クラフトワークのボックス到着!
ビートルズのリマスタリング盤が今年話題になりましたが、マニア的に大変な出来事はクラフトワークがアウトバーンからツール・ド・フランスまでの8作品をリマスタリングするというニュース。
もともと2004年に計画されていたプロジェクトだけに、今回も半信半疑だったのですが、実際に出荷が開始され始めています。
iTunes Storeでもリリースされていますが、ここはブックレットなどが付属するボックスセットTHE CATALOGUEの購入を画策。
Amazonで購入してもよいのですが、日本版が出る可能性もあるため、ドイツ語盤でTシャツ付きのDER KATALOGをKraftwerkの公式サイトから購入することに決定し、10月アタマに注文。
その後発売が11月にずれ込んだりしつつ本日到着しました。
なんだかドイツ人の割に雑な梱包ですが、オレンジのテープがドイツっぽいです。(笑)
開けるとボックスとTシャツが入っていました。
ボックスはほぼアナログLPのサイズです。
でもって中はこんな感じ。
かなり豪華です。
これでTシャツ付きでほぼ110€ですから日本円で¥14,000ぐらいですか?Tシャツが¥2,000ぐらいと考えるとCD1枚は¥1,500って感じですかねえ・・・バラで買うより絶対お得なのでは?
ちなみにアメリカ盤はAmazonで買うとTシャツなしで¥13,565、日本盤はTシャツなしで¥20,000らしいですから、日本って本当にCDやDVDのソフト高いですよね。
それぞれのCDはアートワークが一新され、紙ジャケとなっています。さっそく昔の盤と聴き比べしましたが相当変わっています。
ローエンドが気持ちよく出るようになったのはもちろんですがドンシャリにはなっておらず、それぞれの音の立ち上がりが早く、パワフルな曲は音が前に出てきた感じで、スローな曲は透明感が増しています。
2003年にごく最近の技術で制作されたTOUR DE FRANCEでさえかなり違うのはちょっとびっくり。
エフェクトの粒立ちまでわかる仕上がりは素晴らしく、かなり時間かけてマスタリングしているのがわかります。
70年代のアーティストのリマスタリングというと「またかよ!」って感じだった昨今ですが、今回のリマスタリングだけは、熱狂的な方はオーディオ機器まで新調して待っていたというだ話を聞いたこともあるのですが、それだけのことはあると思います。
よくあるボーナストラックなどは一切無く、5.1サラウンド盤などもSACD盤なども付いていないストイックなリマスタリングですが、お好きな方には納得できる仕上がりと言えるのではないでしょうか。
ただクラフトワークのファンが毎回悩まされる問題は、英語版とドイツ語盤の2種類が発売されるということなのですが・・・(^^;)
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