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2007/03/28

引っ越ししたら出てきたもの

このところ更新できていませんでしたが、引っ越しという大イベントで完全に忙殺されておりました。

別に引っ越しのシーズンを狙ったわけではないのですが成り行きでこんなややこしい季節に引っ越しです。
歳とってからの引っ越しなんてやるもんじゃありません・・・もう1週間はたつのにまだ調子悪いです(^^;)
ネットもつい先日やっと開通したのでぼちぼち再開という感じです。

ところで引っ越しに際して、ゴミ収集トラック2台分にあたる大量の物品を捨てたのですが、そんな選別作業中に出てきた懐かしいものをちょっと紹介。

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1990年にReactor社がリリースしたSpaceShip Warlock。
CD-ROMによるマルチメディアゲームの草分け的存在として、Mac用のソフトにもかかわらずベストセラーとなった作品です。

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同じく1990年にシナジー幾何学(株)の庄野晴彦が製作した日本初の本格的マルチメディアソフトAlice
そして1993年に発表され、庄野晴彦をNewsweek誌「50 for the Future(未来を創る50人)」に選出させる作品となったGADGET。

これらの作品は東芝からリリースされているのがちょっとビックリ。
ようやくコンピュータの操作をマウスで行うのが普及し始めたぐらいの時代、マルチメディアタイトルの中心はMacだったのを思い出しました。

Macは当時「漢字Talk」と呼ばれていたOSもCD-ROMで提供されていたのですが、1995年に発表されたWindows 95はフロッピーディスクで提供されていたんですね。

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あ!マイクロソフトといえばMac版のInternet ExplorerがCD-ROMで配布されていたこともあったんですよ。

懐かしーー!

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Macintosh誕生10周年を記念して発売された「Macintosh伝説」なるCD-ROMはちょっと捨てられないけどクラシック環境で動くのでしょうか?

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この頃になってくるとミュージシャンがインタラクティブな作品を作る例が多くなってきました。
そんな中の一つ。
イギリスのプログレッシブロックバンドYESが、1994年のアルバムTalkの発売に合わせてリリースしたCD-ROMタイトルactive。

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当然現在のMacOS Xでは見ることはできませんが、内容はかなりショボかったような・・・こちらのページに解説があります。

ゲームといえばこんな物もありました・・・

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アーサー・C・クラークの作品「宇宙のランデブー」のゲーム版です。
こちらは1997年の発売。
内容を全く覚えていないので、多分買ったけどプレイしていないのだと思います。(笑)

ゲームといえばマイクロソフトに買収されたConnectix社が1999年にリリースしたものの日本での発売は断念したプレイステーションのエミュレーターConnectix Virtual Game StationなんてのもMacの歴史の1ページでしょう。

私が最も使ったソフト、クラリスインパクトのディスクも出てきました。

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当然MacOS Xでは使用できないのですが、企画書などを書くのにこれ以上使いやすいソフトは未だに現れません。
同じコンセプトのソフトが現れないものでしょうか?

さて今回の引っ越しで一番悩んだのがこれ!

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私が一番最初に購入したMacである、Macintosh Plusです。
今見てもすばらしいデザインですね。
ただ使えない割には場所を食うので、2日間悩んだ末に涙をのんで廃棄することにしました。

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PowerBook Duo 280cなど、Macだけで4台ほど廃棄・・・・
後悔する日がやってくるのでしょうか?

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» マルチメディア2.0としての電子書籍に未来はあるか [Studio+i]
(KUMANOMIX:引っ越ししたら出てきたもの) 僕がコンピュータを本格的に触り始めたのは、93〜94年頃でした。当時は、CD-ROMによる「マルチメディア」コンテンツが一大ブームとなっており、インタラクティブ・ムービーから写真集までさまざまな作品が作られました。僕も「Spaceship Warlock」や「MYST」といったインタラクティブ・ムービーに衝撃を受け、これがメディアの未来ではないかと考えて3DCGによるコンテンツ制作を始めたのが、今の仕事に至るきっかけでした。 マルチメディアの失敗と... [続きを読む]

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