WWDC2011でiCloudなど予告どおりのラインナップが登場
WWDC2011において、OS X LionとiOS 5とiCloudが発表されるとすでに発表されていましたが、その予告どおり各プロダクツの発表がスティーブ・ジョブスによって行われました。
アップルの録画ストリーミングはこちらから視聴できます。
アップルのキーノートで事前に発表内容を告知すると言うことは過去になかったため、「そのほかの新しい発表があるのでは?」という憶測もながれましたが、結果としては予告どおりと言う結果となりました。
ただ、各プロダクツともかなり気合いの入った出来となっています。
ついにOSレベルでオートセーブに対応し、ランチパッドと呼ばれるアプリケーションランチャー、マルチタッチジェスチャー、フルスクリーンアプリ機能を使用してiOS感覚での操作が可能となっているのが大きな特徴です。
その他250を超える新機能を搭載しています。
2,600円(安!)で7月発売だそうですが、なんと従来のようにDVDなどのメディアを使用せず、Mac App Storeのみでの販売となるそうで、どのようにアップデートされるのか興味津々です。
複数のMacを所有している場合は、1つのライセンスを購入するだけで全マシンのアップデートが可能とのことで、かなりお得と言えるでしょう。
新しい「通知機能」(プッシュ受信の通知)や、待ち受け画面から直接起動できボリュームボタンをレリーズとして使用できる進化したカメラアプリなど、200を超える新機能を搭載しているとのこと。
全く新しい機能として、なんとTwitterのAPIをOSレベルでサポートしている他、Remenber The MilkのようなToDo機能が標準で搭載されているのが見逃せません。
そして待望のドックケーブルを介さないWi-Fiによる新規機能が搭載されたほか、ついにMacやPCなどが無くても、iPhoneやiPad単体で、アクティベーションから本体のアップデートまでこなすことが可能となるとのこと。
これで、パソコンを持っていないお年寄りや子供にも気兼ねなくプレゼントできるようになったわけです。
リリースは秋とのことですから、同じ時期にiPhone 5の登場も期待できますね。
そして待ちに待ったiCloudが発表されました。
アドレスブックも、スケジュールも、写真も、iWarkなどのiCloud対応アプリで制作したドキュメントもすべてiCloud制作すると同時に保存され、MacだけでなくiPhoneやiPad上からもすぐにアクセスすることが可能とのこと。
自宅でやっていた仕事の続きをすぐに外出先でMacBook AirやiPadで行うことができるわけです。
またiTunesもクラウドとなり、過去に購入した楽曲はすべてクラウド上からいつでもダウンロード可能となります。(ストリーミングではないようです。)
オフラインではどのように動作するのかなど、一部詳細が分からないものもあるのですが、本当に楽しみです。
MacでもWindowsでも利用可能との話もありますが詳細は不明。
iCloudはバックアップ環境としても利用でき、どうやらmobile meに取って代わることになるようで、嬉しいことに無料のようです。
そして最後にOne More Thing。
iTunesで購入せずCDから取り込んだ楽曲を自動的にスキャンし、所有している楽曲をアップロードすることなく、いつでもクラウド上から使用することができるiTunes Match機能が紹介されて、約2時間と久々に長時間のキーノートが終了しました。
iCloud関連もiOS 5と同じく秋にリリースとのことです。
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コメント
All of my qeusitons settledthanks!
投稿: Adiana | 2011/07/05 15:15