IIJ 端末型ダイアルアップIPサービス終了
IIJは日本で最初にインターネットの商用サービスを始めた会社で、サービスが開始された翌年1995年にIIJ 端末型ダイアルアップIPサービスし現在に至るまでメインのメール環境として使用していました。
途中、個人向けのサービスIIJ4Uなどもでき、そちらへの誘導などもあったのですが、なにせメールの容量制限が全くなく、何メガのファイルでも送受信できるのが最大のメリットで、さらに非常に安定していたのでIIJ4Uにも移転せずに使用していたわけです。
そんなIIJから以下のような案内が・・・・
お客様各位
株式会社インターネットイニシアティブ
端末型ダイアルアップIPサービス終了のお知らせ
拝啓
時下ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。
平素は弊社サービスをご利用頂き、誠にありがとうございます。
さて、この度「端末型ダイアルアップIPサービス」につきまして、
諸般の事情 により安定したサービスを提供することが困難であると判断し、
誠に勝手ながら2008年3月31日(月)をもって
サービス提供を終了させていただくこととなりましたのでお知らせいたします。
本サービスにつきましては、長きに渡りご愛顧をいただきまして、
誠にありが とうございました。心よりお礼を申し上げます。
また、サービス終了に伴い、お客様には大変なご不便、
ご迷惑をお掛けいたしますことを深くお詫び申し上げますとともに、
何卒ご理解いただきますようお願いいたします。
弊社では今後も充実したサービス向上を図っていく所存でございますので、
より一層のお引き立てを賜わりますようお願い申し上げます。
敬具
なにせ基本はメールサービスではなくダイアルアップIPのサービスですから「ひょっとしていつかは無くなるかも・・」というリスクはあったものの、今後新しいメールアドレスを通知するのが面倒そうです。
まあ長年使用しているせいか1日100通を超えるスパムがやってくるので、そろそろメールアドレス変更の潮時だったのかもしれません。
日本で一番最初に開始された一般向けインターネット接続サービスが終焉を迎えるというのは時代の流れを感じます・・・と言いいたいところですがインターネットが一般に普及してわずか10年そこそこしか経ってないんですね・・・
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コメント
ボクも最初の個人アカウントがIIJでした。
95年にSE/30から繋げて、暮らしてる京都市内から大阪市のAPにかけてました(電話代、ハンパじゃなかった..)。
97年にはDTIに移り、フレッツISDNを京都で一番最初に敷くべく(結局4番目でしたが)OCNに移行し、今に至るって感じです。
それでもやっぱりIIJは愛着あるISPなので、紆余曲折を一歩引いて見てました。
IIJのダイヤルアップIP接続サービス(確かその当時の接続料が、1分10円でしたね)も終焉かぁ...時代を感じますね。あの頃は常時接続なんて来る日はまさに「理想郷」の想いでしたが...今考える「理想郷」って、どこなんでしょうね?
投稿: にのみや@QTVR Diary | 2007/10/05 01:09
>にのみやさま
コメントありがとうございます。
IIJってアクセスポイント少なかったので出張行くとかなり困った自体になった記憶があります。
また妹が亀岡に住んでいた時代があり、近隣にAPがあるプロバイダーを探しまくったり・・・
なにやら同じ時代を生きていたようですねえ。
今後ともよろしくお願いします。
インターネットでHDコンテンツのやり取りまで出来るようになってしまってすごい時代になったものだと驚く反面、今の形のインターネットでは「真の理想郷」訪れない気がします。
次の情報基盤の時代はいつ来るのでしょうね?
せめてIPv6ぐらい一般的にならないものかと願っております。
あとはWi-Fiがどこでも使えると良いのですが・・・
投稿: kumanomix | 2007/10/05 23:34