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2007/11/14

Leopard雑感2 Leopardに隠れる死のブルースクリーン

Leopardが発売されてもう結構経ちますが、もっと速効でいろいろレビューできると思っていたものの仕事が忙しくてなかなか評価できず、未だに300の新機能の片鱗しか体験していない状態です。

今回の目玉機能の一つSpacesは画面に4つのデスクトップを割り当て、切り替えて使用することで、作業の効率化を図る機能で、例えばメールやブラウジングを展開しているデスクトップとPhotoshopの作業を行うデスクトップを分けることができます。

またParallelsでWindowsを使用すると、背面で動かしていても他の作業のパフォーマンスを低下させたりするものですが、Spacesで他のデスクトップで動作させておくとメモリーは使用するものの他の作業のパフォーマンスを大幅に低下させることがないというメリットがあります。

Parallelsdesktopscreensnapz001

前回も書きましたが、.Macを介して、例えば出先から自宅のMacの画面をコントロールすることができる「どこでも My Mac」は使用できたらこれほど心強いものはないのですが、あれこれ試しているにもかかわらず未だに同一LAN環境以外での動作はできていません。
自宅のLAN環境ではPowerBook G4でiMacの画面を共有し、ParallelsでWindowsを起動したりもできているのに・・・AppleのDiscussionsを見ると成功している人もいるようです。

同様に前回指摘した、Safariでのアクセスが遅い点もDiscussionsで指摘されており、DNSを手入力してIPv6を切るとかなり改善されました。

ところで多くのコンピュータが接続された環境にLeopardマシンを接続すると、当然ながらウインドウの共有サイドバーにはネットワーク上のマシンが表示されます。

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このアイコンをCover Flowで表示させて拡大させると、ネットワーク上のマシンがMacだった場合はApple Cinema Displayっぽいデザインなのがわかります。

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対して、ネットワーク上のマシンがPCだった場合は、ブラウン管を使用したベージュで古くさいCRTディスプレイを模したデザインのアイコンが表示されます。

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さらに、よく見るとCRTの画面にはなにやら文字が書いてあります。

Leopardからはアイコンサイズが大きくなったので拡大すると文字が読めるので拡大してみましょう。
ひょっとしてこれはWindowsに深刻なエラーが発生した際に表示される死のブルースクリーンでは!!(クリックして拡大)

なにもネットワーク上のPCのアイコンをこんなデザインにしなくても・・・(^^;)

ちなみに以下が本物の「死のブルースクリーン」画面ですが、ほぼ完璧と言えるほどコピーされています。(クリックして拡大)

Blue-Screen-Of-Death 1024

Leopard開発チームのちょっとしたジョークなのでしょうが、日本的な感覚ではちょっとやり過ぎという言えると思うのですがどうでしょう??(笑)

前回の「Leopard雑感1」はこちら

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2007/11/08

MacZoo'07 in KANSAIレポート

以前東京で行われた大塚商会主催のMacイベントMacZooの簡単なレポートを書きましたが、11月1日(木)、2日(金)の2日間、大阪の天満橋OMMビルにて関西版のMacZooが開催されたのでさっそく覗きに行ってみました。
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会場は東京に比べるとかなり小振りですが、大阪で久しぶりに開催されたMacイベントです。
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MacOS X Leopardがリリースされた直後とあって、会場内にはLeopard上でデモをやっている企業も結構あり、さらにはアップルの担当者によるセミナーや、Leopard体験コーナーなども設置されていました。
出展社は東京で行われたMacZooとほぼ同じで、あまりゆっくり見ている時間がなかったのですが、いくつか目に付いたものを紹介してみましょう。

Windowsを使用することなくWindowsアプリケーションを動作させるCrossOver MacがLeopard上でデモされていました。

DirectXには対応していないそうですが、MacOS標準のOpenGLに対応した3Dゲームが動作していました。

動作するソフトの条件を聞いてみたところ「動かしてみなければ分からない」とのことでした。(笑)
なにせWindowsなしでWindowsのソフトを動作させようというのですから当たり前といえば当たり前です。
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一方、Mac OS上でWindowsをシームレスに起動できる仮想化ソフトVMware FusionもLeopard上で問題なく動いていました。
こちらはDirectX 9互換で3Dゲームなども動作するとのことですが、ファイナルファンタジーXIのような高度なゲームは現状ではまだ無理とのことでした。
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2008年1月発売予定のMS Office:Mac 2008のプリビューがLeopard上で行われていました。
パフォーマンスなども含めてブラッシュアップが続けられているようでリリースが楽しみです。
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会場はDTP分野に向けたディスプレイやプリンターの展示が多いのですが、サムスンのLEDバックライトディスプレイがかなり目立った存在です。
キャリブレーション用のセンサーやソフト、フードも全部付属して24インチで実売20万円程度とのこと。
24インチが11月、30インチが2008年1月リリース予定です。
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エステックからは専用インターフェースカードとボックスをDVIケーブルで接続することでFIreWireポートを最大14ポートまで増設できる増設ユニットE-FIRE BOX 8844がひっそりと展示されていました。
ビデオ編集を行う際のディスク増設に役立つのではないでしょうか?
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この他エステックでは「宅ファイル便」のようなファイルサーバサービスに、データの暗号化機能を融合させた「暗号カプセル便」なるサービスも開始するとのことで、相手先にはURL、ID、パスワードをファックスで知らせるとのこと。
MacとWindows両方に対応しています。

東京のMacZooではまだ完成していなかったため、筐体だけが展示されていたAJAioHDが大阪では動作するモデルとしてデモされていました。
MacZoo'07 in KANSAIの目玉といっても過言ではないでしょう。
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ioHDはアップルのプロ向けビデオコーデックApple ProRes 422(PDF資料)をリアルタイムエンコードできるインターフェースで、FinalCut Studio 2のプロフェッショナルユーザ向けのシステムです。
ボックス自体には全くボタンやスイッチ類は無く、設定はソフトウェアのパッチベイで行うことが出来ます。
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FinalCutが無くても付属のソフトでApple ProRes 422の取り込みを行うことが可能だそうで、近日これらのソフトもLeopardに対応するとのことでした。
ブースではApple ProRes 422のストリームを再生し、DVIから出力して外部モニタ上で再生させるデモを行っていましたが、非圧縮に近い画質のビデオ編集がMacBook Proで行えるわけですからビックリです。
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ただ、MacBook Proには、FireWire 800のポートが1つしかないため、さすがにioHDとHDDをカスケード接続することは無理で、Express CardポートにFireWire 800インターフェースを追加してHDDが接続されていました。

様々なセミナーとは別に、展示会場内には小さなステージがあり、出展各社によってプレゼンテーションが開催されていました。
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MacZooは「Macをビジネスで活用しているユーザという非常に狭いマーケット向けのイベントだけに、ムチャクチャ人が集まるというわけではありませんが、いまどき貴重なMacイベントですから、是非今後も続けてほしいものです。

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2007/11/07

ツェッペリンの再結成公演が延期

11月26日、英ロンドンのO2アリーナにて一度限りの再結成ライブが行われることが決定していたレッド・ツェッペリンですが、なんとギタリストのジミー・ペイジが指を骨折!

BARKS記事「ツェッペリン、ペイジの怪我により再結成公演を延期

「再結成も夢と消えるか!!」と思ったら全治3週間程度で、ライブ自体は2週間延期されて12月10日に開催とのこと。
60歳を軽く超える人の骨折がたった3週間で完治するのはか分かりませんが、まあ中止じゃなくて良かったですね。
ギタリストが指を骨折って・・・どんな演奏になるのでしょうね?(^^;)

Itunesscreensnapz002-8

iTunes Storeは、10月からレッドツェッペリンのカタログ配信が開始されたことを記念して、O2アリーナへペアで3組ご招待キャンペーンを行っていたわけですが、すでにライブの日程が12月10日に変更されていました。

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2007/11/06

iTunes 7.5登場

ヨーロッパでのiPhone発売に合わせたバージョンアップのようですね。
バグフィックスなどは行われているほか、新しいゲームのサポートなどが行われているそうです。
詳細は以下のとおり。

iTunes 7.5 を使って、サービスが利用可能な場合はどこでも iPhone をアクティブにすることができます。また、iTunes 7.5 は、iPod nano(第三世代)、iPod classic、および iPod(第五世代)のためにデザインされた新しいインタラクティブミュージックゲーム、「Phase」をサポートしています。このリリースでは、安定性とパフォーマンス向上のための問題修正も行います。

同時にiTunes 7.5に対応したQuickTime 7.3もリリースされ、いずれもソフトウェアアップデートからダウンロード可能です。
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