特に照明やスモークがとっても鮮明で見えるのはなぜなんでしょう。 カメラ変えたんでしたっけ?
というかこんな派手だったんかなぁ?
投稿: TOGO | 2006/05/11 23:14
詳細なレポートありがとうございます。あの日が蘇って参りました。
いつにも増して素晴らしいライヴでしたね!
全曲完奏なんて、さすがGUEEN!
それにも負けない?波多江さんのMC、 ほんとに毎回笑わせてくれます。
毎年、ライヴの時だけの書き込みだけですみません。
KUMAさんは、裏方さんでしたよね。いつかお会いしたいですね!
投稿: haru♪ | 2006/05/12 16:18