Apple TVの潜在能力
3月の引っ越し直後にApple TVが届いたものの、部屋の片付けやらなんやらでセッティングできる訳もなく、やっと接続して触ることができたころには、様々なメディアにレビューが出尽くしており、完璧にファーストインプレッションを各タイミングを逸してしまいました。
てなことで今更レビューというのも気が引けますが、ちょっと感じたことなどを・・・
発売前にはその正体について様々な憶測の流れたApple TVですが、実際手に取ってみると以前の予想通り「据え置き型iPod」でした。
ただ携帯用でも80GBのモデルがあるのにApple TVに内蔵されているハードディスクはわずか40GB。
私の音楽ライブラリーでさえ80GB程度あるのに、加えて映像コンテンツも転送して・・・という使い方をするには容量が小さすぎます。
普段使用しているiTunesとiPodシンクロして使用するのと同様に必要なコンテンツだけ転送する使い方もありますが、音楽のプレイリストだけならいちいちファイルの転送をしなくてもMac上のiTunesからのストリーミングで十分です。
操作感も非常にキビキビしており、ストリーミングにも関わらず再生までにもたもたするということもありません。
ただMacを常時付けっぱなしにしなければならないのが難点かも・・・
とことで日本ではiTunes Storeによる映像の販売というのは始まっていないわけですが、ハイビジョンテレビに接続するのが前提のApple TVで再生される映像の品質はいかがなものかちょっと比較してみたくなりました。
幸いAppleのホームページにHDフォーマットのサンプルページがあり、ここにバットマンビギンズの予告編があるのでこれを使いましょう。
DVDを持っているので比較に最適です。
720pをダウンロードしてそのままApple TVに転送できるかと思ったら、フレームレートが高いのか転送できず、
1080p版をダウンロードしてQuickTimeでApple TVフォーマットで書き出しをするとすんなりと読み込んでくれました。
こうして表示した同じシーンを撮影した写真が以下の写真です。
左側がApple TVで、右側が通常のDVDです。(クリックするとオリジナル写真)
正直「HDと言いつつ実はたいしたこと無いのでは?」と思っていたApple TVのあまりの実力に言葉を失う結果となってしまいました。
DVDプレーヤーだってちゃんとHDMIで接続した機器で再生しているのですが差がありすぎです。
ここまで差があるとこれからDVDソフト購入するのがためらわれます。
マズイですね(汗)
日本でのiTunes StoreでHDのコンテンツ販売を切望します。
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