ユニボディの新型Mac miniが登場
「iMacと顧客がかぶるから近いうちに無くなる」という噂がずいぶん長い間ささやかれている割には一向に無くなる気配が無い、Mac miniですが、iPhone 4予約騒ぎに湧き立つ本日、なんの前触れ無くユニボディの筐体を採用し、設計を一新した全く新しいMac miniが登場しました。
●これが旧モデル
●でもってこれが新モデル
新しいMac miniは以前のモデルよりもかなりスリムになり、MacBook Proと同じくユニボディを採用。
さらに電源が内蔵されたため電源アダプターが無くなり、さらに底面を開けて自分でメモリの拡張が可能となっています。
CPUには2.4GHzまたは2.66GHz Intel Core 2 Duoプロセッサを、GPUにはNVIDIA GeForce 320Mグラフィックプロセッサ(256MB DDR3 SDRAMメモリ…メインメモリと共有 解像度最大2,560×1,600ピクセル)を搭載、さらにHDMIポート(マルチチャネルオーディオ出力をサポート)まで搭載し最大1,920×1,200ピクセル表示をサポートしています。
他にも、AirMac Extreme 802.11n Wi-Fi ワイヤレスネットワーク、Bluetooth 2.1 + EDR、10/100/1000BASE-T Ethernet、FireWire 800ポート×1、USB 2.0ポート×4、SDカードスロットを搭載。
全体的にMacBook Pro 13インチにHDMIをつけたような使用という感じでしょうか?
それにしてもよくここまで小型化して電源まで内蔵したものです。
価格は、2.4GHz Intel Core 2 Duo 2GBメモリ 320GB ハードドライブの標準構成で、¥68,800とリーズナブル。
ちなみに2.66GHz Intel Core 2 Duoに4GBメモリに変更したら¥94,000となっています。
さらにスーパードライブを廃し、2.66GHz Intel Core 2 Duo 4GB メモリ デュアルハードドライブ(500GB 7200 rpm)という仕様で、Snow Leopard Serverをプリインストールしたモデルも顕在で、これは¥99,800。
薄いためほとんどAppleTVかと思ってしまいます。
Mac miniの本来のターゲットはモニタもキーボードもすでに持っているWindowsユーザーへのアピールなわけですが、ここまで小さくて、安くて、高性能だと、1台買ってテレビにつないでiTunesとiPhoto専用のマシンとして使用してもいいですよね。
AppleTVが新しくなるという噂もありましたが、Mac miniは、AppleTVの存在価値を脅かすマシンと言えるでしょう。
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