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2006/12/18

Apple以外からiPhone登場

Gizmondo記事「Linksys Not-Apple-iPhone Details and Photos」によるとApple以外からiPhoneが発表されたとのこと。
Gizmondoの「月曜日にiPhone発表」という記事は真実だったわけですが、結局Appleでは無くシスコシステムズの子会社Linksys製のIP電話製品群だったわけです。(そういうオチですか!・・人騒がせな!)
とんでも無いドンデン返しというかなんというか・・・長い間「iPhoneはいつ出る?」と多くの人が憶測してきたわけですが、これでAppleからはiPhoneという名前の製品は出ないことが確定したと言って良いでしょう。

Iphone1 Iphone2

Engadget Japaneseが同じニュースを日本語で伝えていますので合わせてご覧ください。

ITmediaでも同様に「iPhone」登場、Linksysから」と伝えています。

またITmediaでは「1月のiPhone登場は「ほぼ確実」とアナリスト」という記事もありますから、1月に期待したいところですね。

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2006/12/16

マジ?iPhoneは月曜発表という噂

最近Apple製のiPod携帯=iPhoneの噂が色々で回っていますが、お宝鑑定団経由Gizmondoにとんでも無いスクープ記事が・・・
それによると「iPhoneが月曜日に発表になることを保証します」と書かれています。
それって常識で考えたら12月18日ということ?来年のMacworld後の月曜日というオチじゃないですよね?
えらく確定していますが、あり得るんでしょうか?
ちょっと楽しみです。

追記:
コメントも結構ほら吹き呼ばわりしている物が多いですね。
18日月曜日というと日本では明日の未明ということになるわけですが、この段階でどのメディアにもプレスカンファレンスの案内が来てるという情報がないと言うことはiPhone発表は無いということですかね?

追記の追記
iPhoneについて新たな情報が・・・・ひどいドンデン返しだ・・

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The BeatlesがプロモーションにYouTubeを利用!

The BeatlesのニューアルバムLOVEについては先日色々書かせてもらいましたが、CloseBox and OpenPod記事「ビートルズがやってきた! ユー!チュー!ブ!」(笑)によると、プロモーション展開としてMySpaseとYouTubeにLOVEのページ作っちゃっているそうです。
LOVE発売に合わせて公式サイトで11月10日からThe Beatlesでは初となるデジタル試聴が解禁となりましたが、それに続いてのデジタル配信となります。
YouTubeのLOVEページではビートルズ関係者のインタビュー映像、LOVEのCM映像の他、Within You Without You / Tomorrow Never KnowsのPVを見ることができます。
MySpaceLOVEページでは、同じ映像に加えStrawberry Fields Forever、Octopus's Garden、Lady Madonna、While My Guitar Gently Weepsの全曲試聴が可能です。

まあなんだかんだ言って公式サイトが一番充実しているわけですが、このニュースなにが凄いって著作権にうるさいThe Beatlesが、著作権管理団体からは悪の権化のように言われているYouTubeでプロモーションを行うと言うこと。
YouTubeをメディアとして認めたことになるわけで、これからデジタル配信/販売が積極的に行われる可能性が大きくなってきました。
iTunes Storeにも来るといいですね。

これ書いていて初めて気がついたのですが、公式サイトは試聴できる曲増えていて、さらに「ジョージ・マーティン&ジャイルズ・マーティン「LOVE」全曲解説」なんていうすばらしいページができていました。

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任天堂相次いでリコール

ニンテンドーDS LiteとWiiの快進撃が続く任天堂からリコールの発表がありました。
まずはDS/DS LiteのACアダプターの不具合。
加熱、発煙のおそれがある製品が20万台ほどあるそうで、対象品は無償交換とのこととです。

任天堂リリース『「ニンテンドーDS」および「ニンテンドーDS Lite」
専用
ACアダプタの一部不良発生についてのお詫びとお願い

Fig1

ちなみに我が家のDS Liteはリコール対象ではありませんでした。

そしてここのところ事故多発で、多くの人が予想したWiiのストラップです。
原因はストラップが切れて手から離れて様々なものを破壊することにあるわけで、現在はより切れにくいストラップに変更されていますが、対策前のストラップを無償交換するとのことです。

任天堂リリース『「Wiiリモコン」のストラップについてのお願い

Safariscreensnapz008

まあこの程度のリコールでは任天堂の快進撃が止まるとは思えません。
まだまだ一体順当に供給され始めるのはいつなんでしょうね?

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2006/12/15

Appleが.Macユーザ向けに無料ジングル提供開始

アップルは.Macユーザ向けにGarageBandのループ集Jam Packから厳選された音源集を提供していますが、新たにGarageBand 3用のPodcastジングル集.Mac Podcast Packの提供を開始しました。

Podcasting

.Macの会員はログインしてサイトから以下のジャンルのジングルをダウンロードすることが可能です。

オルタナティブ・ロック (93.5MB)
ブルース (49MB)
シネマ (183.9MB)
カントリー (49.5MB)
電子音楽 (102.5MB)
ジャズ (97.5MB)
ロック (119.9MB)
アーバン (127.9MB)
ボイスオーバー (9.8MB)
民族音楽 (35.2MB)

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ちなみにボイスオーバーというのは、アメリカでFOXやNBCなどで活躍するJoe Ciprianoというナレーターのセリフ集です。

ダウンロード後、それぞれインストールを行うとGarageBand 3にジングルが追加されます。

GarageBandを起動し、ループブラウザを表示させ、左下のPodcastサウンド表示ボタンをクリックするとジングルが表示されます。

Garagebandscreensnapz002

ただ、この状態だと新たに追加したものがどれか分かりません。
そこでループブラウザ左上部をクリックし、.Mac Podcast Packを選択します。

Garagebandscreensnapz003

これで.Mac Podcast Packで追加されたものだけをジャンル別に見ることができるようになりました。
全部で130種類あることが分かります。

Garagebandscreensnapz004

ジングルはかなりモダンなものが多く使い勝手がよいものばかりです。
日本で売っている著作権フリーの音楽集など比べものになりません。
時間は約1分ぐらいのものと30秒ぐらいのものがあります。
またボイスオーバーはラジオ番組のオープニングやエンディング使用されるような英語のセリフが入っているので、J-Wave風にしたい場合などに使えるかも・・・アイデアしだいでしょう。

.Macユーザの方は是非ダウンロードしてみてください。

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2006/12/11

iPod Suffleの充電問題修正?

昨日iPodソフトウエア1.2.1とSuffle用の1.0.2がリリースされましたが、アップデート以降に充電したら普通に充電ランプがグリーンに点灯して充電完了を知らせてくれました。
偶然なのかはまだ検証していません。
なんのためのアップデートか公になっていませんが、ひょっとして充電完了にならない問題の修正だったんですかね?

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YES関連DVD

2004年に行われたトレヴァー・ホーンの音楽歴25周年記念ライヴがやっとの事でDVD化されるとのこと。
CDJ記事「トレヴァー・ホーンの音楽歴25周年記念ライヴがDVD化!

ただ発売は来年の2月7日って・・・日本盤は時間かかりすぎ!

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さらにイエスがらみのリリースがいろいろあるようです。
CDJ記事「イエスの関連作品が続々登場
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最初にDVD化された時なぜか2枚組が別々に発売されたため、なんとなく買いそびれ、その後入手困難となっていたアンダーソン,ブラッフォード,ウェイクマン,ハウの「イエス・ミュージックの夜」が2枚組で1月26日に再発売されるのは個人的にかなり嬉しいですね。

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そこまでエキサイトしなくても・・

各国で加熱している任天堂のWii人気ですが、マク経由「Wii damage」というサイトにはWiiリモコンによる被害の実例が一杯・・・
リモコン振り回したらこうなるのは容易に想像できるんですが、ストラップ切れちゃうぐらいエキサイトするとは。
子供が怪我したり、テレビにリモコン刺さったり・・・

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日本語のページもあり英語ページの一部和訳が載っています。

1. Alric Lopezの7歳の息子がテニスで。ストラップ切れ。被害なし。
2. Brandon Hays がGameStopで目撃。ストラップ切れ。電池散乱。
3. Danが野球で。ストラップ切れ。被害なし。
4. islanddreamerの息子が。ストラップ切れ。被害報告なし。
5. fugimaxの女友達がボウリングで。ストラップ切れ。天井に傷。
6. Wii manが野球で。ストラップ切れ。被害なし。
7. Eric Loweが野球で。ストラップ切れ。リモコンに傷。
8. Aaronが野球で。ストラップ切れ。窓が割れそうに。
9. ACAZがボウリングで。ストラップ切れ。リモコンに傷。
10. Serothisがテニスで。ストラップ切れ。被害なし。
11. Billがボウリングで。ストラップ切れ。リアプロTVにヒビ。
12. Ryanが何かで。ストラップ切れ。被害なし。
13. Moss Beachがテニスで。ストラップ切れ。リモコンに傷。
14. Clintが何かで。ストラップ切れ。被害報告なし。
15. andrewのルームメイトが野球で。ストラップ切れ。リモコン故障。

いやはや・・すごいですね・・・

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2006/12/08

LOVEはどうやって作られたのか?

本日はジョン・レノンの命日です。
メンバーのうち2人が亡くなってしまったThe Beatlesですが、つい先日LOVEという新譜が発売されました。

Love Jk

LOVEに関しては賛否両論で意見が分かれています。
例えばSun Kingのコーラスパートを逆回転してGnik Nusというタイトル付けたりしてるわけですが「それは曲とはいわねーよ!」とも思ってしまうものも中にはあるわけですが、元々シルク・ド・ソレイユのショーのサウンドトラックとして作られたことを考えるとショーの構成に必要な曲なのでしょう。

音楽的なことは別にしてLOVEは技術的には凄いことをやっています。
Beatlesは元々4トラック〜8トラックのテープレコーダーで録音されています。
例えば4トラックのレコーダーの通常の使い方2トラック使ってオケを録り、残りの2トラックでコーラスとボーカルを録るというのが普通なのですが、Beatlesはドラムやベースといった楽器だけ録音したらそれらをミックスして別のテープにコピーすることで少ないトラックでも複雑な多重録音をを行っていました。
2台のテープレコーダーでトラックがいっぱいになったらレコーダーにミックスしてコピーすることでトラック数を稼いでいたわけですね。
こうした作業をすることで、あるテープにはドラムだけが、あるテープにはコーラスだけが・・・というように途中経過のテープが沢山溜まってアビーロードスタジオに保管されました。

これらのワークテープを全部デジタルに変換し、ハードディスクにぶち込みます。
そして波形を解析して、丹念にさまざまなノイズを除去し、音質を向上させ、まるで現代のテクノロジーでレコーディングしたかのような音質をよみがえらせています。
こうして音質が良くなった素材をミックスするわけです。
I Want To Hold Your Handのオリジナルは右にドラム、左にギターというような今では不自然と感じるミックスでしたが、LOVEでは違和感なく聞けるミックスになっています。
こうしたミックスは過去にYellow SubmarineやLet It Be.Nakedで行われた手法ですが、LOVEではさらに一歩進んで5.1サラウンドまで実現されています。

そして複数の曲の組み合わせて新しいテイストの曲にミックスし直すという荒技にも挑戦しています。
テンポやピッチをいじって、異なる曲同士をミックスするわけです。
例えばTomorrow Never Knowsの強烈なドラミングにWithin You Without Youのボーカルを重ねてハードな曲にリミックスしています。
「Beatlesをそんな風にいじくっていいのか?」という議論にもなるわけですが、ポールも、リンゴも、オノ・ヨーコもOKしているわけですからいいのでしょう。(笑)

ここまで来ると、音楽製作と言うより考古学の方が近いのではないでしょうか?
製作に7年かかったというのが分かります。
何はともあれBeatlesの素材達はハードディスクに入っているわけで、今後何を生み出してくれるのか楽しみなところですね。

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iPhotoで年賀状??

最近やたらとテレビでも見るようになった、アップルのTV CM。
全く予備知識無い人はどんな感じで見ているのか反応が気になるところです。

さてそれはさておき、そんなアップルのTV CMにニューバージョンが登場。
タイトルは年賀状。
「Macなら年賀状もiPhotoで簡単に作れますよ」という日本オリジナルのTV CMとなっています。

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問題は・・・・本当にiPhotoで年賀状が出来るのかと言うこと・・・
iPhotoでカードを作る場合のテーマには年賀状はありません。
そこで適当なテーマで作ってみました。

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まあこのぐらいならば簡単というより一瞬でできますが、やはり凝ったもの作るなら市販の年賀状ソフトにはかないません。
というかiPhotoで年賀状が作れるというならせめて年賀状のテーマぐらいあっても良いのでは・・・
「ハヌカー祭(ユダヤ教のお祭り)はあるのにお正月が無いというのはいかがなものか?」とアメリカのアジア系社会は抗議すべきかと・・・(笑)

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2006/12/07

PowerBookでBluetooth携帯を使う

なんだかここのところライブレポートばかりアップしていました。
このままではなんのblogか分からなくなるので久々にMacネタなど・・

以前サブ携帯にFOMA M1000を使用していたのですが、とてもPDAとしては使える代物ではなく、単純にBluetoothモデムの役にしかたっていませんでした。
こんな物のために2回線契約しているのはバカみたいなので、夏頃に1回線解約し、メインの携帯をBluetooth付きのP902iSに機種変。
「これでメインの携帯だけでBluetoothモデムとして使える」と喜んでいたのですが、どうにも設定がうまくいかない・・・
忙しいこともあり散発的に悩んでいたのですが、先日これを解決してくれるすばらしいページを見つけました。

あれこれ、とりあえず」というblogの「P902iをMacでつかう」というタイトルの記事!(まんまやん!)

このページを読んでびっくりしたのですが、APNの設定にコンソール叩かなきゃ行けないようで・・・こりゃ私の手におえなかったはずです・・・
私はモバイル環境ではプロバイダーはNiftyを使用しているのですが、この記事を参考に設定したら無事PowerBookでP902iSのBluetooth機能を使用したパケット通信を行うことが可能となりました。
64kbpsではあるものの快適快適!!

3.6MbpsのHIGH-SPEEDデータ通信が一般的になるとさらに快適になるでしょう。

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2006/12/04

U2 Vertigo Tour 2006レポート(ネタバレ)

今年になって1998年のPopMart Tour以来8年ぶりにU2が来日するというニュースが流れ、Vertigo Tourで4月4日来日決定したものの延期となったU2がやっとのことで来日。

11月30日、待ちに待ったさいたまスーパーアリーナに行ってきました。
ただし、4月の公演場所だった約7万人収容の日産スタジアムが使えなかったらしく、約2万人(多分)収容のさいたまスーパーアリーナに会場が変更になったことで公演期日が11月29日、30日、12月4日の3日間となっています。

さいたまスーパーアリーナへ行くのは初めてなのですが、上野から案外近く、しかも駅と隣接する形であんなデカイ施設があるのはチョットビックリです。

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仕事の打ち合わせがあったので、時間が無くジョンレノンミュージアムに行くことが出来なかったのは残念。
グッズ購入も後回しにしてとりあえず入場です。

アリーナと言えどパイプ椅子ぐらいあるのが日本では普通ですが、アリーナは完全にスタンディングで観客は整理番号順に入場します。
ただ入場してしまうとA(真ん中より前方)とB(真ん中より後方)という大雑把な区切りしか無く、好きな位置に陣取ることが可能です。
また驚いたことに望遠カメラ、録音、ビデオ撮影、フラッシュ撮影しか禁止されておらず、携帯のカメラや通常のデジカメで撮影していても誰も注意しません。
海外でのコンサート同様のスタイルということなのでしょう。

さてステージはと言うとVertigo Tourにはすでに発売されているシカゴツアーのDVDにあるLEDすだれディスプレイを使用したアリーナセットと、雨風に耐える格子状LEDディスプレイを使用したスタジアムセットの2種類があったのですが、延期後のオーストラリア、日本、ハワイを回るのはスタジアムセット1種類のようで(2種類運ぶのは大変ですからねえ)、赤い縞のスピーカーとシルバーの格子状LEDディスプレイでデザインされたスタジアムセットが設置されていました。

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デザインはU2はもちろん、ピンクフロイドやストーンズでお馴染みのマーク・フィッシャー。
ステージからはAエリア全体を囲む形で二本の花道が客席に延びいます。

さて3000番代の整理番号で入場したのですが、まだまだ前には行けるもののステージ背面全体がLEDディスプレイになっているので、あまり前に行くとU2の映像演出を見ることができなくなってしまいます。
そこでステージ向かって左側の花道のさきっちょあたりで鑑賞することに。

予定時刻を15分ぐらい過ぎたあたりでオープニングのBGMがかかり場内が大歓声に包まれ、Everyone・・・Everyoneというボノの影ナレーションでさらにヒートアップ!
徐々に会場のライトが暗くなり1曲目はCity Of Blinding Lightsです。

1 City Of Blinding Lights
他の場所は分からないのですが、場内とんでも無い騒ぎで前へ詰めかける流れに逆らうのが大変。
周りの歓声&歌声が大きすぎて曲が聞こえないほどです。
ボノは日本国旗を振って花道先端に登場。
ステージ背面のLEDディスプレイは思った以上にまぶしくカッコイイです。
ほとんど照明の機材が見あたらないのを納得したりしていました。

2 Vertigo
オープニングのかけ声を日本語が「イチ、ニイ、サン、CATORCE!!」と日本語バージョン。(ジュウヨン!って言うのかと思ったら違いました)
とにかく観客が歌う歌う・・・・正直U2の演奏がよく聞こえません(^^;)
観客が満員電車並みに密集しているとココまですごいエネルギーになるというのは初体験です。
ディスプレイはもちろんグリングリンの渦が表示され、文字通りめまいです。
スクリーンには高輝度LEDの照明も埋め込まれており、目つぶし的に使用されています。

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3 Elevation
オープニングのHo-oというファルセットのコーラスを観客が歌い始めるとボノが「美しい・・・みんなは美しい・・・日本は美しい」と・・美しい日本ってどこかで聞いたことありますね。
阿部総理を表敬訪問した影響でしょうか?(笑)
ライティングは格子状のLEDディスプレ裏側からの照明となり、その部分が開いてライトが現れます。
照明の器具が少ないと思っていたら、裏から現れる仕組みになっていたんですね。

4 Until The End Of The World
この頃から音が落ち着いてきました。
バランスも音色も申し分ないのですが、いかんせん周りがうるさすぎます。
もうちょっと音量が大きくなるといいのに・・・なんて思っていたらエッジが花道をこちらにやってくるではありませんか・・・目の前にエッジが・・

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5 New Year's Day
今度は目の前にボノが・・ボノもエッジもとんでも無いオーラを放っています。
もう音も観客も本調子。
素晴らしい演奏と客席の一体感です。

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6 Beautiful Day
気がついたらスクリーンの裏にはピンスポットも設置されていて、12人のオペレーターが操作していました。
通常のムービングライトではあり得ない光量でいい感じです。
エンディングのメロに乗せてBeatlesのBlackbirdの歌詞を歌います。
かっこいい!

7 Angel Of Harlem
もうベストオブベストという選曲で進んできていますが、これまたみんな歌いまくり。
エッジが目の前でとても楽しそうに演奏しています。

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8 The First Time
エッジがアコースティックギターに持ち替えしっとりと・・
そしてボノとエッジが目の前に・・

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曲が終っても、ボノが目の前にいるので周りは大騒ぎ・・・・「次は父親にささげる曲」とMCしていると汗瓶に入ったらしく「Fu●k'n Glasses!」とサングラスを外したらまた大騒ぎ(^^;)

9 Sometimes You Can't Make It On Your Own

でも曲が始まったらちゃんと聞くのがえらいところです。
U2って上手いなあ・・とあらためて実感。

ディスプレイには人が延々と歩き続けるアニメーションとボノに歌う姿が映し出され、何となくジーンとくる瞬間です。

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10 One Tree Hill
同様に聞かせてくれます。

そして次はさらに名曲!

11 Sunday Bloody Sunday
途中The ClashのRock The Casbahが歌われ、その後ディスプレイに日本語で「共存」と表示され大歓声。
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ボノは以下のような図形の書かれた鉢巻をし「日本から共存を実現させよう」と呼びかけます。
Coexist

共存=COEXISTの文字を、月はイスラム教、六芒星はユダヤ教、十字架はキリスト教のピクトグラムに置き換えた図形で、宗教が違っても「coexist/共存」できることを訴えています。
さらに花道にサヤカちゃんという日本人の女の子を上げ二人で「No War!」と掛け合いをして抱き合う演出。
多分事前の仕込みと思われますが、その後「Sunday, bloody sunday」と歌っていたら不覚にもちょっと涙がでてしまいました。

そして間髪入れずこの曲。
12 Bullet The Blue Sky
舞台上真っ赤で、戦闘機が飛び交うアニメーションが映し出されます。
また曲間にThe Hands That Built Americaのフレーズが出てきたり、さらにはエンディングでは花道の先端で真っ赤なトーチがたかれた前で、ボノが「ジョニーが凱旋するとき」(When Johnny Comes Marching Home=アメリカ民謡?)を歌い、争いの無意味さを表現していました。

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13 Miss Sarajevo
エッジがピアノを弾きしっとりと歌われます。
曲の最後には「世界人権宣言」の日本語が表示され、第一条〜第六条までが日本語でスクロールされます。
サブ画面には女の子が表示され英語で人権宣言を朗読・・・・朗読が終わると間髪入れずに次の曲です。

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14 Pride (In The Name Of Love)
素晴らしい構成にただただからだが熱くなるばかりです。
もちろん全員大合唱です。

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さらにたたみかけるようにこの曲。
15 Where The Streets Have No Name
ディスプレイにはアフリカの様々な国旗が表示されます。
演奏は完璧!会場は大騒ぎです。

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16 One
DVDと同じように来場者に携帯電話をかざさせます。
携帯の待ち受け画面に包まれた会場は素晴らしい美しさです。
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各自の携帯やパソコンから配信されるEメールが世界の極端な貧困を救う運動「ほっとけないキャンペーン」について解説。

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P1010773

来場者に感謝して最後の曲です。

ここからはアンコール1回目です。
画面上に4列のスロットが表示され、いろいろな人の顔がグルグルと回り始めます。
この中には小泉元首相の顔なども含まれ、最後にはZooropaのジャケットにあるキャラクターが揃い「マンマ!マンマ!」と叫び始め、曲がスタートします。

P1010778

17 The Fly
画面には目まぐるしく美しいレイアウトでタイポグラフィーが表示されます。

18 Mysterious Ways
画面は艶めかしく動く女性の手が表示され、万華鏡のように変化していきます。
途中仕込みと思われる双子の外人女性をステージに上げて花道先端でパフォーマンス。

19 With Or Without You
もうなにも言うことはありません・・・素晴らしい。
キックとベースの音が心地いい中、全員大合唱です。
「さよならトーキョー」で1回目のアンコールは終了。

ここからはアンコール2回目です。

20 Window In The Skies
ベスト盤U218 Singlesに収録されている新曲です。
心地よく変化するアニメーションが表示されます。

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21 Desire
導入部はカントリー帳でギターと歌のみ。
途中からドラムとベースが入るアレンジ。
ハーモニカ上手い!

「久しぶりね」と言いながら最後の曲。

22 All I Want Is You
みんなで歌うシーンを作り、全員が合唱している中、最初はボノが、次はエッジが、そしてアダムが、最後にラリーが舞台から去っていき、2時間10分のショーが終了します。

その後、会場外のグッズ売り場へ行き、30分ぐらい並んでTシャツとパンフレットをゲット。
残念ながらツアーTシャツはL売り切れでした。

今回のVertigo Tourは、ステージに過去類を見ない巨大ディスプレイなどが使用されてはいますが、過去に行われたZooTV TourやPopMart Tourに比べて妙な演出は減っており、ストレートに音楽で自分たちのメッセージを伝えることに徹しています。

ところで始終ロックフェスなどに行っている若者は平気なのでしょうが、年寄りにギュウギュウ詰めのオールスタンディングは結構きついと言うことが判明。
ムチャクチャ疲れますし、興奮して暴れる奴もいるので微妙に危険だったりもします。
私も前の若者がいきなり両手を挙げて思いっきり仰け反ったので、後頭部で鼻をぶち割られそうになりました。(^^;)
年寄りは椅子のあるスタンド席あたりがちょうどよいのかもしれません。

ただ一体感があって楽しいのは事実なんですけど・・・みんなが歌うと聞こえなくなるのでもうちょっと音量が欲しかったかな・・・
ただ全体に文句なしに素晴らしく完成されたショーだったといえるでしょう。
日本公演は本日の4日を残すばかり。

行かれる方は楽しんでください!

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