ハードディスクに大音響は注意?
ちょっと前の話題ですが、1月2日のengadgetのエントリーに「動画:HDDに向かって大声を出さないでください。」という記事がありました。
タイトルどおり、ハードディスクに向かって大声を出すとハードディスクのデータの読み書き時、レーテンシーが発生するというもの。
多分声による振動でエラーが発生しているのだと予想され興味深い実験ではありますが、ある意味「だから?」という反応の方がほとんどかもしれません。
でも、音響関係のエンジニア方だったら、この現象による不具合を経験している人が多いのでは無いでしょうか?
私はロックコンサートの会場でハードディスクによるレコーディングシステムを使用してマルチトラックの録音を行った際に、コンサート中にレコーダーが停止するという自体に何度か遭遇したことがあります。
私の知っているエンジニアの方は、ハードディスクタイプのAVCHDビデオカメラがいつの間にか停止していました。
多分ステレオ録音ぐらいだと何ともないのでしょうが、マルチトラックの録音や映像録画といった高ビットレートのものになってくると、スピーカーの音をもろに食らう客席でレコーディングするなどすると運が悪いと落ちることがあるようです。
これについては仲間内で「ハードディスクが大音量に曝されるとエラーを補正しきれなくなるのが原因では?」って話していましたが、engadgetの記事はまさにそれを裏付けるものとも言えるかもしれません。
コンサートだけに限らず、クラブやイベントなどの会場で、録画、録音、再生など、ハードディスクの読み書きを連続して行うシステムを使用するのは、多少リスクを伴う場合があるかも・・・
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