iTunes Storeが米音楽小売り1位に!
オープンしてわずか5年のiTunes Storeが、なんとWal-MartやAmazonを抜いて米音楽小売業界でトップとなったのだそうです。
つまりリアルのCDショップよりも音楽配信が上になってしまったわけですね。
マイコミジャーナル「オープンから5年、iTunes Storeが米音楽小売り1位に」
ちょっと前のニュース「iTunes Storeが音楽小売りで米国2位に - NPD調査」によると
一方で消費者のCD離れも進んでおり、米国のティーンエイジャーの48%が2007年にCDを1枚も購入しなかった。2006年の同様の調査では38%だった。NPDは07年に米国で100万人程度がCDを購入するのを止めたと分析している。
ということでディスクメディアオンリーという時代は終焉を迎えようとしているようです。
まあディスクが無くなると言うより多様化という感じでしょうかね?
日本の状況が気になったので日本レコード協会の統計で調べてみました。
インターネット音楽販売サイトの合計というのは多分ほとんどがiTunes Storeでしょう。
2007年度の資料によるとシングルが28,644,000曲(前年比128%)、アルバムが1,511,000枚(前年比134%)となりNPDの調査と同じくアルバムを1枚12曲として換算すると18,132,000曲なので合計で46,776,000曲売れたことになります。
一方同じ資料によると携帯電話からのシングルダウンロード数は111,085,000(前年比199%)とインターネットの倍以上。
携帯が強いというのは日本の特殊性といえるでしょう。
一方CDシングルの2007年の生産数を調べてみると61,695,000枚(前年比91%)で、いつのまにやら携帯よりCDシングルの出荷数が少なくなってました。
まだアルバムは198,646,000枚を売り上げてはいるものの前年比89%で、やはり日本でもかなりCD離れは進んでいるようです。
未だにCDに頼り切っている日本のレコード会社はそろそろ考え直した方がよいのでは?
というかiTunes Storeで全メーカーが販売をする日も近いかもしれませんね。
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