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2009/09/11

THE BEATLESボックスセットのファーストインプレッション

9月9日はザ・ビートルズのリマスター盤が全世界で発売となりました。

私も普段はロックだプログレだテクノだと言っていますが、実はザ・ビートルズを聞いたことから音楽が好きになり、その後ロックの世界をさまよった結果、好きがこうじてサウンド関連の仕事をすることとなったわけで、やはり私の原点と言っても過言ではありません。
そんなザ・ビートルズですから当然今回のリマスター、かなり前からステレオ盤のボックスセット、ザ・ビートルズ・ボックスと、 モノラル盤のボックスセットザ・ビートルズ・モノ・ボックスを予約しており、10日に到着したのでチョコッと中身と話題のリマスタリングされたサウンドを紹介しちゃいます。


ザ・ビートルズ・ボックス

まずはステレオボックスの方から。
箱はデカイです。
P1020035


開けるとこんな感じでかなりリッチ。
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中身はこんな感じで、Please Please MeからLet It Beまでの通常アルバムとアルバムに入ってない曲を集めたPast Mastersの14枚のアルバムと、ミニドキュメンタリーのDVD1枚が入っています。
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全部紙ジャケなのですがボックス用の特別仕様となっており、全アルバムに写真や解説の入ったブックレット(英語)と、日本版ブックレットがついています。
日本版ブックレットには解説や歌詞・訳詞の他、英語版ブックレットの解説の和訳も載っている親切さです。
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驚いたのはMagical Mystery Tourで、オリジナルのレコードにはさまっていたブックレットを完全に再現していて、そのマンガのストーリーも日本版ブックレットではキッチリ翻訳されていたりします。
たぶんオリジナルのレコードでも翻訳されたいなかったのではないでしょうか?
ちなみにモノボックスでは翻訳は載っていませんでした。
Img 1098


ザ・ビートルズ・モノ・ボックス

さて続いてはモノボックスです。

こちらは限定生産のようで、米国あたりでは品切れになっているとか。

最初価格が安いので英語版を予約していたのですが、アマゾンから9月に入荷の見込みが立たないというメールが来たため慌てて日本版を予約を変更したほどです。

ステレオボックスに比べるとずいぶん小振りです。
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開けるとこんな感じ。
ステレオボックスに比べると枚数が少ないのと、ほとんどのアルバムがシングルジャケットなのでパッケージが小さいわけです。

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Please Please MeからThe Beatles (いわゆるWhite Album) までに10枚に加えて、Mono Masters(Past Mastersのモノ版)の11枚のアルバムで構成され、英語版と日本語版のブックレットがついています。
Yellow Submarine、Abbey Road、Let It Beの3枚は入っていないので注意です。

P1020031


ジャケットはオリジナルを完全再現。
レコードのインナースリーブや、レコードレーベルまでかなり忠実です。

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The Beatles (White Album) はブロマイドやポスター状の歌詞カード、黒いインナースリーブ、ジャケットのエンボスまで完璧です。
いやー頑張ってますね。

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でもってリマスター版のサウンドは?

最近では「数年前にリマスター盤出さなかったっけ?」っていうアーティストでも、おかまいなしにリマスター盤リリースするためかなり食傷気味のリマスターですが、ザ・ビートルズの場合、最初にCD化されたっきり全くリマスタリングされていませんでした。
早速ステレオ盤を、旧盤と聴き比べてみましたが、確かにかなり違います。
しかし最近のロックのリマスター盤のように低音を増強して迫力を増すというような作業は一切行われていません。
どちらかというと、それぞれの楽器やボーカルが最良に鳴るようにチューニングしたという感じでしょうか?
音色もかなりいじってあるのですが、それよりも特徴的なのはアタックです。
ドラムやピアノなど、すべてにおいてアタックがキッチリ出ているので、全く音色が違うように聞こえます。
とくダネ!で小倉さんが「高価なオーディオじゃなくて、ラジオでも違いが分かる!!」って興奮していましたが、まさにそのとおりといえるでしょう。
以前のCDって普通に聴いていましたが、今思えばボケボケだったんですね・・・

ついでに2003年にリリースされたリミックス盤Let It Be... Nakedとも聞き比べてみましたが、こちらはさすがに各トラックレベルで音色いじっていますので、音が今風になっていて全く別物でした。


アナログレコードの音色か?

「今回のリマスター盤の特徴を一言で言うとアナログレコードの音」というような表現をよく目にしますが、念のためLet It Beのアナログレコードと比較してみました。
結論としてはアナログレコードの音と同じというのはウソ!

まあ最初から分かっていましたが、レコードプレーヤーって機種や部品の構成によってメチャクチャ音違うんですよ。
そんな状態で音色なんか比較できるわけがありませんし、音質的には全く違うものと言わざる得ません。
ただ、アナログレコードでは結構シンバル系統がかなりうるさいのですが、今回のリマスター盤ではこれらの耳障りな部分を多少落としてあるようです。
そういう意味でも音色が違います。
まあアナログレコードのテイストを現代によみがえらせたという感じでしょうか?


モノラルってどうなの?

実は私はモノ盤って初めて聴くのですが、リマスター云々というよりとても聞きやすくてビックリです。
ステレオボックス聴いて思いましたが、やはりビートルズの時代はステレオ黎明期な上、レコーディング機材もトラックが少なかったので、左楽器で右がボーカルなんて感じのステレオなのでとても違和感があります。
その点、モノラルは全員が関わってチャンとミックスされている感じがします。
そもそもミックス自体が全然違うので結構驚きます。
沢山聴いたわけではないのですが、Ob-La-Di, Ob-La-DaWhite Albumね)のモノ版ではイントロの手拍子が入っていませんでした。
また、ステレオ版のGot To Get You Into My LifeRevolverね)ではイントロのホーンのパートでテープが音飛びするのに気付いていましたが、なんとモノ版では音飛びがありません。
このことから、モノ版の方が先にミックスされたことが分かります。


全体としてどうなの?

ボリュームがあるのと、ステレオとモノラル、それから関連図書もいろいろ大人買いしちゃいましたからこれからしばらくビートルズ漬けかも・・・というかビートルズの世界って深いなあと再認識。
正直楽しすぎます。
お正月まで盛り上がれるの間違いないので皆さんもいかがです?(笑)


ちなみに、iPodや車で聴く場合、Magical Mystery Tourまでモノラルで、White Albumからステレオというのがおすすめです。

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