Scissor Sisters大阪公演2007
妻のリクエストで、1月29日、Scissor Sistersのライブへ行ってきました。
Kraftwerkのライブ以来久々のなんばHatchです。
なんばHatchだと最後尾でも十分に見ることができるので遅めに行ったのですが、客席には前3列ほどしか入っておらず・・・普通だとラッキーなのですが、Scissor Sistersのオーディエンスというと若者100%ですから前から3列目に行くのは自殺行為。
モミクチャにされてしまいます。
とりあえずPAブースの前の柵を占拠することができたのでもたれて見ることに・・・
結局最終的にはギュウギュウという程でもないですが、程よく満杯で良い感じ。
客入れ時からDJがプレイしており客席を暖めています・・・
定刻になったらスタッフがステージ上で慌ただしくマイクのチェックをしたり、楽器をチェックをしたり、モニターのチェックをしたり・・・結局35分ほど遅れてスタートです。(他の会場でもそんな感じだったようなのでトラブルではないのでしょう・・客入れ前にやっとけよ・・)
ステージはアルバムジャケットと同じエレベーターの幕で隠されていますが、オープニングのSEと共に幕が開きメンバーがポーズを取って立っており、演奏スタートという感じ。
なにせメンバー5人のうち男性3人がゲイ、女性がトランスセクシャルというバンド。
衣装も変だし、身のこなしも変。
アンコールなどはラメ入りの短パン姿・・・・(短パンといえばフレディー・マーキュリーが思い浮かびます)
ゲイであることを前面に出したバンドですから、バリバリにゲイっぽいのですが、妙におしゃれなステージが展開されます。
そういえばお客さん男性が圧倒的に多くない??
男性ボーカルが胸をはだけると男性が「ウォーー!!」って歓声を上げるライブって・・・あー日本で良かったと思った次第です。(^^;)
ライブ自体は大変楽しいステージで、ラップやヒップホップばかり聴いている若者が「ダサーイ!」と敬遠する70年代のディスコサウンドを、オシャレで、笑えて、下品なショーに再構成させた感じです。
かなりよく考えられたステージといえるでしょう。
Setlistは以下のとおり。
She's My Man
Can't Decide
Tits On the Radio
The Skins
Laura
Lights
Kiss You Off
Paul McCartney
Take Your Mama
Mary
Transistor / Elevator Noise
Comfortably Numb
Rock'n'roll Nigger(Patti Smith)
Music Is the Victim
========Encore========
I Don't Feel Like Dancin'
Filthy / Gorgeous
Rock'n'roll NiggerはPatti Smithのカバーで(アルバム未収録)日本公演最終日のサービスだそうです。
Comfortably NumbはPinkFloydのカバーですが、カバーだと分かって聴いても違う曲に聞こえるほどアレンジされています。(Comfortably NumbのPVも映画版The Wallを意識しています)
曲数はそれほど多くないので、あっという間の90分でした。
変わってるのは、ボーカル2人とドラム以外は、サポートのキーボードプレーヤーも含めて持ち回りでベースとギターを弾くという演奏形態で、次々に楽器を持ち帰るあたり昔見たThe Hootersを思い出しました。(The Hootersほど演奏美味くないですが・・)
不満は音が小さかったこと。(客入れのDJより小さい・・・)
ファルセットなので声量がないんですかね?
バンドの音が全体に小さいのでギターなどは蚊の泣くような音でした。
お客さんの歓声にかき消されてしまいます。
普段聴いている音楽のジャンルと違いますが、ディスコサウンドはなかなか懐かしいものがあり、サービス精神旺盛なメンバーのMCもお下品でいい感じ。悪のりして大人のおもちゃをお尻にはさんだりくわえたり・・・(^^;)
周りを見渡してどう考えても会場で一番年寄りの男女だったように思いますが、それでも総合的には思っていたよりかなり楽しめました。
たまには普段聴いているもの以外のライブも良いものですね。
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