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2008/10/30

iPhoneがワンセグ、絵文字対応に!

ソフトバンクモバイル冬の新製品発表会の場で、iPhone用バッテリーチャージャー&ワンセグチューナーモジュール「TV & バッテリー」が発表されました。

ITmedia「iPhone 3Gでワンセグが視聴可能に──絵文字対応、BBモバイルポイント無料開放も発表
ソフトバンクモバイル「プレスリリース:iPhone 3Gでワンセグが視聴可能に!
cnet「フォトレポート:iPhoneのワンセグチューナーを写真でチェック

Index Pic 02

ワンセグチューナーの映像はWi-Fi経由でiPhoneに飛ばすようで、なるほどねえ・・・という感じ。
12月中旬に発売とのことです。

Index Pic 01-1

また年内にiPhoneのメール送受信が絵文字にも対応するとのこと。

Ym3G02-2

さらにはソフトバンクテレコムが全国約3500カ所で提供している公衆無線LANサービス「BBモバイルポイント」を、無料で提供するのだそうです。

ソフトバンクモバイル「プレスリリース:iPhone 3Gユーザー向けに「公衆無線LANし放題」を無償提供

申し込み不要で、「BBモバイルポイント」エリア内にてアカウントを設定するだけというのが嬉しいですね。

記者会見冒頭でも「iPhoneを持ち始めてからパソコンでインターネットにアクセスする時間はどんどん減っているがインターネットの利用時間は増えている」と自らヘビーユーザーであることをアピールしていましたが、アップルで出来ないことは自社で実現してしまうと言うのがすごい!
ドコモだったら到底実現できないでしょう。

いろいろな意味で今後が楽しみです。

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OmniFocus1.5登場

OmniGroupは、iPhoneや他のMacと同期をすることが可能なOmniFocusがα版として提供されていましたが、Version1.5が正式版としてリリースされました。

M080

早速ダウンロードしてみましたが、すでに持っているアカウントで使用することができるようです。
ここまで来ると、近いうちに日本語版のリリースが期待できますね。

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2008/10/29

驚愕!エクセルでプロモーションビデオ

スラッシュドット「Excel形式で音楽プロモーションビデオを配信

AC/DC待望のニューアルバムがリリースされましたが、そのプロモーション用にエクセルのマクロを使用したプロモーションビデオが配布されています。
なんでも「セキュリティが厳しい企業のファイアウォールを通り抜けるビデオを作りたかった」というのがエクセルにした理由とのこと・・

それにしてもエクセルのマクロって強者が組むとここまで出来るものなんですね。
アスキーの組み合わせで画面が動くのは分かりますが、どうやって音と同期しているのでしょう??

Ws000017 Ws000018

とりあえずこちらのサイトからダウンロードできますが、Windowsで無いと動きません。

以下に見ることができない人のために、スプレッドシート上で動いている動画とオリジナルのクリップを紹介しておきます。

オリジナルのビデオは埋め込み無効なのでこちらのリンクからどうぞ。

追記:

詳しい人に解説してもらったところ。
ビデオを一コマ一コマなんらかのツールを使用してアスキー文字に変換してテーブル上の非表示部分に並べておき、それを0.12秒ごとにどんどんコピペしているのだそうです。
音はwavファイルが貼り付けてあって特にリンクしているわけではないとのこと。
唇や指使いが見えるわけじゃないから何となく音と一緒に動いているだけでプロモーションビデオっぽく見えるという仕組みのようです。
面白いですね。

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TekChargeを使ってみた

iPhone 3Gは非常に素晴らしいのですが、あえて難点を言うとバッテリーが持たない点は困ったものです。
Webブラウジングなどを行っているとあれよあれよとバッテリーが亡くなってしまうので、外出先でも充電できるようフォーカルのTekCharge MP1800を購入してみました。

P1100174 P1100181
P1100182 P1100205

購入してみると山のように海外の携帯電話用のアダプターが付いており、特にiPhone用に作られたものではないことが分かります。
沢山のアダプターはどれも使わないものばかりで、役に立ちません。
せめてPSPとかニンテンドーDSとかのアダプターぐらい入れてあっても罰は当たらないのに・・・
まあスタイル的に文句はありませんが、実際手に取ってみるとかなりチャチいです。
充電開始のスイッチなどがありますが、動きが悪いのはマイナスポイント。
充電開始したつもりが行き過ぎてLEDライトが点灯していたりするので注意が必要です。

まあ形より機能重視ということで実際に充電してみましたが、まあ2回充電が可能というのはハッタリでは無いっぽい感じ。
実際に2回充電しなければならないシーンはあまりないかもしれませんが、USBの充電ケーブルさえあれば、ゲーム機など他の機器の充電も可能なのはグッドです。

出張先でもかなり役に立ちます。
ただ充電されるまでは、ズボンのポケットやバックの中のMP1800と胸ポケットのiPhoneがケーブルで繋がっている状態で使用しなければならなくなり多少不便は不便です。

多少の不満はあるもののバッテリー残量を全く気にすることなくiPhoneを使用することができるのはメリットとしては非常に大きなものとなります。

ちなみに非常時にはLEDライトとしても機能するようですがまだ使ったことはありません(笑)

P1100185

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2008/10/21

ポメラ面白いけど・・・

キングジムのポメラというテキスト入力デバイスが発表されました。
ITmedia「入力はテキストデータだけ――折りたたみ式キーボード搭載の「ポメラ」

ノートパソコンのようにかさばらず、バッテリーの持ち時間気にせずテキスト入力ができるというあたり、一瞬物欲をそそるものがあります。

キーボードが折りたたまれ普段は小型なのに入力するときはフルキーボードというのが魅力でもあるわけです。

しかもカナ漢字変換はATOK。

打った文字はSDカードでパソコンに取り込みというわけです。

N-Pomera01

ただ、ここでふと思い出したのですが、Palmを使っていた時代、Stowaway Keyboardという4つ折りで持ち歩けるキーボードで、テキストやメールの入力をしようとして、結局挫折した気が・・・

Stowaway

Stowaway01-TmStowaway02Jpg

その前はNECのMobileGear(DOS版)も使ってみたけどやっぱり挫折・・・

Mg

結局、文章を書く時って、テキスト入力だけじゃダメで、資料を見たり、受信したメールを確認したりしないと書けないので、PowerBookを持ち歩くのが一番効率よかったんですよね。
今はMacBook Airのおかげで楽できています。

でもポメラ安かったら再度チャレンジしてみてもいいなあ・・・と思ったら2万7千円もするんだ!
PSPよりも高いってどうなんでしょ?!

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キース・エマーソン来日公演最終日レポート

今回のKeith Emerson Bandの来日公演はニューアルバムの発売も手伝ってか妙に盛り上がっていますよね。
一般的にマイナーなプログレ業界で東京3公演というのは異例の多さ。
挙げ句の果てにキース エマーソンが朝の情報番組とくダネ!生出演というのも異例中の異例。
録画して見ましたが、お茶の間の若い奥さん達にエマーソンはどう写ったのでしょうね。

前のエントリーでは10月15日の初日の模様をレポートしましたが、昨日10月20日はいよいよ来日公演も最終日。
大阪の松下IMPホールへ行ってきました。
IMPホールは本来音楽ホールではなく、格闘技なども行う多目的ホール。
雰囲気も陰気くさいし音も良くないので嫌いなホールです。
2000人規模のCCレモンホールと違って、800人程度しか入らない狭いホールでなのですが、そもそも大阪って通常のコンサートに使用できるホールが非常に少ないので贅沢言えません。
当然会場に入るとキャパが小さいので、完璧に満席。
初日と同じく「録音するな!撮影するな」のプラカード持ったスタッフがウロウロしており、同様のアナウンスもしつこく流れています。
一生懸命バックあけてカメラチェックしていますが、今の時代携帯電話取り上げなきゃ意味ないんじゃないかなあ・・・なんて思いつつシートを探していたらシートがない!
チケット見たらD列と書いてあるのですが、すでに人が座ってるので係の人に聞いたらD列では無くてDd列とのこと。(小文字のdにも意味があったのね。)
DdはAより前というので行ってみたら、スピーカーより外側の壁際にパイプ椅子が2個置いてありました(-_-;)
なんだか所在ない座席ですがまあステージ上に見切れはないからよしとしましょう・・・

ステージ上のセッティングは15日とほぼ同じ。
キースのセットはModular MoogとHAMMOND以外は、KORGのOASYSとTRITONでした。

以下がこの日のセットリストです。
以前ご紹介したラトビアのセットリストと同じですね。

2008年10月20日(月) 松下IMPホール セットリスト 

1. Ignition(Keith Emerson Band Featuring Marc Bonilla)'08
2. 1st Presence(Keith Emerson Band Featuring Marc Bonilla)'08
3. Last Horizon(Keith Emerson Band Featuring Marc Bonilla)'08
4. Karn Evil 9: 1st Impression, Part 2(Brain Salad Surgery)'73
5. Piano Concerto No.1 Third Movement(Works, Vol.1)'77
6. Bitches Crystal(Tarkus)'71
7. Malambo(Keith Emerson Band Featuring Marc Bonilla)'08
8. Touch And Go(Emerson, Lake & Powell)'87
9. Lucky Man(Emerson, Lake & Palmer)'70
10. Miles Away pt1(Keith Emerson Band Featuring Marc Bonilla)'08
11. Miles Away pt2(Keith Emerson Band Featuring Marc Bonilla)'08
12. Crusaders Cross(Keith Emerson Band Featuring Marc Bonilla)'08
13. Fugue(Keith Emerson Band Featuring Marc Bonilla)'08
14. Marche Train(Keith Emerson Band Featuring Marc Bonilla)'08
15. Finale(Keith Emerson Band Featuring Marc Bonilla)'08
16. The Barbarian(Emerson, Lake & Palmer)'70
17. Prelude To A Hope(Keith Emerson Band Featuring Marc Bonilla)'08
18. A Place To Hide(Keith Emerson Band Featuring Marc Bonilla)'08
19. From The Beginning(Trilogy)'72
20. Hoedown(Trilogy)'72
21. Tarkus(Tarkus)'71
ENCORE------------------------------------------------
22. Fanfare For The Common Man(Works, Vol.1)'77 ~America
23. Natcracker~Nutrocker(Pictures at an Exhibition)'71

初日に出てきた鼓(つづみ)奏者用のマイクは無くIgnitionが流れる中のメンバー登場。
やはり鼓は思いつきだったようです。

1st Presenceから演奏開始。
初日の演奏とは違ってリハビリムードは無し。
メンバーはリラックスし、非常に丁寧に演奏しているのが伝わってきます。
すばらしく良い!!

Last Horizonが終了し、Moogからサンプル アンド ホールド音が鳴り響きはじめ、その音が徐々にKarn Evil 9のオープニングへと変化していくのですが、途中で音がストップしたり、うまく変化しなかったりといきなりトラブル!
まあなにせMoogも年代物ですからキースも幾度となく修羅場をくぐっているわけで、この程度のことではうろたえません。(^_^;)
数回のトライで無事Karn Evil 9のスタートです。
日本公演の最終日ともなるとマーク・ボニーラも絶好調。
グレック・レイク似ののびのあるボーカルを聞かせてくれ、全くセーブしている雰囲気は見えません。
キースはMaple Leaf Ragのフレーズなどを交えたりはするもののほぼ原曲どおりの演奏です。

Piano Concerto No.1は15日と同じくロック仕立てですが、キースのプレイが半端じゃない。
さらにギターも思いっきり前面に出てきているため、よりロックっぽさが強調されます。
というかPiano Concerto No.1なのに怒濤の演奏とでも申しましょうか・・・演奏終わったら歓声とともに拍手が鳴り止みません。

ここでメンバー紹介。
「一番はベースです!」と日本語なども交えつつ和やかに進行します。

Keith Emerson(Key)
Marc Bonilla(G, Vo)
Travis Davis(B)
Tony Pia(Ds)

続いて演奏されるBitches Crystalはテンポ檄早!
EL&P時代の曲が続いたところで、次はニューアルバムからバレエ組曲「エスタンシア」のフィナーレMalamboをキース風にアレンジ。
さらにEmerson Lake & PowellのTouch And Goと多彩なアルバムからの選曲が続きます。
Touch And Goはオリジナルよりもヘビーな雰囲気です。

続くLucky Manはマーク・ボニーラのニューアレンジで、オープニングはシーケンスから入り、次第に重厚なロックバラードへと変化します。
スネアーには深いリバーブがかかり、好きな感じです。
エンディングはおなじみキースのMoogソロ。
初日はMoogがデカすぎてなんだか分かりませんが、今回は非常にバランス良く、アナログシンセの様々な技が駆使されたど迫力の状態で終わります。

ここからはしばらくニューアルバムからの曲が続きます。
Miles Away pt1ではキースはアコースティックピアノへ。
アコースティックピアノの脇には電気スタンドが舞台セットで置いてあるのですが、キースは演奏中スタンドの電気が点灯しないのをしきりに気にしている様子(笑)
EL&Pの曲は大きくアレンジしたりアドリブがかなり入るのですが、ニューアルバムからの曲はオリジナルに非常に忠実に演奏されます。
ちなみに電気スタンドは最後まで点灯しませんでした。

今回何よりうれしかったのは15日には演奏しなかった、Marche TrainとFinaleを演奏したこと。
Marche Trainはホルストの惑星より「ジュピター」がモチーフになっている曲。
Finaleは「サンサーンスの交響曲第3番ハ短調op.78 オルガン付き」のフレーズが効果的に使用されている曲。
ちなみに交響曲第3番は2005年の来日時、オープニングBGMとして使用された曲です。

本当に!本当に!すばらしい演奏でした。
曲が終わると同時に観客の多くが立ち上がって大歓声です。
反応が良いからか、良い演奏ができたからか、メンバーもうれしそう。

続くThe Barbarianは、基本的にはEL&Pと同じなのですが、原曲よりもさらにヘビーになっていて、マークとベースのトラビスはヘッドバンキングしながらのプレイです(笑)

続くPrelude To A Hopeはアコースティックピアノ。
ピアノの弦を指ではじくプレイなどもありますが、基本的には原曲どおりしっとりと決めます。

A Place To Hide~From The Beginningはマーク・ボニーラの独壇場。
本当にボーカル調子良さそうです。
From The Beginningはアコースティックピアノですが、後半キースのピアノ弦ピッキングプレイが決まっていました。

いよいよエンディングが近づいてきました。
Bass Dr.のリズムに合わせて手拍子を求め盛り上がったところでHoedown。
キースがハーモニカを手に取りマークと掛け合いでオー・スザンナを演奏。
続いてマークのギターソロ。
やっぱりHoedownはいつ聞いても盛り上がります。

拍手が鳴り止まない中、最後の曲Tarkusがスタート。
大部分は原曲に忠実ですが、Massでは中間部にテルミンソロ~リボンコントローラーソロ(ベースと掛け合い)が、Manticoreでは7分近いドラムソロが、Battlefieldでは、マークのギターソロがそれぞれ入ります。
キースがテルミンの音を出し始めたら観客から大きな歓声が湧き、キースがとても嬉しそうにしていたのが印象的でした。
フルで30分超える熱演で終了。

アンコールはFanfare For The Common Manのトランペットがテープで流れる中メンバーが再度ステージへ。
マークはなぜか阪神のユニフォームを着て登場・・・と思ったら同じユニフォームを着た小学生っぽい子供もステージへ上がりパーカッションを持たされています。
ひょっとしてマーク・ボニーラの息子さん?マークは50歳超えていますからお孫さんということもあり得ます。(結局誰だか分かりませんでした)
Fanfare For The Common Manがスタートすると、会場ほぼ総立ちで盛り上がります。

例によって、「キーボードを逆から弾き、途中で間違えてしまい演奏が止まってしまうものの観客の声援で立ち直って演奏が再開される」という「知らない人が見たら本当に間違えたとしか思えない演出」が入ります(笑)
エンディングにかぶって、チャイコフスキーのくるみ割り人形(Nutcracker)から「こんぺい糖の踊り」が演奏され、Nutrocker(くるみ割り人形の行進曲が原曲)へと繋がります。
EL&PのNutrockerよりもよりロックンロールナンバーっぽい雰囲気の仕上がりで、マークの早引きギターソロもたっぷり聴くことができます。
さらにくるみ割り人形の「トレパーク(ロシアの踊り)」へとつながり終了。
思えば甲子園球場の初来日時暴動でコンサートが中止となり、ナットロッカー聞くことができず、92年か96年のどちらか忘れましたが、機材不調でロンドで終了(元々セットリストに入ってなかったのかも)、2005年には演奏されず・・・私はエマーソンがナットロッカーを弾いている姿を見るのは初めてじゃなかろうか!
いやー盛り上がりました!
会場総立ち、歓声がやむことなく、ウドーの強力なガードにもかかわらず花束を渡す女性なども多く、メンバーは満足げにステージを後にしました。

初日は2時間10分ほどでしたが、最終日はたっぷり2時間半のパフォーマンス。
しかも64歳のエマーソンがオルガンこそ倒さないものの、激しいアクションでぶっ通しのパフォーマンスというのは驚嘆に値します。

初日かなり辛かった音響ですが、今回はほどよい音量で音質やバランスも良かったので大変満足できました。(IMPはホール自体の音がイマイチなので後ろの方の人は満足できたかどうかは分かりませんが・・・)
ライティングのスタッフはポスターレットに名前が無いので日本側のスタッフだったかもしれませんが、予算なさげな中かなりがんばっていたと言えるでしょう。
最終日は曲とのタイミングも完璧でした。

ところでマーク・ボニーラという人は私は今まで聞いたことのなくインターネットで経歴を調べても今ひとつハッキリしないのですが、今回のアルバムやツアーにおいてマーク・ボニーラの果たした役割は非常に大きいように思います。
EL&Pを再現するのではなく、64歳のキーボーディストをリーダーとした、キース エマーソン バンドとして今できる最善で最高のアルバムやパフォーマンスを提供しようという姿勢は間違いなくマーク・ボニーラ主導でムードを作り上げているように見受けられまました。
キースとマークがタッグを組んでいれば、次回作や、それに伴うツアーなんてのも十分ありうるでしょう。

ハッキリ言って初日はどうなることかと思いましたが、最終日は色々な意味で感動させてもらいました。
次回の来日があることを祈りたいと思います。

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2008/10/20

キース・エマーソン来日公演初日レポート

ネタバレですので、本日大阪の日本最終公演に行かれる方はご注意ください。

待ちに待ったキース・エマーソンの日本来日公演が10月15日からスタート。

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前回が2005だったのでわずか3年での再来日です。
ギタリストがDave KilminsterからMarc Bonillaへとかわり、リズムセクションもTravis Davis(B)、Tony Pia(Ds)と全員が新メンバーとなっています。

会場の渋谷CCレモンホールへ到着したらとりあえずグッズ調達。
今回はTシャツとポスターレット(ポスター型パンフレット)。
とりあえずポスターレットは買うとして、Tシャツは「燃えるグランドピアノの前に座るキース」と「ニューアルバムのジャケットイメージ」を使用したもの2種類があったので、実際に着ることができそうなアルバムジャケットデザインのものを購入。
P1100231 P1100232

ポスターレットは前回8つ折りだったものが、今回4つ折りとなり非常に持ちにくいのが難点です。(東京で買わずに大阪で買えば良かった・・・)

P1100230

ホールに入るとプラカードを持った係の人がウロウロ・・・なんだろうと思ってみると「録音や撮影をするな」という内容。
さらにしつこく場内放送が流れ、さらには日本人スタッフとキースのスタッフが交互に出てきて、日本語と英語で「録音や録画をするな」とMC。
近年まれに見る厳しさで70年代のコンサートを思い出します。

お客さんの入りが1階席は満席、2階席は2割程度の入り。
まあ初日はこんなものでしょう。
私の座席は前から5列目の右手スピーカーの真ん前。
なかなか見やすい席です。

ステージ上は、下手にキースのキーボードセットがあり、モジュラーモーグ(ムーグかモーグかの論争があったが開発者の亡きRobert Moog博士によるとモーグとのこと)を中心にコルグのOASYSともう一台のキーボード、ハモンドオルガン、おなじみリボンコントローラーや、さらには珍しくテルミンなども置かれています。
センターには奥にドラム、手前にマーク・ボニーラ用のマイクスタンド、上手にはベースアンプとさらに上手にはアコースティックピアノがセッティングされています。

BGMはキースのソロアルバムからで幻魔大戦などがかかっている中、開演の7時ちょうどに客席のライトが消え場内歓声に包まれます。
そしてステージ上のライトが付いたらなんと舞台上に若い女性の鼓(つづみ)奏者の方が・・・なんだか妙に緊張しているように見えますが「いよ〜〜〜〜ポン!」って感じで始まり、徐々に鼓が早くなる中、Ignitionがテープで流れ始め、メンバーがステージに登場するという演出。

日本に来てエマーソンが急遽思いついたという可能性が大で「なんだかなあ」という感じなのですが、とりあえずIgnitionのピアノはテープじゃなくて生で聞きたかった・・・

とりあえセットリストは以下のとおり

2008年10月15日(水) 渋谷C.C.Lemonホール セットリスト
1. Ignition(Keith Emerson Band Featuring Marc Bonilla)'08
2. 1st Presence(Keith Emerson Band Featuring Marc Bonilla)'08
3. Last Horizon(Keith Emerson Band Featuring Marc Bonilla)'08
4. Karn Evil 9: 1st Impression, Part 2(Brain Salad Surgery)'73
5. Piano Concerto No.1 Third Movement(Works, Vol.1)'77
6. Bitches Crystal(Tarkus)'71
7. Malambo(Keith Emerson Band Featuring Marc Bonilla)'08
8. Touch And Go(Emerson, Lake & Powell)'87
9. Lucky Man(Emerson, Lake & Palmer)'70
10. Miles Away pt1(Keith Emerson Band Featuring Marc Bonilla)'08
11. Miles Away pt2(Keith Emerson Band Featuring Marc Bonilla)'08
12. Crusaders Cross(Keith Emerson Band Featuring Marc Bonilla)'08
13. Fugue(Keith Emerson Band Featuring Marc Bonilla)'08
14. The Barbarian(Emerson, Lake & Palmer)'70
15. Prelude To A Hope(Keith Emerson Band Featuring Marc Bonilla)'08
16. A Place To Hide(Keith Emerson Band Featuring Marc Bonilla)'08
17. From The Beginning(Trilogy)'72
18. Hoedown(Trilogy)'72
19. Tarkus(Tarkus)'71

ENCORE------------------------------------------------

20. Fanfare For The Common Man(Works, Vol.1)'77 〜America
21. Natcracker〜Nutrocker(Pictures at an Exhibition)'71

ニューアルバムからの曲を中心として、かなり広範囲のアルバムからの曲をチョイスしてあり大サービスという選曲。
個人的にはニューアルバムからMarche TrainFinaleが入っていないのがちょっと残念でした。

Karn Evil 9は「Welcome back my friends to the show that never ends・・・」だけの短縮バージョンではなく、1st Impression, Part 2の部分をフルで演奏。
メンバー紹介で、マーク・ボニーラがエマーソンを「ハーモニカのキース・エマーソン!」と紹介し笑いを取ると、エマーソンも「ハーモニカあるよ」と切り返していましたが、後Hoedownで本当にハーモニカを演奏してビックリ。

Piano Concerto No.1は、アコースティックピアノバージョンかと思いきやThird Movementのオケパートをバンド用にアレンジしたバージョンで、オーケストラに負けていない迫力でした。

Lucky Manのエンディングのモーグソロは相変わらずすごい迫力ですが、モーグの音量で他の楽器の音が全く聞こえません。

From The Beginningはアコースティックピアノでの伴奏なので印象的なシンセソロは無し。
その代わり、アコースティックピアノの弦をブラシでこするパフォーマンスがありTake A Pebbleが始まるのかと期待しちゃいました。

Tarkusは完璧にフルバージョン+長いドラムソロ。
テルミンのソロに続いて、お約束のリボンコントローラーのソロも入ります。
もちろんお尻でリボンコントローラこすります(笑)

アンコール1曲目のFanfare For The Common Manは、ドアタマのトランペットフレーズがテープで流れる中メンバーが登場するという演出だったのはかなりがっかり。
あのフレーズはキースが生で弾いてくれなくちゃ!

Rondoではキースがシンセソロを弾いているとき、マークがOASYSのディスプレイをバタンと倒して、こっち来いよとサイン。
それを合図にキースがシンセを裏から弾くというおなじみのプレイとなります。
キースって裏から弾いた方がミスタッチが少ないんですね・・・恐るべし!
途中間違って演奏が止まるけど、観客の声援で再開するという演出は前回と一緒(笑)

アンコール2曲目のNutrockerは、チャイコフスキーのバレエ組曲「くるみ割り人形」から「行進曲(第1幕:第2曲)」をアレンジしたものですが、今回は同じくるみ割り人形から「トレパーク ロシアの踊り(第2幕:第12曲)」で始まって、いつものナットロッカーへ移り、途中2曲が交差します。【やはり記憶は曖昧ですね。大阪を見て分かりましたが、くるみ割り人形から「こんぺい糖の踊り」が演奏され、ナットロッカー(くるみ割り人形の行進曲が原曲)へと繋がり、さらにくるみ割り人形の「トレパーク(ロシアの踊り)」へとつながるのが正解です】

かなりロックっぽいアレンジで新鮮でした。

今回のライブの全体を通して、スピーカーの真ん前だったせいも多少あるのですが、メチャクチャ音が大きい。
私もたいがい大きな音は好きな方ですが、久々に耳が死にました。
というか大きすぎて音程がよく分からないほどというのはいかがなものか・・・
ステージ中もモニターが聞こえないらしくキースがしきりにキーボードの音を上げろとサインを出していました。

音量は別にして、1曲毎にドラムの温色を変えたり、マーク・ボニーラのエフェクトが複雑に変化するなど、音響的にはなかなか凝っています。
サウンドエンジニアは前回来日時と同じなので、たぶんマーク・ボニーラがあれやこれや注文つけているのではないでしょうか?

キースも64歳になってしまい細かい作業はできなくなっているようで、キーボードの音色切り替えなどは舞台袖のテクニシャンがMIDIコントローラーを使用して行っているのですが、この切り替えを頻繁に間違えるのはちょっと・・・

まあワールドツアーの最初として東ヨーロッパツアーが終わり、しばらく立ってからの日本ツアーなわけで、メンバー、スタッフともにリハビリ的な要素は多分にあったと思います。
キースもかなりいい加減に弾いていましたし、マーク・ボニーラはもっと声が出るはずなのに妙に喉守っている感じがあったり・・・決して万全とは言えない状況が見て取れるのですが、とりあえずアラ探ししててもきりがありません。
メンバー一新で音が若々しくなり、ロックっぽくなり、なによりメンバー全員楽しそう!
オーディエンスへのアピールも十分で、存分に楽しましてもらいました。

実は今日の最終日は大阪も行けることになっているので非常に楽しみです。

あ!そうそう・・・前回の来日時のしょうもない日本語オヤジギャグは今回無く、すべて曲紹介など普通のMCでした。
でも、なきゃないでちょっと寂しいかも(笑)

追記:
とりあえず最終日の大阪レポートもアップしてあります。

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2008/10/15

Keynoteのストリーミング

新しいMacBookの発表が行われた10月14日のアップル スペシャルイベントの模様がストリーミング開始となりました。
こちらからどうぞ。

M078

現時点ではポッドキャストは出ていないみたいですね。
さあ東京出張行ってきます。

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MacBook全商品にニューモデル登場

スペシャルイベントが終了。

結局MacBookファミリーが再編されました。

事前にデザインに関する様々なリークがありましたがほぼ当たっていたと言えるでしょう。

ここまでリークが多いと作為的な盛り上げとも感じてしまいます。(もちろん私も踊らされていますが・・・笑)

15インチMacBook Pro ¥228,800〜

モノコックのアルミボディーとiMacを思わせるディスプレイ、さらにはクリックボタンの無いマルチタッチ対応、ガラストップのトラックバットを搭載。

サイズは17インチがラインナップから消え(アップルストアがオープンしたらMacBook Proの17インチは前のスタイルのまま販売されており、ラインナップとしては消えていませんでした。1月のMacworldまでお預けという感じでしょうか?)、FireWireは400が無くなり800のみとなります。

なんとNVIDIA GeForce 9400MとGeForce 9600M GTという2つのGPUを状況に応じて切り替えて使用できるようです。

Overview-Gallery1-20081014

 LEDバックライト搭載15.4インチディスプレイ
 2.4GHz、2.53GHzまたは2.8GHz Intel Core 2 Duoプロセッサ
 2.49kg、薄さ2.41cm
 NVIDIA GeForce 9600M GTディスクリートグラフィックス
 NVIDIA GeForce 9600M統合型グラフィックス
 FireWire 800ポート
 ExpressCard/34スロット

13インチMacBook ¥148,800~

MacBook Proとほぼ同じデザインとなりましたが、FireWireポートが無くなることとなりました。
コンシューマー向けのビデオはAVCHDがメインとなったのでFireWireは必要ないという判断でしょうか?

Overview-Hero20081014

 LEDバックライト搭載13.3インチディスプレイ
 2.0GHzまたは2.4GHz Intel Core 2 Duoプロセッサ
 2.04kg、薄さ2.41cm
 NVIDIA GeForce 9400M統合型グラフィックス

MacBook13インチ (ホワイト) ¥114,800

低価格となりました。

Product-White-Legacy

 2.1GHz Intel Core 2 Duo
 1GB DDR2 メモリ
 120GB ハードディスク

MacBook Air 214,800円〜

基本的に従来のモデルとデザイン的には同じで、トラックパッドにもクリックボタンがあります。
ただグラフィックス性能が飛躍的にアップし、映像出力も他のMacBookと同じmini display port搭載となっています。

Overview Bigair Two20080115

 LEDバックライト搭載13.3インチディスプレイ
 1.6GHzまたは1.86GHz Intel Core 2 Duoプロセッサ
 1.36kg、薄さ0.4〜1.94cm
 NVIDIA GeForce 9400M統合型グラフィックス

LED Cinema Display 

MacBookラインナップ専用ディスプレイで、Mini DisplayPortケーブル、USBケーブル、MagSafeの電源ケーブルが1本になった三つ叉ケーブルがディスプレイから出ているため、これらをMacBookに接続するだけで24インチの大画面が使用できます。

Image1 20081014

Image5 20081014

  24インチ 1920 × 1200ピクセル
  内蔵iSightカメラ、マイク、スピーカー内蔵、USB Hub内蔵

DuoDockのような製品が出るという噂がありましたが、同じぐらい簡単に大画面と接続できるので、噂も結構いい線行っていたと言えるでしょう。

今回、iLife、iWorkのアップデートが無かったのは非常に残念ですが、久々のMacに関するメジャーアップデートでしたのでとてもエキサイティングでした。

ノート市場はASUS Eee PCのようなNetPCで戦々恐々としているので、アップルも800ドル台の格安ノートのではという噂もありましたが、従来のモデルを999ドルに値下げはしたものの、基本的には極端にこだわり抜いた作りとなったMacBookリリースするあたりがアップルらしいと言えるでしょう。

「これだけの製品でこの値段なら安い!」という感じで買ってしまいそうです。

個人的にはMacBook Airを買ったので、今は買えないです・・ハイ・・(^_^;)

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2008/10/14

3時間後になにがでる?

日本時間15日の午前2時からアップルのスペシャルイベントが開催され、たぶんノートタイプの新製品がリリースされると見られています。
日本時間の3時半ぐらいにはホームページに新製品が登場していることでしょう。

とりあえず現在は、Air以外のノートが全部新デザインとか、一部のMacBookとMacBook Proは以前のデザインのままとかいろいろな噂で盛り上がっています。
流出写真もいろいろ・・・

161822 161931

Mbp-Latch-3 Mbp-Latch-2

2008-10-13Mbpleak-4S-2008-10-13Mbpleak-5

まあ真偽のほどは分かりませんが・・・・

Macrumorsには以下のような製品ラインナップを予想しています。

  - K29, MB382LL/A $899.00 - MacBook? LED Apple Display?

  - M97, MB466LL/A $1,299.00 - MacBook
  - M97, MB467LL/A $1,599.00 - MacBook
  - M96, MB543LL/A $1,799.00 - MacBook Air
  - M96, MB940LL/A $2,499.00 - MacBook Air
  - M98, MB470LL/A $1,999.00 - 15" MacBook Pro
  - M98, MB471LL/A $2,499.00 - 15" MacBook Pro
  - M88, MB766LL/A $2,799.00 - 17" MacBook Pro

一番上の製品がディスプレイとなっていますが、一部の噂ではノートをディスプレイに差し込んで、デスクトップのように使うのではという、なんだか昔懐かしいPowerBookDuoのDuo Dockのような製品まで噂されています。(写真下がDuo Dock)

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真偽の程も後3時間ほどといった感じでしょうか?

個人的にはMacBook Airを買ってしまったので・・・・(^_^;)
iLifeとiWorkのアップデートも噂されているので期待したいところです!

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今更ながらGeniusプレイリストの感想

iTunes8が出て追加されたもっとも意義のある機能というとGeniusプレイリストだと思います。
アップデート後即試して画面キャプチャーをしたのですが、書いている暇が無く、今更とは思うもののちょこっと感想など・・・

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今まで、お気に入りの曲をランダムに取得するため「ジャンルがロックで、レートが5のものをランダムに選曲」といったスマートプレイリストをいくつか設定していました。(画面はすべてクリックで拡大)

Itunesscreensnapz020

ただスマートプレイリストのいまいちな点は「ランダム」といいつつ起動するたびに同じリストなこと。
毎回リストに変化をつけるため、再生したり、スキップした曲はしばらくリストに入れないなど、プレイリストに工夫する必要があります。

これに対してGeniusプレイリストは「更新」によって常に新しいリストが取得できるのですばらしいのですが、問題はちゃんと好みの曲を選んでくれるかどうかです。

私はほとんど邦楽を聞かないので他の方の例は分かりませんが、とりあえずイギリスのバンドYESで試してみましょう。

70年代の曲「Roundabout」を元にGeniusプレイリストを作ったのか下の例です。

Itunesscreensnapz011

70年代のブリティッシュロックを中心に選曲されているのが分かります。

では同じYESでも80年代に大ヒットした「Owner Of A Lonely Heart」を元にGeniusプレイリストを制作したら以下のようになりました。
なかなかうまい具合の選曲といえるでしょう。

Itunesscreensnapz010

両者を見比べて非常に良くできていると思うのが、どのバンドもかなりの代表曲がチョイスされていること。
まあその分驚きは少なくなるわけですが、ベストオブベストをチョイスしたい場合には最適と言えます。

ただ、Underworldを元にGeniusプレイリストを制作したら、ダンスミュージックという判断なのかなぜかShakatakのNight Birdsなどが選曲されるなど、たまに変な結果もあるようです。

Itunesscreensnapz012

しかしかなりいい線行ってるのでは無いでしょうか??
調子に乗ってあまり持っていない邦楽の楽曲を元にGeniusプレイリストを制作してみたら、なんだか微妙なプレイリストができてしまいました(笑)

Itunesscreensnapz013-2

ただ例えばビートルズのようなiTunes Storeで扱われていない楽曲はそれを元にGeniusプレイリストを制作することも、他の曲から制作したGeniusプレイリストにチョイスされることもありません。

Itunesscreensnapz014

これはiTunes Store全体の楽曲の販売傾向を分析して適応しているため、iTunes Storeで販売されていない楽曲についてデータが取れないためにこのような結果になるものと思われます。
AmazonのようにすべてのメーカのCDが売買されているサイトを元にすると良い結果が得られそうですがなかなかそうも行かないでしょう。

ちなみに、Geniusプレイリストを制作する場合iTunesはGeniusプレイリストに関する情報を収集しますが、それ以降はインターネット上での通信が行われるわけではなく、Ethernetのケーブルを抜いてもGeniusプレイリストを制作することができました。
仕組みはさっぱりですが、非常に良くできています。

単体のGeniusプレイリストだけだと同じ傾向の曲しか再生されないので飽きてしまうことがあるかもしれません。
こんな時は複数のGeniusプレイリストをスマートプレイリストでまとめるという方法も有効な気がします。

Itunesscreensnapz021

Geniusプレイリスト、人によってはGeniusプレイリストが作れない曲ばかりという人もいるようですが、なかなか優れものなので是非お試しを!

追記:
iTunes Storeから購入したアルバムの曲からGeniusプレイリストを作ろうとしたら断られました(笑)

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アーティストの知名度は不明ですが、曲はボヘミアン・ラプソディーなのでGeniusプレイリスト作れそうなものですがこんなこともあるんですね。
今後の進化に期待したいところです。

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2008/10/13

iPhoneトラブルその後

以前のエントリーでも書きましたが、ここしばらくiPhoneのマイクが音を拾わなくなることが多発。
しかし再現性に乏しく、ソフトバンクモバイルショップへ修理依頼に行ったときに限って症状が出なかったため、本格的に悪くなるまで待っておりました。

ところがつい先日「ひょっとして!」と思いつき、iPhoneのボディーを軽くねじってみたら、案の定マイクからの音声が入ったり切れたりすることから、ボディーに力が加わることで発生する微妙な断線と判断。
めでたく再現できるようになったため、出かけたついでにソフトバンクモバイルショップに行ってきました。

即故障と判断され、予想はしていましたが、やはりその場での新品交換となるとのこと。
この際、データの移行などは行ってくれないとの説明でしたが、私の場合はiTunesとシンクロしてバックアップを取っていますので問題なし。
SIMカードを入れ替えてアクティベーションしたら、箱などはなく画面と背面に保護ビニールが貼られた状態で「ハイどうぞ」と渡されて完了。

自宅へ戻り、Macと接続しiTunesで復元作業を行うと元のiPhoneと同じ設定、アプリ、コンテンツがインストールされ元通りに使用できる環境となりました。

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それにしても、故障したiPhoneはそのままアップルへ返送するとのことでしたが、きっちりと消去されるのかどうかが気になるところ。
お店の人は「ちゃんと消去されますから大丈夫です」って言っていましたが、交換修理品がどのように扱われるのか知っているとは思えません。
今後交換修理予定でソフトバンクに行かれる方は、事前にiTunesと同期してバックアップを取った後、復元によってiPhoneを工場出荷時の状態に戻しておいた方がよいでしょう。

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2008/10/12

ソフトバンクがiPhoneのCMを開始

ソフトバンクと言えば、犬のお父さんで 有名な白戸家のCMですが、この白戸家のCMにiPhone版が登場しました。

アップルと言えばどこの国の広告展開であっても、アメリカ本社で企画された広告だけしか使わせないので有名。
各国で勝手気ままに広告展開させないことで、アップル製品のイメージや企業イメージなどがぶれることなくユーザに伝わるためiPodなどでは非常に高い効果を上げています。
反面、各国の国民性を考慮していないため、例えば比較広告が今ひとつ受け入れられにくい、日本の市場では、、ユーザ自信がMacのアピールをするSwitchや、日本向けにラーメンズを起用したGet a MacといったMacのCMは比較的短期間しか放映されずに終了しています。

このように、良くても悪くてもすべて本社が管理するというのが今までの姿勢だっただけに、ソフトバンクによるiPhoneのCM展開というのはかなりアップル本社の本気度がかいま見えるというもの。
日本で非常に人気の高い白戸家にあやかりたいと言ったところでしょうか? ちなみにソフトバンクのCMギャラリーにはiPhoneのCMはまだ登場していません。(登場してもWindows Media Playerが必要なのでMacやiPhoneでは見ることできませんが・・・)




【オマケ】

うっとおしい「きくちももこ」(笑)の日本版Switch CM

中谷美紀がゲスト出演のラーメンズ版Get a Mac CM

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2008/10/10

キース・エマーソンのツアー開始

来週来日となるKeith Emerson Bandツアーが東ヨーロッパから開始されています。

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こちらのニュースサイトでは8月23日ラトビアのセットリストが!


Ignition
(*)
1st Presence
(*)
Welcome Back
Piano Concerto
Bitches Crystal
Malambo
(*)
Touch And Go
Lucky Man
Miles Away 1
(*)
Miles Away 2
(*)
Crusaders Cross
(*)
Fugue
(*)
Marche Train
(*)
Finale
(*)
The Barbarian
Prelude to a Hope
(*)
From the Beginning
Hoedown
Tarkus
Fanfare
Nutrocker



(*)印は先頃発売されたニューアルバム「Keith Emerson Band Featuring Marc Bonilla」からの曲。

前回の来日と違ってNICE時代の曲は入っていませんが、Emerson Lake & Palmer時代の名曲だけでなくEmerson Lake & Powellからも!
なかなかいいんじゃないですか?
まだまだ聴きたい曲はありますが、かなりのベストチョイスといえるでしょう。
日本でのセットリストと同じかどうか分かりませんが、多分これがベースとなるのだと思います。
ニューアルバムもかなりよい出来なのでどのようなライブになるか楽しみですね。
予習しておかねば!

ちなみにこちらのサイトには8月26日モスクワの写真も公開されています。

2005年の来日公演レポートはこちら

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2008/10/09

ハドソンのiPhoneアプリが一部無料に!

ITmedia「ハドソン、iPhoneアプリ「AQUA FOREST」など3タイトルを期間限定で無料化

本日から開催の東京ゲームショウ開催を記念してハドソンがAppStoreで販売しているアプリケーションの一部が期間限定で無料配信されています。

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無料となったのは「Aqua Forest」「ネオサメガメ」「Catch The Egg」の3種ということで、早速ダウンロードしてみました。
「Aqua Forest」「ネオサメガメ」は買おうかどうしようか悩んでいたので嬉しい限り。
「Catch The Egg」は公共の場では恥ずかしくて遊べないほどユニークな操作を行うゲーム。
いずれも加速度センサーを使用しています。
皆さんも是非ダウンロードしてみてはいかがでしょう?

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2008/10/03

iTunes 8.0.1アップデータ登場

iTunesが8.0.1にアップデートしました。
ダウンロードはソフトウェアアップデートより。

M075

iTunes 8.0.1 では、安定性とパフォーマンスが向上し、以下を含む多数の重要な不具合の修正が提供されています。


• 新規 Genius プレイリストの作成時に、現在の曲をシームレスに再生します。
• iPod nano への読み上げメニューの同期機能が向上します。
• ダウンロード時に HD TV エピソードが削除される問題を解決します。
• App Store からのアップデートの確認機能が向上します。
• VoiceOver を使用したユーザ補助機能が向上します。
• iPod への Genius の結果の同期で生じる問題を解決します。
以前は曲の再生中にGeniusボタンをクリックすると、Geniusプレイリストが生成されると同時に曲が最初に戻って再生されていましたが、8.0.1では曲がとぎれることなくGeniusプレイリストが生成されました。
細かいなあ・・(笑)

まあ全体的にはバグフィックスという感じ。

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2008/10/02

ニンテンドーDSi発表

engadgetによると、任天堂よりニンテンドーDSの後継機種となるDSiが発表されました。

engadget記事「任天堂、新型DS 「ニンテンドーDSi」を発表

Dsi

まあ噂通り3インチから3.25インチへと画面がほんのちょっと大きくなって、本体が少し薄くなって、カメラが付いたようです。
GBAスロットは無くなるが、SDスロットが付いてオーディオ再生にも対応とのこと。

11月1日発売で1万8900円。

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2008/10/01

iPhoneがご機嫌ななめ・・

1週間ぐらい前からiPhoneで電話を受けたりかけたりするさい、マイクロフォンが音を拾わない現象が出始めました。
つまり先方の声は聞こえるけど、こちらの声は全く聞こえないという状態。
ボイスレコーダーアプリなどを使用しても録音されません。
ヘッドホンに内蔵されているマイクでも同じ状況になること、iPhoneサポートページのディスカッションなどで同じようなトラブル事例がないことから、音声入力回路近辺といったハードウェアの問題という感じなのですが、問題は再現性が無いこと。
極めて高い頻度で発生するくせに、サポートに2回持って行った時には全く正常に動作してくれます。
壊れるなら思いっきり壊れてくれればいいのに・・・

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