今年最初のライブ参戦は2011年1月13日(木)スティングから始まります。
皆勤賞ではないものの、何回目か分からないほど来日公演を見ているスティングですが、今回はオーケストラをバックに歌うシンクロニシティならぬシンフォニシティ ツアーと銘打たれたいつもと違う雰囲気です。
会場の大阪市中央体育館は初めて来ましたが、微妙に陰気くさい体育館らしい雰囲気(笑)
平日ですから来場者の出足も鈍く、開演の30分ぐらい前に到着したのですが、グッズ売り場もガラガラだったためTシャツとパンフレットを購入しました。

会場に入るとガラガラで心配しましたが、開演直前になるとほぼ満席状態で一安心です。(平日ですから遅れてくる人も続々・・)
開演時間を5分ほど過ぎたあたりでオーケストラの入場。
オーケストラ:東京ニューシティー管弦楽団
指揮:Steven Mercurio
ギター:Dominic Miller
ベース:Ira Coleman
パーカッション:Rhani Krija
パーカッション:Davia Cossin
コーラス:Jo Lawry
とりあえずセットリストは以下のとおり。
■第一部
01 If I Ever Lose My Faith In You
02 Every Little Thing She Does Is Magic (The Police cover)
03 Englishman In New York
04 Roxanne (The Police cover)
05 Straight to My Heart
06 When We Dance
07 Russians
08 I Hung My Head
09 Shape of My Heart
10 Why Should I Cry for You?
11 Whenever I Say Your Name
12 Fields of Gold
13 Next to You (The Police cover)
===休憩20分===
■第二部
14 A Thousand Years
15 This Cowboy Song
16 Tomorrow We'll See
17 Moon Over Bourbon Street
18 The End of the Game
19 You Will Be My Ain True Love
20 All Would Envy
21 Mad About You
22 King of Pain (The Police cover)
23 Every Breath You Take (The Police cover)
■Encore1
24 Desert Rose
■Encore2
25 She's Too Good for Me
26 Fragile
■Encore3
27 I Was Brought To My Senses(アカペラ)
さすがにこの曲数をぶっ続けでやるとオーケストラのチューニングが持たないのでしょうか?途中に20分の休憩を挟む2部構成で終了は10時近い長丁場です。
今回はオーケストラなのでゆったりと座ってみられるかと思ったのですが、女性のお客さんの多くがノリノリで、割とスタンディング状態でした。
ステージにはスクリーンが3面あるのですが、ビデオカメラ映像よりもイメージビデオ映像の方が多いため、スティングや演奏風景を見たい人には不満かもしれません。
正直ビデオアート作品も微妙だったりしますし・・照明も地味目です。(まあオーケストラですから)
音的にはさすがにオーケストラですからロックっぽい音圧ではありませんでしたが、素晴らしく上質。
バランスも音質も素晴らしく、オーケストラのバランスだけではなく、2人のパーカッショニスト+東京ニューシティー管弦楽団のパーカッショニスト2人、合計4人のパーカッションの表現も素晴らしいとしか言いようがありません。(何度か生楽器ではなく打ち込みなのではないかと疑いました・・笑)
また、東京ニューシティー管弦楽団全体もかなりうまく、さらにはバイオリン、チェロ、トランペットなどのソロまでこなす力量に加え、「のだめカンタービレのライジングスターオーケストラ」ばりのアクションまでこなすなど、なかなか強者揃い(笑)
オーケストラのアレンジも素晴らしく、Russiansで奏でられるキージェ中位(プロコフィエフ)のフレーズはオーケストラならではです。
そしてKing of Pain〜Every Breath You Takeの流れあたりはちょっとウルっと来るぐらい素晴らしい。
でもってDesert Roseが大迫力!
かなり満足感の高い仕上がりでした。
そんなことよりも、スティング以前より声出てませんか?!
かなり、無茶なこともしていましたが完璧としか言いようがありません。年齢考えるとすごいですよね。
オーケストラと言うことで、チケット購入を躊躇したコンサートでしたが、文句なく楽しむことができました。
この後、愛知と東京の4公演がありますが、行かれる方は双眼鏡を持って堪能してきてください。
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