iPhone 4とiOS4発表
WWDCで紹介されたのは結局大きく分けて、iOS 4(iPhone OS 4.0から名称変更)とiPhone 4の2つでした。
それにしてもiPhone 4(現時点では米国サイトのほうが情報は詳しいです)にはびっくりです。
iPhone 4は A4プロセッサ、6軸ジャイロセンサー、フロントカメラ搭載、LEDフラッシュ、ノイズキャンセル用セカンドマイク搭載。
でもって3.5インチ液晶は従来の4倍の解像度の960×640ピクセルで、なんと326DPIとなり印刷物並みの解像度。
これによりiPhone版のiBooksが登場し、iPadと同じように書籍を超高精細に表示できるようになったとのこと。
3Gでブラウジングで6時間、Wi-Fiブラウジングだと10時間、映像で10時間、音楽で40時間という驚異のバッテリー持続時間。
HSDPA/HSUPAで下り7.2Mbps、上り5.8Mbpsの3G性能をもち、Wi-Fiは、802.11n対応。
驚くのはカメラで、5メガでデジタルズーム5倍。
720p/30fpsのHDで撮影でき、$4.99で発売されるiMovie for iPhoneによって即編集して、360p/520p/720pで書き出して共有が可能とのこと。
さらに簡単にリアとフロントのカメラを切り替えることができ、Wi-Fiのみという制限はあるもののFaceTimeというビデオチャットも可能となっています。
すごすぎます。
16GBと32GBの2モデルでそれぞれ$199と$299という低価格。
それぞれブラックと、ホワイトの2色があり、さらにiPhone 4のエッジに装着する、白、ピンク、オレンジ、緑、ブルー、黒6色のバンパーケースも$29で販売されるようです。
iPhone 4は日本でも6月15日に予約開始、6月24日に発売開始とのこと。
これは思っていた以上に凄いスペックです。
ちなみにiOS4は6月21日にiPhone 3GS、iPhone 3G、最新のiPod touchが無料でアップデートできる人のことですが、iPhone 3GとiPod touchではハード的な制約で一部の機能が使用できないそうです。
現時点では今ひとつ分からないのですが、ヘッドホンジャック横のセカンドマイクは、騒がしい場所での通話のさいに周囲の音をひろってメインマイクの音と比較して、騒音だけを消して通話を明瞭にするためのマイクと思われますが、音楽を聴くときにノイズキャンセラー用のマイクとして機能するかどうかは不明です。
それにしてもiOS4は素晴らしい進化ですが、iPadには適応されないんですかね?
iPhone 4のインターフェースを触った後だとiPadが見劣りしたりしないのか微妙に心配です(笑)
追記:
米国のアップルサイトではビデオチャットFaceTimeの解説ビデオが公開されていますが、ちょっとウルっとくるはんなりとした出来となっています。
相変わらずうまいですねえ。
その後の情報でengadgetによると「iPhone 4の新機能 FaceTimeを扱ったコマーシャルは、映画『アメリカン・ビューティー』などで知られるサム・メンデス監督によるもの。」とのことです。
どうりで・・・
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