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2010/09/02

本日のアップルスペシャルイベントまとめ

iOS4.1

様々なバグフィックスのほかに、露出の異なる3枚の写真を撮影して合成するHDR写真(High Dynamic Range Photos)を撮影可能。

また対戦ゲームや、友人と一緒にプレイするためのゲームセンター機能が搭載されました。

来週登場とのことです。


●iOS4.2

次は11月登場予定のiOS4.2のチラ見せです。

iPhoneやiPod touchはもちろん、ついにiPad対応となるとのことで期待大。

ワイヤレスでのプリント機能が搭載されているほか、AirPlay機能で離れた場所にあるAirPlay対応オーディオ機器に音楽や動画をストリーミングできます。


iPod shuffle

1世代前のボタンのあるスタイルに戻りました。

Genius mixesに対応し、VoiceOverを搭載しています。

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カラーは5色となり、容量は2GBで¥4,800。

すでに購入できる状態になっており1週間程度で到着する予定。


iPod nano

小型のマルチタッチのディスプレイが搭載されたiPodがリリースされるという噂がありましたが、これがiPod nano。

カメラは非搭載となりましたが「nano」のネーミングを裏切らない小型化が実現されています。

昔のiPod suffleぐらいの大きさではないでしょうか?

従来のiPod nanoの半分以上の小型化が実現されています。

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操作は当然マルチタッチディスプレイでおこない、クリップ付きで画面を見やすい方向に回転も可能。

液晶は1.54インチで、240×240ピクセル(220ppi)ですからかなり解像度が高いといえるでしょう。

Nike + iPod Sport Kitとの接続に対応し、FMラジオも内蔵されています。

これだけの機能をこんなに小型化して、最大24時間のオーディオ再生ができるというのも驚きです。

すでに購入できる状態になっており、10日ほどで入荷するようです。

色は7色で、価格は8GBが¥13,800、16GBが¥16,800。


iPod touch

噂どおりのiPhone 4と同じ、Ratinaディスプレイ、A4チップ、3軸ジャイロ、リア&フロントカメラ搭載で、FaceTimeもHDビデオ撮影もできるハイスペックな仕様となりました。

音楽だけだと1回の充電で40時間再生できるとのこと。

でもって、さらに薄くなっているのでびっくりです。

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ゲームセンターも搭載しCPUも早くなったわけで、単にメディアプレーヤーとしての位置づけだけではなく、明確にゲーム機としての位置づけを明確に打ち出してきたと言って良いでしょう。

納期は2〜3週間で8GBが¥20,900、32GBが¥27,800、64GBが¥36,800となっています。


iTunes 10

噂のクラウド機能は搭載されていませんでしたが、ロゴが一新され、GUIもアルバムごとにアートワークとともにリスト化するハイブリッドリストビューが搭載され管理がしやすくなっているようです。

AirPlay機能も搭載。

今回の目玉はPingと名付けられたソーシャルネットワーク機能で、好きなアーティストの最新情報をチェックしてコメントしたり、音楽の趣味が同じ人を見つけてフォローするなど、MySpaceとLast FMをあわせたような機能が搭載されています。


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ブラウザなどを使用せず「iTunesというクローズなアプリの中だけでソーシャルネットワークってどうよ?」って思っていたのですがiPhoneやiPod touchでも利用できるとのこと。

ちょっと実際に使ってみないと何ともいえない感じです。

iTunes 10は本日ダウンロード可能とのことですが、今現在はまだダウンロードできる状態にはなっていません。

Safari001.jpg*追記:現在iTunes 10はダウンロード可能となっています。

AppleTV

ここまでがかなり駆け足の紹介だったのですが、ここで「One more thingいやOne more hobby」とジョブスが言って場内爆笑。

AppleTVの発表です。

今までAppleTVを売ってきて何をユーザーが望んでいるか分かってきたので、それを形にしたのがAppleTVということで、ストレージなしで、ストリーミングで再生する形の手のひらサイズの超小型デバイスとして生まれ変わりました。

映画やドラマはすべてレンタルかiTunesやiPad、iPhoneからのストリーミング。

H.264、720p、30フレームの映像スペックです。

正直日本では映像コンテンツのレンタルなどが始まっていないのでかなり魅力は半減ですが、MacやiOS機器のコンテンツを大画面で楽しむ際のインターフェースとして使用するのはこれからのスタイルとしてありだと思います。

小型の割にAC内蔵で、HDMIの他にオプティカルオーディオアウトも搭載され、機能的には申し分ない上、噂どおり99ドルと低価格なのも魅力です。


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1ヶ月後に6カ国で販売開始となりますが、日本はこの中に含まれていません。

そのうち登場するとは思うのですが、いつになるのかは不明です。




ところで今回のキーノートの中継は途中で途切れたりしたことも何回かありましたが、非常にスムースで画質も音質も良い状態でした。

今後も続けてもらえるとありがたいですね。


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そういえばイベントの冒頭、スティーブ・ジョブスが登場すると客席で一人スタンディングオベーションをしているスティーブ・ウォズニアックをジョブスが見つけて、来場者に丁寧に紹介するシーンは個人的にうれしかったりします。

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