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2008/11/15

The Who大阪公演2008

以下ネタバレですのでこれから行く方はご注意を。

2004年にロックオデッセイで初来日を果たしたものの単独公演は行っていなかったThe Whoが、ついに初めての単独公演を行うというので、大阪城ホールに行ってきました。
まさに最後の大物と言えるでしょう。(他に来日していない大物っていましたっけ?)

2008年11月13日(金)大阪城ホールに到着。

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れいによって、入り口前のグッズ売り場で、グッズ買おうとしたらパンフレットもTシャツも品切れで入荷待ちということで買えず・・・とりあえず売り場にストックしておいて欲しい・・
結局帰りにゲットしました。

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大阪城ホールって今まで1階席ばかりでアリーナ行ったこと無かったのですが、アリーナから見ると意外に小さく感じます。
今回はアリーナの中央よりちょっと後ろ目の、ちょうどミキサー席の横ぐらいですが、ステージもよく見える席でした。

7時15分ぐらいに客電が消え、メンバー登場。
1曲目から音もすばらしく、演奏も正確で、ロジャー・ダルトリー声でまくり・・・
でもなんだか頭の中がクリアというか・・・妙に冷静というか、堅いというか・・・
私だけでは無く、会場全体が最初緊張していたのか、ノリノリというにはほど遠い雰囲気で「今日は楽しめないのでは?」とちょっと焦りましたが、そんな状態も最初だけ。
なにせのっけからロジャー・ダルトリーは全くセーブすることなく歌い、惜しげもなくマイクを回しまくり、ピート・タウンゼントは風車のように腕を回してギターをかき鳴らしまくり・・・
この、まさに伝説どおりの状態を見ているうちに徐々にエンジンがかかってきたのか、テンションが高くなってきました。

ピートの演奏スタイルは本当に見ていてほれぼれ・・・よく空振りしないものです。

ステージの背面にはスクリーンがあって映像が映し出されるのですが、これがやっつけ仕事丸出しのヘッポコ映像・・・
加えて照明も機材の割にいまいち・・・
ひょっとするとこの映像があったから最初楽しめなかったのかもしれません。(これから行く方はあまり画面見ない方がよいです)

The Whoのイメージって「ギター壊すような過激なアクションと、爆音!」というのが一般的ですが、実際CD聴くと繊細な曲が多く、これらの曲でどうやって盛り上がるのかいまいち分からなかったのですが、実際にステージ見てその圧倒的なダイナミクスには驚かされました。
すごいメリハリのつけようで、盛り上がる部分は過剰なほどのギター+シャウトなのです。
ちょっと説明しづらく、こればかりはライブを見なければ体験することはできません。
今までのThe WhoのライブアルバムやDVDはいろいろありますが、あれらは実際のライブのすごさをなにも伝えていないと断言できます。

The Who強烈です。
まだ東京終わっていませんので、行ける方は是非生で見るべきです。

とりあえず大阪のセットリストは以下のとおり。

I Can't Explain (My Generation:1965)
The Seeker (Meaty Beaty Big and Bouncy:1971)
Relay (Single:1972)
Fragments (Endless Wire:2006)
Who Are You (Who Are You:1978)
Behind Blue Eyes (Who's Next:1971)
Good Looking Boy (Then and Now:2004)
Sister Disco (Who Are You:1978)
Baba O'Riley (Who's Next:1971)
Eminence Front (It's Hard:1982)
5:15  (Quadrophenia:1973)
Love, Reign O'er Me (Quadrophenia:1973)
Won't Get Fooled Again (Who's Next:1971)
My Generation (The Who:1965)

Encore------------------------------
Pinball Wizard (Tommy:1969)
Amazing Journey〜Sparks (Tommy:1969)
See Me, Feel Me〜Listening To You (Tommy:1969)
Tea & Theatre (Endless Wire:2006)

ニューアルバムからの曲はCDを完璧に再現しています。
Who Are YouやBaba O'Rileyなどは盛り上がりまくり。
Love, Reign O'er Meはちょっとジーンと・・・
My Generationでは聞けないと思っていたベースソロもちゃんと再現されていました。
Won't Get Fooled Againではギターが出ないトラブルなどもありましたが、会場歌いまくり。
Pinball Wizard〜See Me, Feel Me〜Listening To Youは本当に気持ちよい流れになっておりすばらしかった。
最後は2人だけでTea & Theatreをしっとりと演奏して終了。
約2時間弱のライブでした。

今回のメンバーは以下のとおり。

Roger Daltrey(Vo)
Pete Townshend (G)
Pino Palladino (B)
Zak Starkey (Dr)
John 'Rabbit' Bundrick (Key)
Simon Townshend (G)

なにせドラムのKeith Moonが78年に、ベースのJohn Entwistleが02年に他界してしまったため、昔のままのザ・フーとは言えないわけですが、ドラムのリンゴ・スターの息子も本当にキース・ムーンっぽくがんばっていましたし、良いメンバーを集めたと言えるでしょう。

ただ、ステージ上のモニターはトラブっていたようで、ピートがいらいらしたり、ツバはいたり・・・さすが不良老人!
MCもそんな状態を反映したものだったようですが、英語力のなさと訛りで聞き取れませんでした(-_-;)

ロジャーも明らかに初っ端から張り切りすぎたのか、後半かなり喉がやられている雰囲気で「明日の横浜大丈夫か??」って心配になってしまいます。

そんな状態だったら演奏悪そうなものですが、やたら良いから不思議です。
今回はどうしてもスケジュール的に無理だったのですが、もう一回聞きたい!!

またの来日を期待します。

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2008/11/09

デヴィッド・バーンが来日決定

デヴィッド・バーンとブライアン・イーノの競作アルバム「Everything That Happens Will Happen Today」が話題ですが、早々とデビット・バーンの来日が決まりました。

David Byrne And Brian Eno 2008

2009年1月23(金)大阪・なんばハッチ
Open 18:00 / Start 19:00
Ticket ¥8,500(税込/All Standing/1DRINK別)

2009年1月25日(日)神奈川・横浜ベイホール
Open 17:00 / Start 18:00
Ticket ¥8,500(税込/All Standing/1DRINK別)

2009年1月27日(火)東京・渋谷AX
2009年1月28日(水)東京・渋谷AX
Open 18:00 / Start 19:00
Ticket ¥8,500(税込/1F:オールスタンディング 2F:指定)

ただ、残念ながらメンバーにブライアン・イーノは入っていないようで、ニューアルバム以外に、トーキング・ヘッズ時代の曲も沢山演奏するようです。
メンバーは以下のとおり。

バンド
David Byrne: Voice/guitar
Mark Degli Antoni: Keys
Paul Frazier: Bass
Mauro Refosco: Percussion
Graham Hawthorne: Drums

コーラス
Kaïssa
Redray Frazier
Jenni Muldaur

ダンサー
Lily Baldwin
Natalie Kuhn
Steven Reker

変わったステージになりそうですね。

David Byrne & Brian Eno My Space
David Byrne 公式サイト

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イエス、ジョン・アンダーソン代役を立ててツアー開始

以前のエントリー「イエス結成40周年記念ツアーが中止に」で、ジョン・アンダーソンが喘息で入院となったためツアーが中止となったと言うニュースをお伝えしましたが、イエスがジョン・アンダーソンの代役を立ててツアーを開始したとの情報を知りました。
中止というので私も安心してしまってノーマークだったのですが、その後何があったのでしょう?
契約の問題などが絡んでいるのかもしれません。

公式サイトにも情報が出ています。

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イエスのメンバーがジョン・アンダーソンの代わりに選んだのはBenoit Davidという方。

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なんでもカナダのMysteryというプログレバンドのボーカリストとのことですが、趣味で(?)Close To The Edge Classic YES 71-74という71〜74年期イエスのクラシック曲を演奏するトリビュート・バンドでも活躍していることから抜擢されたようです。
雰囲気似てますよね。

クリスがインターネットで見つけて連絡したあたりが、ジャーニーのニューボーカルの抜擢劇と似てますが、もうちょっとプロの方のようです。

とりあえずこんなバンド↓

声似てますよね。

でもって5月頃に契約となったとのこと。
今月4日から北米ツアーが開始されたのでひょっとすると来年あたり日本でも見ることができるかもしれません。

いやーー驚きました。

ちなみに7日のニューハンプシャーのセットリストはこんな感じとのこと。

01 Firebird Suite (2:52)
02 Siberian Khatru (10:00)
03 Your Move / All Good People (7:29)
04 Heart Of The Sunrise (12:34)
05 Tempus Fugit (6:15)
06 Onward (5:29)
07 Astral Traveler (7:32)
08 Close To The Edge (20:45)
09 Parallels (6:47)
10 And You And I (12:10)
11 Mood For A Day / Clap (5:38)
12 Long Distance Runaround/The Fish(7:25)
13 Aliens (6:02)
14 Machine Messiah (10:55)
15 Soon (7:25)
16 Starship Trooper (13:40)
17 Owner Of A Lonely Heart (6:12)
18 Roundabout (9:28)

すごい曲数。
プログレって長い曲ばかりなのに20曲近いというのはすごいですね。
足すと2時間40分にもなります。
トレバー・ホーンがボーカリストだったDramaからも演奏されるというのは、ジョン・アンダーソンがいたら絶対に演奏されないから貴重と言えます。

ちなみにジョンはクビになったわけではなく、治ったら復帰するとのこと。

すでにYouTubeにはツアーの映像が沢山上がっていますのでごらんあれ。

声は似てますが、ジョンより動きに不自然さがありませんね。(笑)
緊張のせいか時々音程が危うくなるあたりが初々しいです。

さて日本に来るのでしょうか?
来たら是非みたいです。

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2008/11/08

ホント?iPhone用Bluetoothキーボードの噂

つい先日iPhoneにドックコネクタを介してキーボードを接続するハックは登場したと思ったら、なんと「BTKeyMini」なるiPhone用Bluetoothキーボードが登場するという噂であちらこちらのblogで話題になっています。
話題の元はAValibeという通販サイトの「MacAlly BTKeyMini Apple iphone keyboard Blue Tooth Apple iPHONE keyboard Pre-order」というページ。

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記事にはハッキリ「Apple iPhone」って書いてありますし、メーカーもMac用周辺機器で有名なmacallyとのことですが・・・なんだか怪しげですねー。
そもそもiPhoneはプロファイルがBluetoothキーボードに対応していません。
対応してたら皆さんとっくに現在市販されているBluetoothキーボード使っていますよね。
ただドックコネクタに何らかのアダプター接続したり、iPhone 2.2ではBluetoothに対応するのでは?なんていう憶測も出ています。

「虹色の林檎はどんな味?」さんの「iPhone 用 Bluetooth キーボードに Windows キー」によるとキーボードの写真をよく見ると(上の写真をクリックすると拡大)、ウインドウズキーがあるようで、「もうネタにしか思えなくなってきた :-pとのこと。
ちなみにmacallyが出しているキーボードは全てMac用でウインドウズキーの付いた製品は無いと記憶しています。
さてどうなることやら。

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2008/11/06

iPhoneのカメラでここまで撮れる

iPhoneのカメラというとさほど解像度も高くないし、オートフォーカスでもないし、「所詮オマケ」と思っている方は多いのではないでしょうか?
iPhone Photography Awardsというサイトでは、iPhoneで撮影した写真のコンテストを行っています。

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2008 Winnersを見ると正直素晴らしいものばかり。
質感や発色がとてもiPhoneで撮影したとは思えないものが沢山あります。
まあPhotoshop使ってたりもするのでしょうが、それにしても本当にカメラって機材じゃなくて腕だなあ・・・・と痛感します。(^^;)
偶然でも良いからこんな写真が撮れるようにこれからいっぱい撮ってみようかな。

とりあえずiPhoneで良い写真が撮影できたと思ったら、1枚5ドルでエントリーできますので自信のある方は是非お試しを!

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2008/11/04

iPhoneのドックコネクタにキーボードをつなぐハック登場

@Yumeya NEXT WEB SITEさん経由、ひとりぶろぐエントリー「[iPhone][Jailbreak]iPhoneにキーボードをつないでみた」と「[iPhone][Jailbreak]iPhoneにつないだキーボードから文字を入力してみた」によるとiPhoneのドックコネクタにシリアルキーボードを接続して文字入力することに成功したとのことです。

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とりあえず現時点ではまだまだ実験段階とのことですが、どうやらドックコネクタへのアクセスをアップルが認めたら、無限の可能性が広がりそうな雰囲気ですね。

ハードウェアキーボードの必要性とかは別にして、色々と今後に期待してしまいます。

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iPhone、今日から「公衆LANし放題」に

ソフトバンクモバイルがすでに発表していた「BBモバイルポイント」を無料で利用できるサービスが、「公衆無線LANし放題」として本日から利用可能になったとのこと。

ソフトバンクモバイル「設定方法

Fig Away Main

エリア情報を確認すると、私の場合「BBモバイルポイント」が側にないのですぐには試せないので後日試してみようと思います。

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