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2007/07/29

ついにiPhoneを入手!

前回iPhoneについて書いた際は「AT&Tに契約して解約する」という正攻法のアクティベーション以外方法がなかったわけですが、その後色々と解析が進み、様々なハック法が紹介され始めた矢先、妹がNYに行くというのでiPhoneを買ってきてもらいました。
NYのAppleStoreでは「日本では使えないよ」と注意されたらしいですが、「分かってるけど兄がほしがっているから」と言ったら「フ〜ン・・テクノオタクだね」って言われたとか・・・ほっとけ!!(`ヘ´)

さて入手したiPhoneですが、小さなパッケージだとばかり思っていたら、こんな立派な袋に入っていてビックリです。
ブランド品のお店でジュエリーでも購入したかのような雰囲気です。

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パッケージも最近のiPodよりもかなり重厚と言えるでしょう。

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パッケージを空けるとこんな感じです。

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同梱されているのは本体、クレードル、ケーブル、電源、ヘッドホン、マニュアル、そしてクリーニング用のクロスとなります。

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すでに充電が行われていますので、パッケージから出すとすぐにアクティベーション開始となります。

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今回は正当派のアクティベーションでは無く、いわゆる裏技をトライ。
最初はわかりやすいGUIで誰でも簡単にアクティベーション可能というふれこみのiActivatorを試してみたのですが、バージョン1.0はまだ不安定なのか、日本語環境と相性が悪いのか、何度試してもiActivator自体が途中で落ちてしまい続行不能に。

気を取り直してiPhone Fan(仮)の「日本でiPhone導入ガイド その3:アクティベーションについて」を参考に「iPhoneToolを利用する方法」によりロックを解除。
正直iActivatorよりも簡単であっけなかったです。

ちなみにこれら「裏アクティベーション」ではいずれもYouTubeを見ることができません。
どうしてもiPhoneでYouTubeを見たい人は正規の方法によってアクティベーション解除するしかないでしょう。

さてどのぐらいの大きさなのかというと以下のような感じです。
左からFOMA M1000、iPhone、第5世代iPod(60GB)、iPod nano、FOMA P902iS
十分小さく、薄いことが分かってもらえますか?

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ついでなので、1993年に発売された第1世代のApple Newtonとも比較してみましょう。
久しぶりに引っ張り出してきたNewtonはかなり巨大だったので驚いてしまいました。

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本体を見ると表面はガラス、裏側は梨地仕上げのアルミでそこそこ重みを感じます。
正直ストラップを付ける穴もないので、取り扱いに緊張してしまいますね。
アメリカではすでにシリコンジャケットなどが販売されているようです。

正面にはホームボタンが、背面にはカメラのレンズが配置されています。

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本体上面にはスリープボタンとヘッドホンジャックが、そして左サイドにはマナーモードスイッチとボリュームボタンが配置されています。
下部にはスピーカー(左下)とマイク(右下)とドックコネクターが配置されています。

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付属のドックにはスピーカーとマイクの穴が空いており、本体にドックを挿してもドック下部のスリットから着信音などが音量下がることなく聞こえるようになっています。

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ドックに挿してiTunesとシンクすると、音楽やムービー以外に、iCalのスケジュール、アドレスブック、Mailアカウント、Safariブックマーク、iPhoto写真などをシンクさせることができます。
iSyncを使用しそうなものですが、なぜかiTunesだけでシンクを行います。

まだ手に入れたばかりでそれほど使用していないので、今回はファーストインプレッションという感じですが、一番気になったソフトキーボードの使い心地は思った以上に素晴らしいと言えるでしょう。
押した瞬間はどのキーを押したかが拡大されるので、間違っていた場合はそのまま正しい位置まで移動して指を離すと正しいキーがタイプされます。
これはソフトウェアキーボードだからこそ実現できる方法です。

英語の場合はミスタイプを自動的に補正する機能もあるので、かなり効率的にタイプできるようです。
ミスタイプの自動補正機能はローマ字入力の際は邪魔なので、設定で切っておくこともできます。

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カーソルキーの無いiPhoneで細かい文字修正などをどのように行うのか謎だったのですが、修正したい箇所を長押しすると、ルーペによる拡大画面が表示されるので、この状態で左右に指を動かすと精密にカーソル移動を行うことが可能です。

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素晴らしく考え抜かれた文字入力システムといえるでしょう。
多分iPhoneを使用したら通常のスマートフォンには戻れないでしょう。

iPodとしての機能もカバーフローなどをはじめ極めて使い勝手がよいといえます。
第6世代のiPodはこの方式になるのは確実でしょう。

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ヘッドホンジャックの穴が「付属のヘッドホンしか刺さらない」と不評ですが、付属しているヘッドホンはマイク付きで、プラグも写真のように特種な形状となりますので、近々マイク付きの変換ケーブルなどが発売されると思われます。

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ヘッドホンの右側には小さな四角いマイクが付いており、このまま会話できるようです。
またこのマイクにはマイクロスイッチが仕込んであり、1回つまむとポーズ、2回つまむと次の曲へジャンプと、iPodの再生をコントロールすることも可能です。

多分電話として使用するときもこのマイクロスイッチを使用するのでしょう。

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駆け足で紹介しましたが、これほどこだわりまくったデバイスは久しぶりに見た気がします。
Wi-Fi環境下では普通にブラウザもGoogle Mapも使用でき快適この上ありません。(ちなみに日本では認可されていない無線機器ということをお忘れ無く)

携帯やスマートフォンを作り続けている企業が既成概念から全く抜け出すことができないことを考えると、初めて作った携帯電話がこのすごい出来というのは、Appleの凄さを改めて思い知らされた感があります。

惜しむらくはCocoaでの開発環境が閉ざされていること。
Palmで巻き起こったような、ユーザによる日本語環境の搭載や、日本ならではの素晴らしいアプリケーションが搭載されることは期待できないのが非常に残念です。
なんとjKeyboradというJavaでの日本語入力環境を開発した人もいますが、これとてWi-Fiなどネットワークに接続されていないと手も足も出ません。
iPhone FAN(仮)「iPhoneSafariで日本語入力が自由自在に!! ブログも書けるぞ!!」参照

J Key

最初iPodが発表されたとき、画期的とは思ったものの今にして思うと大変プアーなものでした。
それを考えるとiPhoneもまだ第1世代!
まだまだ進化するのは間違いないiPhoneはこれから目が離せません!

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デヴィッド・ギルモアのライブDVD発売決定

Live8に端を発した再結成の話題も沈静化してしまったピンクフロイドですが、BARKS記事「デヴィッド・ギルモア、狂喜のDVDリリース」(記者もファンのようでやたら力の入った記事です!)によると、デヴィッド・ギルモアが行っていた『オン・アン・アイランド』ツアーの模様を納めたDVDが、2007年10月24日(海外9月17日)発売予定となったとのこと。

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内容は『オン・アン・アイランド』全曲に加え、20分を超えるエコーズをはじめピンクフロイドの名曲満載!
しかも2枚組で400分を超える豪華な内容とのこと!!

『Remember That Night - David Gilmour Live At The Royal Albert Hall』/ David Gilmour

曲目:
[DISC 1] Concert Filmed In London (ロイヤル・アルバート・ホール公演収録作品)
1. Speak To Me (スピーク・トゥ・ミー)
2. Breathe In The Air (生命の息吹)
3. Time (タイム)
4. Breathe In The Air (reprise)(生命の息吹(リプライズ))
5. Castellorizon (キャッスルロライズン)
6. On An Island featuring Crosby & Nash (オン・アン・アイランド フィーチャリング・クロスビー&ナッシュ)
7. The Blue featuring Crosby & Nash(ザ・ブルー フィーチャリング・クロスビー&ナッシュ)
8. Red Sky At Night(レッド・スカイ・アット・ナイト)
9. This Heaven(ディス・ヘヴン)
10. Then I Close My Eyes featuring Robert Wyattz
(ゼン・アイ・クローズ・マイ・アイズ フィーチャリング・ロバート・ワイアット)
11. Smile(スマイル)
12. Take A Breath (テイク・ア・ブレス)
13. A Pocketful of Stones (ア・ポケットフル・オブ・ストーンズ)
14. Where We Start (ホエア・ウィー・スタート)
15. Shine On You Crazy Diamond featuring Crosby & Nash
(クレイジー・ダイアモンド フィーチャリング・クロスビー&ナッシュ)
16. Fat Old Sun (デブでよろよろの太陽)
17. Coming Back To Life (転生)
18. High Hopes (運命の鐘)
19. Echoes (エコーズ)
20. Wish You Were Here(あなたがここにいてほしい)
21. Find The Cost Of Freedom featuring Crosby & Nash(自由の値)
22. Arnold Layne featuring David Bowie(アーノルド・レーン)
23. Comfortably Numb featuring David Bowie(コンファタブリー・ナム)

[DISC 2]
●From the Royal Albert Hall:ロイヤル・アルバート・ホール
1. Wot's…Uh The Deal (ウォッツ)
2. Dominoes(ドミノ)
3. Wearing The Inside Out featuring Richard Wright (ウェアリング・ジ・インサイド・アウト)
4. Arnold Layne featuring Richard Wright (アーノルド・レーン)
5. Comfortably Numb featuring Richard Wright(コンファタブリー・ナム)

●Documentary: Breaking Bread, Pouring Wine
From the Summer Tour 2006: Dark Globe(暗黒の世界)
Live From Abbey Road: Astronomy Domine(天の支配)
From the AOLSessions: This Heaven(ディス・ヘヴン)

●From The BBC Mermaid Theatre concert, March 7th 2006:
1. Castellorizon (キャッスルロライズン)
2. On An Island(オン・アン・アイランド)
3. The Blue (ザ・ブルー)
4. Take A Breath (テイク・ア・ブレス)
5. High Hopes (運命の鐘)
●Documentary: The Making Of 'On An Island' アルバム「オン・アン・アイランド」メイキング(ドキュメンタリー)

●Documentary: The West Coast(ウェスト・コースト(ドキュメンタリー))

●Music Videos:
1. On An Island(オン・アン・アイランド)
2. Smile (スマイル)

Blu-rayバージョンも発売されるとか。
プレーヤーどうしよう・・・・PS3買うか??(笑)

それよりもピンクフロイドのDVDにありがちな発売延期にならないことを祈ります。(^^;)

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2007/07/28

ニューiMacはアルミか?

8月7日に新しいiMacがリリースされるという噂がずいぶんたっているようですね。
ボディーが現在のホワイトからシネマディスプレイのようなアルミになるという噂が・・

まあこの噂は8月7日になってみれば分かりますが、engadgetの記事「新iMacのアルミキーボード流出?」にApple製の新しいキーボードの流出画像が出て話題になっています。

Imac Brushed Aluminum Keyboard Full

Imac-Slim-Keyboard-1

アルミ削りだしで、1cm以下という薄いキーボードはかなり本物っぽいですよね。
キートップはMacBookのキーボードとよく似た感じです。
これが本当だったら、新しいiMacがアルミボディーになるという噂もかなり真実味があるといえるでしょう。

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Al Kooper来日決定

今日はもう一つエンターテイメントネタです。

アル・クーパーって、知っている人の方が少ないとは思いますが、マニアックではあるものの日本に異常にファンが多い方です。(全アルバムが手にはいるのは日本だけ!)

私もBlues Projectのころから好きだったんですが、やっぱりBlood Sweat & Tearsとか、スーパーセッションとかフィルモアの奇跡とか、ソロアルバムのアイ・スタンド・アローンなど・・・プログレやツェッペリンに傾倒していたにもかかわらず聴きまくっておりました。(節操なしです)

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いままで2回ほど来日しているのですが、公演があること自体知らなかった為、残念な思いをしたものです。

ところが今年の12月にBillboard Liveでの公演が決定したとのこと。
もう63歳のはずですので行っておかねば!
写真は72年発表の「早すぎた自叙伝」のジャケットですが、ちょうどこんな見た目になっているのかも・・・

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・・・と心配したのですが、実際はこんな感じのようです。

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12月7日大阪、9日・10日東京、12日福岡でチケットは9月に受け付け開始のようです。

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ブルーマン グループ日本公演 詳細決定

いやはや、本当に久しぶりの日記となりました。
忙しくて更新できないと、何かとさぼりがちになってしまいますね。
イカンイカン!

ということで更新ストップしている間に以前お伝えしたBLUE MAN GROUP来日の噂に関して詳細情報が公式サイトにて発表されています。

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小さくてよく分からないのですが、六本木ヒルズ近くにできるインボイス劇場(専用劇場)の外観も公開されています。

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第1期公演日程:2007年12月1日(土)〜2008年1月31日(木)ということで、チームブルーマンの会員(登録無料)になれば先行予約が可能とのことでしたので早速会員登録。 初日のチケットを予約してみました。

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予約は7月31日の13時まで受付しており、抽選で8月1日にお知らせが来るそうです。
まだの予約していない方も、今からなら十分間に合いますよ。

8月にサマソニに出演との情報も本当でしたが、残念ながら2日間とも東京会場のみなので夏フェスへの参戦はしないことに決定。(身のためですよね)

芸能ニュースによると倖田來未とのジョイントもあるそうです。

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たぶんI feel loveを歌うとかそんな感じなのかな?

多分こんな演出かと・・(事前ネタバレ)

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2007/07/02

iPhone日本でも使えるの?

米国でのiPhoneのリリースは本当に凄かったようですね。
どうやら最初の出荷分は2日で完売してしまったようで、現在は2〜4週間待ちとの情報も入ってきています。

発売当日の騒動はITmedia「全米熱狂のiPhone発売、テレビ出演ではトラブルも」にまとめられていますが、フィラデルフィア市長までiPhoneを求める行列に並んだというのですから熱狂ぶりが分かります。
シャレにならないのはAppleの創業者の一人、スティーブ・ウォズニアックも「発売日に欲しい」と、行列に並んだというのですから驚いてしまいました。

機能などに関してもレポートやムービーなどが続々と出てきていますが非常に魅力的!
engadget「iPhone HDビデオツアー:インタフェース完全ガイド編

iPhoneは、電話として使えなくても良いから、iPodやPDAとして使用したい!と考えるに十分な魅力を持っています。
ただもし海外旅行などをして手に入れたとしてもなかなか敷居は高いようです。

ITmedia「米国在住でなくても可能か」や、VC社長日記「iPhoneは日本で使えるか?」によると、iPhoneを購入してきただけでは911などの緊急通報用電話機としての機能しか使用できないため、iTunesと接続してアクティベートを行うわけですが、この際に絶対必要なものが、米国の社会保障番号と、米国発行のクレジットカードと、米国の住所・・・・・ということで、かなり敷居は高いようです。

米国に住んでいる友人に頼むという手もありますが、初期費用に加えて、約$60の月々の通話料2年分、または$175の解約金などを友人のクレジットカードで払わなければならないので、友人に大きな負担をかけるのは必至。
よっぽど仲の良い人に頼むのでなければ、基本的には諦めた方が良いというのが結論と言えるでしょう。

ところでiPhoneは日本で販売される日が来るのでしょうか?
iPhoneは日本では使われていないGSM方式を採用しているわけですが、GSMは210以上の国や地域で使用されているデファクトスタンダードの通信方式。
世界から見ると日本と韓国だけが例外中の例外なのです。
GSMとして販売しているだけで世界シェアーの8割以上をカバーできることを考えると、急いで日本向けの機種を開発して来年投入してくるとは考えにくいのが現状。
日本では販売奨励金の制度なども問題になってくるかもしれません。

早く日本でも使えることを祈りますが、なかなか難しい壁があるのは確かのようです。

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