GY-1エアを体験する
現在出張の真っ最中なのですが、宿泊したホテルでオーディオ機器を貸してくれるというので「iPhoneが接続できるヤツ!」というとやってきたのがフォステクスのGY-1エアでした。
あまりに珍しいのでレポートなどしてみましょう。
GY-1エアはスピーカーでありながら振動板を持っていません。
本体を置いた、素材自体を振動するタイプのスピーカーです。
つまり机の上に置いたら、机の天板を振動させて音を出すことができます。
この手の製品は私が子供のときからあり、たとえば発泡スチロールのパネルを振動させるものだったり、窓ガラスを振動させるものだったり、壁面を振動させるものだったり・・・本当にさまざまな製品がありました。
利点としては、通常のスピーカーのように指向性がないので聞く位置に左右されないこと。
しかし、過去の製品はお世辞にも音がよいとは言い難いものばかりでした。
そんなこんなでGY-1エアには興味津々。
本体は机の上などにおいて使用するので、小さいくせに1.7kgもあり机としっかり密着するようにできています。
早速iPhoneを接続して再生させてみましたが、過去の製品と圧倒的に違うのは高音を比較的まともに再生できること。
この手の製品は机などを振動させるのでツイーター的な性格の振動板がないため高音が出ないのが難点だったのですが、GY-1エアは思ったよりもちゃんと高音を再生します。
机の上から持ち上げると蚊の鳴くような音しかしなくなるので本体から高音が出ているわけではなく、本当にGY-1エアを置いた面の振動だけでフルレンジ再生させているようです。
ただ置いた面を振動させるという性格上、たとえば机の上に置いたら置く場所によって音が全く違ってきてしまいます。
ひどい音の場所もあれば、「こんなまともな音も出るの?」と感心するような場所もあり、面白い反面、よい音を出すにはそれなりにスキルがいります。
また当たり前ですが、置く面の素材で全く音が違うのは言うまでもありません。
また写真見てもわかるとおり1台しかないので当然モノラルです。
非常に面白い製品で、音もそこそこよいのですが、置いた面を振動させて音を出す製品をホテルに設置してもOKなんですかね?
隣の部屋に音がダダ漏れになっていないかかなり不安でしたが、なんだかんだ言って、思っていたよりもはるかに音がよいのはちょっとびっくりです。
発売されてから3年ほど経つ製品ですが、進化するでもなく現在も販売され続けているのはこの手の製品の完成形にかなり地階からということは言えるかもしれません。
ただ、同価格帯の他のスピーカーよりも音がよいかというとそれほどでもないです(笑)
音の善し悪しよりも、音が鳴っている環境を重視という感じでしょうか?


























































最近のコメント